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2006年9月30日 (土)

曽爾高原

_dsc_0317 タイトル『SONY(工事中)』のステージですすきと夕陽の写真に早速SHINさんからコメントを頂戴しました。ありがとうございます。

ライダー用語?で『IT´S A SONY』と言えばこの時期、曽爾高原になります。赤目四十八滝のすぐ近くなので予定外でしたが行くことにしました。567から784に乗り換えるのですが、この辺の道の渡り歩きは自分でも上手になったと思います。標識ではなく、道を探します。右に曲がる道、右に曲がる道、と念仏のように唱えていると、小さい忘れ去られたような道に気付きます。そこには小さな小さな『784』の看板があります。ピッタンコ。この道ですれ違う車はありませんでした。1.5車線の道の真ん中には苔がところどころ生えています。好きです。こういう道。鎧岩を眺めながら、記憶にある道を進みます。3度目の訪問ですが、初めて駐車場に停めます。バイクはそうはいっても100円です。

亀池のほとりにある売店で栄養補給です。売店のポスターで今日から亀池の周りでライトアップがあるのを知ります。ラッキー。そしてすすきの中を歩いていきます。駐車場の方からは『もうちょっとしたら見頃』と今日の時点ではまだ少し早いと言われましたが、気持ちのいい風とすすきの穂が揺らぐ姿は素敵でした。_dsc_0193_1 _dsc_0096_1 _dsc_0110_1 _dsc_0212_1 _dsc_0216_1 _dsc_0233_1

夕方、太陽が遠い山の中に消えていきます。山腹では多くの人たちがその姿を見入っていました。綺麗です。日が沈むと少し寒くなります。アベックはピッタリくっついています。半袖を着てきているおじちゃんは震えています。僕はライダージャケットはバイクに置いてきましたが、長袖のシャツです。それでも少し肌寒いです。陽が落ちるとこんどは亀池の周りの灯籠に灯が燈ります。電気の灯りなのが少し残念ですが、綺麗です。段々と周りが暗くなると灯りの光がその強さを増すように見えます。今日も素敵な光景を見ることが出来ました。_dsc_0293 _dsc_0279_1 _dsc_0305_1 _dsc_0283 _dsc_0357 _dsc_0345

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赤目四十八滝

折角書いたブログも一つのミスによりどこか遠いところに行ってしまいました。一度に力が抜けてしまいました。だからちょっとトーンダウン。

秋、この素敵な季節にどこに行こうか迷います。大昔に行ったことのある『赤目四十八滝』を訪ねることにしました。奈良から名阪国道に乗り針ICを降り、室生経由で赤目に入ります。_dsc_0092_3 _dsc_0006_2 _dsc_0099_2 _dsc_0216

四十八の名前が付いてはいますが、名前の付いている滝は実際にはその半分くらいの数です。その中でも大きな5つの滝には『赤目五瀑』 の名前が付けられています。売店街をつき抜けると大きな駐車場があります。バイクは200円です。ここでカメラバックを肩にかけ出発です。オオサンショウウオセンター入口で入山料300円を払います。ここから最後の滝まではパンフによれば90分です。予定通りであれば往復3時間のマイナスイオンタイムです。

道は所々細くなっています。人がすれ違うのも困難なところがあります。紅葉の季節には多くの人が来られます。そのときには大渋滞となるのでしょう。でも鳥取の投入堂と違って命の危険を感じるところは無かったです。今日はまだ紅葉には早く、時間も早かったので人が多くなかったのが幸いです。三脚を立てるのに人が多いと憚れるからです。僕は写真を撮ることもあり、最後の滝である『巌窟滝』に着いたのは、なんと入山から3時間が経過していました。ここまでは気が張っていたのですが、もうヘロヘロのパーです。帰路は足を引き摺るようにフラフラしながら帰りました。これでは『夢の縄文杉10時間コース』は、本当の夢になってしまいそうです。

大きな滝、小さな滝、綺麗な滝、可愛い滝、清楚な滝、堂々とした滝、優しい滝、色々な滝をここでは見ることができます。一箇所、コースから少し外れたところにあるのが『夫婦滝』。ふたつの水がなだれ込むときに一つになっています。夫婦が寄り添うような形を見せてくれます。足元を気をつけながら進むと、その先にふたりの女性が楽しそうに写真を取り合っていました。『ポーズをとってよ』とでも言っているのでしょう。撮られている女性が右手を腰に当てて『セクシーモデルポーズ』です。しばらく可愛い二人の邪魔にならないように後ろの方で見ていました。こちらはカメラバックと三脚とグリグリ頭です。変な人に間違われないように彼女たちのカメラで記念写真を撮ってあげました。_dsc_0303_1 _dsc_0276_2

滝も素敵ですが、『渕』とか『壺』とか名前の付いているグリーン色の深い水溜まりも素敵です。『赤目五瀑』のひとつ『布曳滝』の滝壺はなんと30mもの深さがあるそうです。その透明な綺麗な水だからこそ、オオサンショウウオも生息しているわけです。またそこには多くの魚たちも見ることが出来ます。帰路、フラフラしながら、水面をみていると吸い込まれそうになります。落ちちゃ駄目と思うと落ちてしまいそうです。2,3度、反対側の岩にもたれ掛かりました。

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オオサンショウウオの『タッキー』&『さんちゃん』のTシャツを欲しいと思いましたが、きっとこういうのって一時の衝動と大人らしく考え、買うのをグッと我慢しました。タッキー君たちが言っていました。『イオンはマイナス あなたにプラス』。誰が考えたコピーでしょうか。でもこの素朴さがいいですね♪ 他の人の何倍もかかってしまったこの四十八滝探勝でしたが、その分、人の何倍も楽しめた訳ですね。_p1000250 _p1000223

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2006年9月24日 (日)

三徳山 三佛寺

鳥取の2日目。

【澤の湯】→29号→21号→【三徳山 三佛寺】→【三朝温泉】→179→津山街道→人形峠→482→恩原高原→恩原ダム→辰巳峠→【佐治川】→53号→鷹狩駅→482→40号→【赤波川渓谷】→【板井原集落】→53号→373→大原→【宿場町 平福:川端の風景、宮本武蔵決闘の場】→佐用→2号→第二神明→伊川谷IC→北神戸線→有馬口→51号→有馬温泉→西宮北道路→西宮_dsc_0071

土門拳が日本一の建築物としてその名を挙げた『三徳山 三佛寺(みとくさん さんぶつじ)の投入堂』。断崖に張り付くように建つそれは奥の院です。「建つ」というよりは「浮かぶ」ようなその姿に人々は感嘆の声を上げずにはいられません。行きたい。そう思いました。

宿では館内にDSCを入れてくれました。盗難、悪戯が外出先では心配ですが、これでとても安心でした。宿は古くてちょっぴり汚かったですが、女将さんや従業員の方が親切でしたので、気持ちよかったです。朝風呂にも入り、今日の修行の為に心身ともに綺麗にしました。三佛寺では駐車場が分からず、DSCを停め、看板に地図に目をやっていると、ご夫婦が話しかけてこられました。やはり駐車場が分からないとのことです。来る道にあった駐車場を案内し、自分もそこに停めることとします。

入口からいきなり急な階段が続きます。参拝者受付に辿り着くまでにもう参っています。これから先が思いやられます。参拝料400円。途中、お地蔵さんに水をかけると琴の音が聞こえてくる水琴窟があります。なんとも心地よい音色です。ご本堂の裏手に登山事務所があります(200円)。ここで登山靴に近い靴を履いていない人は500円を払って草鞋を買います。(借りるのかな?僕はOKが出たのでそのままだったので詳しいことが分かりません)昨日も一人、山から落ちた人がいたそうです。登山名簿に氏名、住所、電話番号を記入し、入山時刻を記入します。帰りに下山時刻を記入し、安否の確認を取ります。ここで輪袈裟を提げていくように言われます。帰りにはお返しします。_dsc_0025_1 _p1000312 _dsc_0027_2 _p1000263

登山道に入っていきなりの難所です。もう本当によじ登るという表現がピッタリの急な坂道です。土から出ている根っこや、岩に手をやりながら、なんとか一歩一歩進みます。途中、草鞋を履かれたご夫婦が、草鞋は全く滑らない、と言われていました。日本文化の勝利です。でも僕は草鞋ではありません。クサリやロープがつけられている最難関の場所では、もう何度戻ろうと思ったことでしょうか。ここから落ちた人がいます、なんて看板もあります。ありゃ、ここから落ちたら助からないだろうな、ということは分かります。そしてやっとのことで投入堂に辿り着きます。まだまだ先との思いがあったので、少し意外でもありました。残念なことにお堂の周囲が工事中で、囲いやパイプが張り巡らされていて自然の中に忽然とその姿を現す、という感じがしませんでした。それでもその姿は凛として素敵でした。すると突然、雨が降ってきました。天気予報では降水確率10%とほぼ雨は降らないはずでしたが、奥の院にいたときだけ、雨に降られました。不思議な思いです。

ただそのため帰路の足元が悪く、何人かの人が滑って尻餅をついたりしていました。登山事務所で記入した下山時刻で、僕の所要時間は1時間25分でした。受付をされている兄さんは、救助の為に出動することが多いとのことで、僕の三分の一、30分くらいで行って帰ってこれるそうです。人の命がかかっているから、それでも少しでも早くなりたい、ならないといけない、と言われていました。_p1000326

179に戻る途中に、三朝温泉があります。川原に無料の露天風呂があります。カブが橋のたもとに止まっています。これに乗った兄ちゃんが風呂に入っていました。芸能人の『なずび』にその風貌の似た兄ちゃんは、熱過ぎてずっと入っていることができないと言っていました。僕も手を入れて温度を見てみましたが、やはり少し熱いようでした。ここも当然ながら簡易の脱衣所しかなく、周囲からは丸見えの状態です。混浴ですが、女の人でここに入るのはもの凄く勇気が必要です。

次の目的地『板井原集落』に向け出発です。TMにはこの場所のことは何も触れられていませんでした。昨夜の宿にあった鳥取県の案内パンフに見つけました。そこには『昭和30年代の集落がそのままそこにある』とあります。日本の原風景をこよなく愛する僕としては当然のことながらググッと引寄せられることとなりました。途中、佐治川や赤波川が作り出す自然の美しさに感動し、しばしバイクを止めてその風景に見入っていました。_p1000341

車一台がやっと通れるような道をヘルメットのシールドを上げて風を受けながらゆっくりと進みます。途中、湧水を汲みに来ていたおじさんに道が正しいかお聞きします。

暫くすると板井原集落の大きな石碑が建っています。着きました。石碑の前にバイクを止めてカメラバックを降ろします。それにしてもそこから見える家々の窓ガラスは割れ、屋根が折れています。でも畑には手の入れた様子があるし、わさび田にはネットが被せられています。そこで勇気を少し出して、集落の中に入っていきました。玄関前に出しっ放しであろうソファや、扉の開いた蔵、朽ち果てた玄関から見えるメチャメチャになって土台がむき出しとなった家内。ありゃ、ちょっと怖い雰囲気だな、と思っていると、目の前に大きな蜘蛛がスーッと糸を垂らして降りてきます。今までに見たことも無いような花火のように放射線状にどちらが頭か分からないようなヘンテコな蜘蛛です。思わず叫びそうになりました。折角なので一番奥の家屋まで歩を進めます。お地蔵様に綺麗な花が供えられています。人気(ひとけ)が全く無いのに人の手が加わった形跡が所々にあります。これがまた不思議な感じを一層高めてくれます。結局、30年代を疑似体験するということなく、ただ怖かっただけで集落を後にします。不完全燃焼です。_dsc_0123_3 _dsc_0106

国道に戻るべく南下していくと、そこにも『板井原集落』の看板がありました。あれっ?今来たところとは違う方角にその矢印があります。狐に抓まれたようですが矢印通りにDSCを進めます。すると、なんとそこには思ったとおりの光景が広がっていました。そこには写生のグループの方が10名ほど来られていました。DSCを見て声をかけてこられた方は御年80歳とのことです。若い頃には250ccに乗られていてブイブイいわせていたそうです。その方から、板井原の集落はふたつあることを教えてもらいました。僕が先に行った集落も間違いではなかったようです。ここで寄ってみたかった喫茶店『野土香』に入りました。古民家を改装したお店は2階がギャラリーになっています。優しい名前の通りの雰囲気のあるところです。_dsc_0226 _dsc_0159_1 _dsc_0262 _dsc_0209 _dsc_0201_1 _dsc_0173

宿場町平福に立ち寄り、江戸の空気を味わい、川端の光景に心和ませます。町の外れには宮本武蔵が初めて闘った地に記念碑が建っていました。赤い帽子を被ったお地蔵さんたちが並んでいました。川沿いには彼岸花が赤く色付いていました。

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帰りは中国自動車道で帰ろうと考えていましたが、佐用まで来て、ETCが利用できない中国道よりも利用可能な第二神明、阪神高速ルートで帰ることに急遽変更しました。ETCモニターは月2回以上の利用をするように言われています。このETC魂。モニターの中のモニター。『ザ・モニター』であります。 途中、事故で10kmの渋滞表示が出ていました。そこで、宝塚の看板を目印に北上することにしました。このルートは使ったことが今まで無かったし、ETCの使用可能ルートかも分かりません。宝塚ICだったら中国自動車道だし、そうとしたらETCは使えません。様々な思いが頭の中をクルクルします。結局、有馬口で降りたのですが、降り口にはETCブースもなく呆気なく出ることが出来ました。多分良かったのでしょう。あとは勝手知ったる有馬です。51号を駆け抜け、西宮まで快走です。総走行距離592.1km。この旅も、素敵な思い出となる旅になりました。

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2006年9月23日 (土)

燕趙園

9月は芸術の秋。23日前後は文化イベントの目白押しです。京都嵐山では音楽祭、神戸ポートピアでは花あかりフェスタ、和歌山雑賀崎では夕日を観る会が開催されている。ということで(?)僕は鳥取に行ってきました。

西宮→阪神高速西宮IC→第二神明→有年原交差点→373(TM:快走リバーサイドウェイ)→上月三差路→179→津山→院庄→【奥津渓】→奥津温泉→人形峠→【三朝 楽市楽座】→倉吉→東郷湖→【燕趙園】→はわい温泉→【羽合臨海公園】→ハワイ海水浴場→9号線→【風力発電用風車】→由良→【コナン通り】→【白壁土蔵群・赤瓦】→【東郷温泉】→【燕趙園】→【澤の湯】_dsc_0011

今日もETCを装填し出発。先日、二輪協会からメールがきて、11月からはいよいよ正式に二輪のETCがスタートとなります。これで使用可能な出入り口を確認せずに使えますし、何よりも名神高速などいままで試用期間中では使えなかった区間を使えるようになり、割引メリットも車同様使えるようになることが大きいです。この日も西宮⇔京橋の予定時間が20分と表示されています。空いていると15分表示なので少し混んでいるようです。所々詰まってはいましたが、まずまずの流れです。しかし、今日もメッシュジャケットです。下には長袖のシャツを着ていますが、少し、というよりも大分寒いです。後でやはりレインコートを着込むこととなりました。どうやら革ジャンがもう必要みたいです。_p1000075_1 _p1000041_4

有年を北上します。進行方向の町は一面、霧に覆われています。町全体が真っ白です。このあたりは自然の不思議をいつも見せてくれます。津山の町も本当はじっくり見たら楽しい町だと思うのですが、なかなか立寄ることが出来ません。今日も素通りです。これから先は温泉街が点在します。温泉好きには堪らないところです。奥津温泉の手前に奥津渓があります。石ころが岩を削り、穴の中でころころ転がり、やがて大きな穴を作ります。どれくらいの年月が必要なのでしょうか。とても大きな穴がふたつ、足元で水を溜めていました。

なるべく地図を見なくてもスッといけるように今日は179を真直ぐに行けば目的に着く予定です。途中から倉吉街道に入っていきますがここまできたら今度は案内板を頼りに進むことが出来ます。やがて東郷湖の向こうに燕趙園が見えてきました。素敵な風景です。駐車場にDSCを停めます(無論タダです)、日本一立派(と思います)な歩道橋を渡ります。入園料500円。ここは、SMAPの香取慎吾君が孫悟空を演じたドラマのロケ地になったところでもあります。設計から素材の調達、加工まで全て中国で行なわれた本格的な中国庭園です。園内には28の見所があります。また、今日と明日の2日間は、中華コスプレ日本大会』が開催されています。4000年の歴史を身に纏い、その美しさを競います。コンテストは24日とのことで、明日が一番賑わうとのことでした。数時間も過せる場所と思って行ったのですが、実際には一周約20分ほどで廻ることが出来ます。建物や庭園をじっくり見た後、コスプレ会場になっている集粋館に向かう。いた~。アニメから抜け出してきたような娘たちだ。写真を撮っていいか了解を頂きます。主催者がこの娘たちを滝の流れる舞台に移動させます。一旦は離れた僕でしたが、ちょっぴり気になり、舞台に映えるこの瞬間を切り出すことにしました。お礼を言うと、ピースサインまで送ってくれました。_dsc_0042 _p1000094 _dsc_0126 _dsc_0076_1 _dsc_0096 _dsc_0092_1 _dsc_0120_1 _dsc_0163 _dsc_0269 _dsc_0191_1 _dsc_0400 _dsc_0107

ずっとここで時間を過すのは厳しそうです。折角なので『ハワイ』に行ってきます。はわい温泉を最初目指したのですが、道に迷ったらしく日本海に出てしまいました。海が見えるとなんとなく落ち着きます。TMに『コナン』の文字を見つけてチェックしていた由良に向かいます。途中、大きい風車がクルクルと廻っていました。由良に入ると飛び飛びにコナンがいます。境港のゲゲゲの鬼太郎みたいにギュッと町が纏まっていません。だからだと思いますが、これを目当てに来た折角の人達をうまく取り込むことが出来ていないようです。もう少し工夫する必要があるようです。_p1000198_1 _p1000177 _p1000187_1 _p1000179 町の図書館では、小さいくなる前のコナン?が時計を見ていました。何時なのかな?と思い、時計を覗いてみましたが、文字盤も針もありませんでした。ありゃりゃ。

次に白壁土蔵群・赤瓦を目指します。ところが、どうも行き過ぎてしまったようです。看板も何も出ていませんでした。道を聞いたカップルが、丁度そこに行こうとされていたので、すぐに教えてもらうことが出来ました。ラッキーです。DSCを公園の隅っこに置かせてもらいます。ここで、カメラのアイピースが無くなっている事に気付きます。コンデジの方もモニターフィルムカバーが剥がれ掛けています。カメラの受難が続きます。結構多くの人たちが土蔵群には来ていました。観光バスも何台か停まっています。川が流れることで、その町並みはとても素敵になります。_dsc_0305 _dsc_0347 _dsc_0301 _dsc_0333_1 _p1000215 _dsc_0308

今宵の宿に向かいます。ネットで取った一泊二食付6,500円也の温泉旅館です。JR松崎駅のすぐ近くです。駅を目指しているとすぐに分かりました。駅前の商店街はご他聞に漏れず閑古鳥が鳴いていました。宿の前にある公園に借りたサンダルをつっかけて行くと足湯がありました。東郷湖が目の前を大きく広がっていました。燕趙園の夜景を撮ろうと思っていたのですが、パンフレットを見ると夏の間の土日は20時までやっていますが、9月は17時で閉園とあります。コナンではないですが、時計を見ると16時。急いでDSCに跨ります。宿からはDSCなら3分で着くことができます。再入場はチケットを見せるだけでOKです。東郷湖を背景に建物を撮ったり、中華コスプレのモデルを撮ったりしました。_dsc_0454 _dsc_0426 _p1000249 _dsc_0416

宿に戻り、部屋でゆっくりと晩飯です。ちょっと休憩した後、温泉に入ります。ケロリンの桶にちょっと嬉しくなります。テレビはとても小さいのですが、なんとBSも映ります。この日、寅さんがやっていました。嬉しかったです。竹下景子がマドンナです。このときの竹下景子はとても可愛く綺麗です。薄い布団に横になりながら、寅さんを鳥取で見ています。

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2006年9月18日 (月)

近つ飛鳥博物館

九州の方は台風の影響でもの凄いことになっています。こちらはというと朝からお日様が覗いています。いきなり雨が降ってきそうな感じはしますが、近くで行きたかったところの一つ『近(ちか)つ飛鳥博物館』を目指します。変な名前ですね。僕も最初なんて読んでいいのか分かりませんでした。博物館入口でそのことが合点いきました。大和の国にはふたつの飛鳥があって、この阪南地区にある近い飛鳥と、奈良県にある遠い飛鳥。それゆえ、近つ飛鳥、と呼ばれていたとのこと。ふ~ん、なるほど。_dsc_0014_5

この博物館は建築家安藤忠雄氏の作品です。友人が教えてくれました。でも地図をみると絶対に迷いそうな場所にあります。43号を弁天町経由で堺に南下し、310に入り、亀の甲交差点を左折します。あとは大体東の方にいけば着ける予定です。途中、2度ほど道を尋ね、やっとの思いで到着です。途中、看板らしきものはなにもありませんでした。しかも着いたのは、博物館の方ではなく、隣接する『近つ飛鳥風土記の丘』の方でした。管理事務所前にある駐輪場にバイクを止め、早速博物館に向かいます。途中、古墳を何基か目にします。山に登れば29ヘクタールの園内に102基の円墳がある『一須賀古墳群』が広がっています。6世紀後半に作られたとのことです。

長い下り坂をゆっくりと降りていきます。途中、オニヤンマが行ったり来たりしています。指を高く掲げ、止まってくれるように頼みます。僕の指に止まってはくれませんでしたが、僕の横にある木に止まってくれました。そこで写真を撮る間、じっとしていてくれました。写真を撮り終え、『ありがとう』と声をかけるとどこかに飛んでいってしまいました

博物館に入る前に、建物探訪(どこかのテレビ番組みたい)です。階段がダーッと続いていますが、一番下は池があって行き止まりです。これなんかは来てみないと分からないことですね。階段の写真を撮っているときは、誰も廻りにいませんでした。コンクリートでつくられた安藤作品は、自然との共生を感じさせます。_dsc_0058_1 _dsc_0039_4 _dsc_0051 _dsc_0027_1

そしていよいよ博物館の中に入っていきます。入場料500円を自動販売機で購入し、係りの方に渡します。引替えにパンフレットを貰います。ゆっくりと回転しながらスロープを降りていきながら、展示品を見るようになります。あまりカシャカシャするのは相応しくなかったのでここではコンデジ(FX01→28mmが効きました)に登場してもらいます。少しくらい館内は落ち着いた感じがして、なかなかいい雰囲気です。所々に立たれている係りの女性たちも子供連れの家族の相手をしていたり、好印象です。3つのゾーンに分かれていて『近つ飛鳥と国際交流』 『日本古代国家の源流』 『現代科学と文化遺産』 のタイトルがつけられています。装飾具や埴輪、銅鏡や貨幣、馬具や狩猟道具など当時の人たちの生活ぶりが窺えます。_p1000014_1 _p1000004 _p1000027_3

途中、楽をするためにのったエレベーターに少しドッキリ。あの、あのシンドラー製のエレベーターに乗ってしまいました。最初は気付かなかったのですが、あまりにもベタベタ張り紙があり、この機は大丈夫です、と書いてあります。そしてメーカーを見るとシンドラーでした。きっと最初の入札で最も安かったのでしょう。命に関わる乗り物であることをメーカーとしてキチンと認識して欲しいものです。_dsc_0097_1 _dsc_0081 _dsc_0076 _dsc_0074_1

建物を出て、地図とにらめっこです。広大な敷地です。なるべく古墳を効率的に、そして楽チンに見れるルートを見定めます。『J支群』と名付けられた地区を目指します。結構な急坂です。いきなりの攻撃に少しタジタジします。途中、石室の上を鉄の橋が渡っています。下を覗けるようになっています。昔、この古墳に眠っていた方は、まさか、このような状態で覗かれるとは思ってもいなかったと思います。

どうせなら、とくるっと一周をしてみます。でももう登りは無いだろう、との淡い期待の下の判断でしたが、すぐにその判断は間違っていたことに気付かされます。苔むした道をゆっくりゆっくりと歩いていきます。 『マムシ注意(毒蛇)』などという出たらどうしたらいいの?の言うだけ看板を目にして先に進みます。木々で覆われ、木漏れ日も入ってきません。やっとのことで頂上につき、そこだけに日が差し込んでいました。_p1000071_1

あとは第一展望台から下り一直線です。途中、道が無くなり、緑の広場を横切ります。それにしてもバッタやトカゲなどがたくさんいます。トノサマガエルも途中で見つけました。このカエルも、僕が写真を撮っている間だけジッとしてくれていました。ここの生き物たちは本当、可愛いです。

_p1000079_1 バイクに戻り、来た道を帰ります。往きし迷いに迷ったので、大丈夫かな?と少し不安でしたが、お陰さまで310に戻ることが出来ました。これもあのPLタワーのお陰かもしれません。この塔はどこからも良く見えます。これを目印に方向を失うことなく戻れました。さあ、あとは夕方までに家に戻ればゲームオーバーです。

途中、『てんぷるさん』のお店に立寄ることにしました。いつも310を通ってお店を見かけていたのですが、営業時間外に通ることが多かったのですが、てんぷるさんから気軽に寄って、と仰って貰ったので、いきなりですが寄らせてもらいました。_p1000082_1お店の前でDSCを横付けし、一枚記念写真を撮って、ドアを開けると、そこにはてんぷるさんと奥様がいらっしゃいます。てんぷるさんから『tetsuさんですか?』とこれまた嬉しい一言を頂戴します。『ありゃ、すぐ分かりましたか?』 『赤いバイクですぐ分かりました。』なんとも嬉しいではありませんか。お茶をご馳走になり、バイク談義です。店内を飾っている写真を見せてもらいます。夕方までに帰らねばカラータイマーが点滅する身、あっという間でしたが、またお会い出来るのを楽しみに、お店を後にしました。てんぷるさん、どうもありがとうございました。

 

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2006年9月17日 (日)

東光院(萩の寺)

明光寺にはがっかりさせられた。萩に対するフラストレーションが溜まっている。これを解消するにはやはり『萩』しかない。萩には萩である。だったらここでしょ、という東光院に行ってきました。阪急宝塚線曽根駅から徒歩5分ほどの処にあるやはり『萩の寺』として有名な処です。新西国33ヶ所の第12番霊場、また、西国七福神第1番霊場でもあります。ここは公式HPもありチェックすると、早咲きの萩はいまが満開とのことでした。満開ならば行かねばなりますまい。一度出発しようとしましたが、雨がポツリポツリ、大雨の予感です。今日は駄目かな、と弱気になりますが、少ししたら、薄日も差してきました。また100円ショップで買ったレインコートを持っていきます。大活躍です。171から334に入ります。途中、車が数珠繋ぎとなって動いていません。カブの僕はその横を縦横無尽にすり抜けます。カブに渋滞はありません。渋滞の理由はダイヤモンドシティでした。皆さん、三連休の中日、近くの雨に濡れない場所を目指していたようです。それを過ぎると先ほどまでの渋滞がウソのようです。伊丹空港の下を通るトンネル手前に、飛行機を見れる新しいスポットが出来ていました。帰りに寄ろうと思いましたが、雨が降っていたのでまたの機会に挑戦します。_dsc_0020 _dsc_0004_1 _dsc_0046 _dsc_0040

ここも勝手知ったるお寺です。公園入口の空きスペースにカブを潜り込ませます。500円の拝観料を支払います。振り返ると駐輪場の看板が。料金所の方にカブをとめてもいいですか?と聞くと、全然OKとのことですので移動します。ここは山門から真直ぐに伸びる参道沿いに萩が綺麗に咲いています。真正面に納経所があり、右手奥にご本堂があります。山門と納経所、そして本堂を結ぶ三角地帯に萩のトンネルがあります。背丈を越す大きな萩は非常の見ごたえがあります。あるはずでした。。。が今日はまだ全然花は咲いていませんでした。参道の萩だけが満開で、メインのトンネルの花は、まだ0.2部咲き?位で折角来ていたアベックもがっかりして首を垂れていました。デートのときは事前チェックを大事にね。こういう状況下ではマクロレンズの登場です。綺麗な花を見つけては、その前に陣取り、あるときは立ち膝で、あるときは座り込んで花と向き合います。また、参道を望遠で切り取ったりもしましたが、後から後から来る参拝の方々になかなかシャッターチャンスが訪れません。でもここでは、僕の為にその歩を止められる方が結構いらして、こちらが恐縮するほどでした。納経所横の道了堂では、琴が奏でられていました。萩と琴の音、いいですね~。_dsc_0133_1 _dsc_0009 _dsc_0061 _dsc_0088_1

ここでは住職が直接、萩のトンネル入口を塞いでいた花を留め直すように指示を出していました。きっとこれが普通なのでしょうけど、明光寺のそれと随分違うので、なんか嬉しくなりました。やはり住職の気持ちが、来る者へちゃんと伝わると思います。

『萩まつり』は9月16日(土)から24日(日)まで、午前9時から午後5時まで開催されています。_dsc_0079_1 _dsc_0060_1 _dsc_0052_1

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HD須磨店

明光寺を後にして、若宮IC近くにある『ハーレーダビッドソンテイク須磨』に寄ります。全国に4つしかないHDのメガディーラーのひとつです(関東に2つ、東海に1つ)。昨日、新聞で見たHD昭和の森は、お店と言うよりも展示会場の様で広大な店内がバイク好きにとってはパラダイスのようでした。到着。想像していたよりも思いっきり小さいです。仕方ありません。_p1000014

駐車場にはハーレーがズラッと並んでいます。おぉ~、すげ~。店内に入って、しばらく展示バイクの周りをウロウロとします。店員さんが『どうぞ跨って下さい。』と言ってくれたので、早速跨らせてもらいます。ソフテイルデラックスです。ホワイトウォールタイヤがブルーの透明シートでカバーされています。思ったよりもタンクが小さく感じます。DSCが400にも拘らず結構でかいことが影響しているのでしょう。

次にウルトラクラッシックエレクトラグライド(FLHTCU)に跨ります。足が踵まできっちり着きません。400kgの重量をこれで支えきれるのでしょうか、少し不安です。店の方は、重心が低いのでそんなに心配することはないと、仰られます。また、BMWの店の方から聞いた『ベルトが切れる話』については、物だから切れることは考えられるが、近年細く強くなっており、ねじれが無いようにキチンとメンテすれば、殆ど切れることはない、とのことでした。実際、このお店が出来て1年強になるらしいのですが、これまでお客様でベルトが切れた方はいないとのことでした。これでベルト問題は安心です。

FLHTCU、ハーレーの最高峰で300万円します。今日はカメラバック持参しています。後のボックスに入るか、実験してくれました。もう全然余裕で入ります。三脚もサイドバックに入りそうです(今日は持参せず)。収納力は抜群です。また、オプションでバックの上に荷物を載せるようにキャリアをつけることも可能だとのことです。この重量ある車体を自在に操るひとつの機能にバックギアがありますが、HDで純正はなく、すべて社外オプション扱いになるとのことでした。最後に気になる、スポーツスター50周年記念車ですが、すでに完売に近い状態であるとのことでした。人気があります。_p1000018_1 _p1000017_1

いまバイクは何を乗られているんですか?と言われ、DSCと返事し、まだ免許を取って3年、大型は最近取ったばかりと返事をします。もう20年くらい乗られていると思いました、を言われました。ということは、18歳で免許(但し4輪)を取った僕です。現在38歳。まぁ、そんなところでしょうか。( 『うそつき・・・』 遠くから声が聞こえてきます)

【2輪ETC~4回目の挑戦】 

若い僕は、HD駐車場でETCにカードをセットし、若宮ICから高速に入ります。ただ、ここ若宮ICにいつもある『バイクETC』の看板が見当たりません。少し不安になり、ETC専用でなく、一般・ETC併用のコースを選択して、車の後に続きます。料金所のおじさんは、僕の腕に着けられている腕章を見て、また僕が大きな声で『ETC OKですか?』と聞くのに答えて、大丈夫の頷きと、腕を振りそのまま行くように指示を出してくれます。ありがとう、とこちらも頷きの合図を送り、アクセルを廻します。月2回程の利用を義務付けられており、その利用でもあります。快調に気持ちよく高速を飛ばします。西宮ICで降りるとき、ETCの装置が道路沿いに設置されているのに気付きました。

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明光寺(萩の寺)

43号線を西に走ります。新長田駅を過ぎたら一つ目の大きな交差点が大橋9丁目、そこを右折し、22号線に沿って北上します。高速の高架下をくぐるとすぐに明光寺があります。入口は急坂です。DSCで行くのも躊躇われますが、3度目の訪問です。勝手が分かっていますから、ゆっくりと上がっていきます。一組のご家族が墓参りに来られていました。もう帰られるところですれ違うこととなりました。これでこのお寺には僕一人だけです。_p1000005_2 _p1000002_1

メッシュジャケットにインナーを着けましたが、少し暑いです。一旦ジャケットを脱ぎ、Tシャツだけとなりましたが、蚊の連続攻撃を受け、インナーを取り去り、ジャケットを再び着ます。これで落ち着いて写真を撮ることが出来ます。なんかがおかしいです。萩の花がまったく人の手を入れられておらず、伸び放題となっています。そんなに大きくない境内の一角に萩は植えられているのですが、なにもしていないようです。少なくとも『萩の寺』と看板を挙げているのですから、もう少し見せる、見て頂くという工夫や思いやりが欲しいところです。

荒れ放題という萩の状態に少し哀しくなり、早々に退散することとなりました。つくつくぼうしが秋の空気を静かに揺らしていました。_p1000008_1 _dsc_0039_3

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2006年9月16日 (土)

武田尾

_p1000082 武田尾。もうどれ位、来ているだろうか。すぐ近くにこれだけの自然が残っていることは本当に嬉しい。今日は台風で崩壊した橋が、再び架けられていると教えてもらったので、挨拶しに行ってきた。同じ赤い橋だが、以前の橋はどことなく頼りなさげで、それがまた良い味を出していたが、こんどの橋はガシーンとしてそれは立派な橋です。次作は台風が来ようと何が来ようと崩れないものを作るんだ、という地元の人たちの熱い思いが伝わってきます。まだ通行止めの札が橋の入口にありましたが間もなく開通するようです。

道すがら、ケイトウの花を見つけました。ベルベットのような感触をもつこの花の赤は、ひまわりの黄色とともに、この世の財産の一つだと思います。_p1000041_2 _p1000058_1 秋が確実に近づいていることを感じます。草の乾いた匂いや、コスモスの花たちに。明日香の彼岸花はまだ少し早いらしい。

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赤レンガ倉庫

_p1000032 _p1000008 だんじりからの帰り、雨はなんとか大丈夫みたいだ。早速、大好きな寄り道。弁天町の交差点を左折し、大阪港に向かう。道路標識は『海遊館』を目印にすれば間違うことはない。原付は通れない咲洲トンネル左手の道を入りUターン。さて赤レンガ倉庫はどっちだったかな? だんじりで狂ってしまったtetsuナビは不調。通りすがりに人に尋ねる。多分住友倉庫のことだと思う、とその人は教えてくれた。遠くにその名前が見えた。

大正12年(1923年)建造の旧住友倉庫は、大阪市が02年に買い上げ展示場として解放していたが、姉歯事件の影響からか、耐震基準を満たしていないとのことで今年3月から閉鎖となっている。(9月15日付日経夕刊『夕悠関西』より) もったいない話だ。補強修復をしてまたその素敵な姿を見せて欲しい。倉庫を見終えると、雨が又ポツリポツリと降り出してきた。68年建築の倉庫を改造した展示フロアー『海岸通ギャラリーCASO』の場所を確認して帰路についた。_dsc_0341 _dsc_0326_1 _dsc_0359 _dsc_0358

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岸和田だんじり祭

_dsc_0137 だんじり祭りが今日と明日の2日間、大阪岸和田で開催される。勇壮な祭りとしてその名を全国に轟かせている。今日から3連休であるが、台風が九州に近づいており、雨模様である。天気予報では午後から雨だったのが、曇りと変わってきた。行っちゃえ。100円ショップで買ったレインコートをビニール袋に押し込み、出発。道路事情や駐車事情が分からないため、小回りの効くカブが相棒だ。家を出てすぐにだんじり祭のHPより出力したマップを忘れてきたのに気付くが、後戻りも嫌で、頭に入っている記憶を頼りにそのまま向かった。43号から弁天町、堺方面に右折し、湾岸沿いを走る。目標は『だんじり会館』。そこの駐輪場にうまく停めれたらと考える。「岸和田市」の看板を横目に、町に入っていく。

はっぴを着た人たちが目立ってきた。だんじりの前にたくさんの曳き手たちがいて、その出発までの時間を待っている。途中ではっぴ姿の兄さんに会館の場所を聞くが、頭にいれた地図とは反対の道である。これでtetsuナビは崩壊した。岸和田城を左手にみて、そのすぐ先に会館はあった。しかし、駐輪スペースがいまひとつはっきりしない。結局、はっぴ衆たちが自転車を止めている場所に一緒に止めさせてもらった。

そこから皆が歩く流れに乗って歩く。着いた所は、後から地図を見ると『疎開道』というところだった。3基のだんじりを見ながら歩を進める。やがて独特の空気が流れだす。狭い道には曳き手と見物人でごった返してきた。パタパタパタ。綱を握る衆達が、この団扇が叩かれる音を合図に、一斉に走り出す。狭い道を一斉にである。なかには転ぶ人もいる。一度転んだら、その津波のような流れから脱出するのは難しい。意表を突かれる。この狭い道でのもうダッシュは想定していなかった。目の前を疾走する曳き手たちがカメラバックを斜め掛けている僕にぶつかる。危ない危ない。僕の隣には髪を編みこんだいなせな姉さんがふたり、はっぴを着て知り合いたちに声を掛けている。衆が走り出すと同時に、空から雨が降ってきた。カメラをタオルに包むが、縦位置、横位置にカメラを振るとタオルが邪魔になる。ええいままよ。タオルを直し、目の前を通り過ぎるだんじりにシャッターを押し込んだ。_p1000003 _dsc_0005_2

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今日は宵宮、明日は本宮である。だんじりの真骨頂であるあの走りながら方向を変える『やりまわし』を見たかったが、ぐちょぐちょになるのが嫌で、あの疾風の迫力に感動を残しながら、帰路につく。途中、川端筋との交差点や、駅前通商店街のアーケードで、だんじりとすれ違う。もう一度カメラをセットしたい、と思ったりするが、グッと我慢。春木地区のだんじりを最後に見納めだ。本当に少しの時間だったが、来て良かった。_dsc_0212 _dsc_0206 _dsc_0021 _dsc_0024 _dsc_0298

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2006年9月13日 (水)

NHK『趣味悠々』

Text_1  NHKでやっている番組です。パソコンや楽器、最近はデジタルカメラまでその入門者にターゲットを合わせ、分かり易く説明してくれます。そして今回は、『四国八十八ヶ所  はじめてのお遍路』と題し、9月6日から11月29日までの毎週水曜日(再放送は翌週水曜日)まで全13回に分けて放送されます。今日は第2回目の『到着・現地での準備』でした。

僕はと云うと、巡礼に行く前に本2冊を買いこみ、ネットで関連HPをチェックし、最低限必要な知識だけをもって一番札所である霊山寺で必要な白衣などを購入しました。来週は、『参拝の作法を学ぼう』ではありますが、僕の場合は自己流だったと思います。最後の方では、ご本堂、大師堂に『こんにちは』などと言って廻っていましたから。数珠も巡礼用の長い数珠でなく、亡き父の使っていたものを母から貰い、それを持参しました。決められたとおりにしないと気が済まない人もいれば、心が通じていれば失礼のない限り形にはこだわらない人もいます。色々な人がいて良いと思います。P1000777

テレビを見ていてあのとき感じた『素敵』を思い出します。巡礼の旅は四国だけでなく、関西にも関東にも、それ以外の地方地方にもありますが、四国のそれは少し違うものだと思います。他が観光巡礼の色彩が強く、お寺によっては拝観料を取ってもいますが、四国では88ヶ所すべてで拝観料などはありません。また白衣を着て廻っている人の数も全然違います。そしてなによりもそれを支える、地元の人たちの心が四国はもう全く違います。車でパーッと廻ってしまうのでは分からないかもしれませんが、少しでも歩いたりすると、お接待の文化を知ることになると思います。P1000928

別格20霊場を残しています。88ヶ所と併せて108。そう、煩悩の数と同じとなります。男珠、女珠とがあり、お寺さんごとに一つずつ揃えて数珠を作るのだそうです。また廻りたくなってきました。

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2006年9月10日 (日)

海の駅

Image ライダーにとって『道の駅』という存在はとても重要です。トイレに休憩所が併設されて、時には地元の情報源にもなります。僕は四国ではその隅っこにテントを張らせて貰って一夜の宿を取らせて貰いました。当然、国道沿いなど車にとって便の良いところにあるので、車の音はうるさいし、ヘッドライトは眩しいのですが、野犬や、風来坊などの襲撃に対して気を遣わないだけ楽チンです。海にも同様に『海の駅』というものがあるんですね。ヨットやクルーザーが、寄港できる基地というのでしょうか。なんか優雅です。今日の行き先はこの『海の駅』のひとつです。

朝から雨が降ったり、陽が差したり、空の顔はころころと変わります。ダイエーに買い物に行った後、海を見たくなってカブで飛び出しました。今日は陸(おか)に上がったマーメイド号を見に行きます。この前、この船を見たときは、ヨットハーバーの一等席の係留桟橋にあったのですが、永久保存が決まり、陸に引き揚げられた様です。間近に見れるようになっている筈です。中津浜線を南下し、西宮浜の看板を目印に右折します。札場筋に合流したところを再び左折し、南下します。西宮大橋を渡ります。その一番高いところで左右の風景を写真に撮りました。西の光景は特に西宮から神戸にかける代表的な光景です。海と山の間の僅かの平地に家々がびっしりと並んでいます。_p1000125 _p1000033_1

後は真直ぐに進んでいくと突き当りがもう『新西宮ヨットハーバー』です。マーメイド号は駐車場入口にありました。係留桟橋のそばと勝手に思い込んでいたので、あんなに大きいのに目に入らず、一旦カブを駐輪場に止めました。すぐマーメイド号に気付き、再びカブに跨り艇の前に移動します。ここに来る人たちは余りこの艇に興味がなさそうです。僕だけがカブと艇を懸命に写真に撮っていました。駐車場を出る車が僕が写真を撮っているので止まってくれています。こういうのは凄く嬉しいですね。思いっきり頭を縦に振ってお礼をします。振り過ぎてよろけそうになります。おっとっと。_p1000044 _p1000041_1

目的は達しましたが、折角です。係留桟橋に向かいます。板敷きの桟橋はなかなか趣があります。クルーザーから降りてくる人たちがいます。どんな人達なのでしょうか。なんか違う世界の人達の様です。そう思うとどことなく『匂い』が違います。僕は陸のクルーザーである『ランドクルーザー』の方が良いです。アイラブランクル。空を見上げると黒い雲が空を半分覆っています。これはそろそろ帰還したほうが良さそうです。カブに跨るとそんな思いを察したのか、空の神様が雨を落としてこられました。しばらく近くの建物の軒の下で雨宿りです。5分ほどして雨が弱まったところで出発します。腰に廻したバックはダイエーの買い物袋の中に入れ、カメラ(FX7)が雨に濡れないようにします。171号を途中、門戸厄神方面に入ります。家に帰ってから10分ほどすると強烈な雨が降ってきました。ふ~。空の神様、サンキュウ♪_p1000081 _p1000072 _p1000095 _p1000091_1 _p1000102_1 _p1000097 _p1000111 _p1000104 _p1000116_1 _p1000049

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2006年9月 9日 (土)

朧月(おぼろづき)

_p1000027_2 今日は土曜日、明日の日曜日は天気予報では晴れのち雨、だから本来だったら、どっかに自分をポーンと置きに行っている筈だったが、副作用の猛烈な頭痛に襲われ、今朝もまだ頭に痛さの芯が残っている。落ち着くまでじっとしていたら、夜になってしまった。今日は部屋から一歩も出ていない。いけないいけない。腐ってしまう。立ち上がっても大丈夫なことを確認して、夕飯を作る。キャベツを刻んで焼きそば。キャベツ半分をフライパンに入れたら、焼きそばでなく、焼きキャベツのようだ。まあ、それもいいか。ボディーソープがなくなっていたので、近くのドラッグストアーに行く。どこのメーカーか不明ながら、三種類のソープをゲット。3つ買って、500円でおつりが来る。_p1000009 _p1000015

今日の空は不思議な空だ。夜なのに雲が白く見える。時々そういうときがある。なんでかな~と思いながら、空を見ながら歩く。FX7の夜景モードをセレクトし、必至に脇を引き締めカメラを構えるも、それは無理。手振れブレブレであるが、これもまた良し。不思議な青さが面白い。家に戻る直前、月は雲に覆われ、朧月に。久しぶりである。

足の回転が速くなる。家に着くなり、三脚と望遠レンズを持ち出し、川沿いに出る。腕には勿論、蚊取マットがセットされている。雲が切れると月は一人ぼっちになってしまうが、雲が来ると二人は絶妙なデュエットを奏でてくれる。今日も月と雲から素敵なプレゼントを貰った。今日も空を見ることがあった人は何人くらいいたのだろう。こんな時、大きな声で教えてあげたい。_dsc_0004 _dsc_0005_1

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2006年9月 6日 (水)

ハーレー

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ハーレーダビッドソン。ハーレーさんとダビッドソン3兄弟が一緒に始めて、ハーレーさんが一人だったから、最初に名前を持ってきたとのこと。いい話じゃないか。HDはこんなストーリーからスタートする。だから『魂』がある『人間』らしい乗り物なのかもしれない。

2007年モデルがいよいよHD JAPANのHPでも公開された。なかでも気になるふたつのモデル。一つはツーリングファミリーの最高峰である『ウルトラクラシックエレクトラグライド』。ハーレーといえばこれだ、という奴である。そしてスポーツスターの50周年記念限定モデル『XL50』。かっこいいぞ。 前者は赤と黒のツートン、後者は黒、ともにHPのそれぞれのモデルのページを最初に飾っているカラーが秀逸だ。欲しいぞ~。

http://www.harley-davidson.co.jp/index.html

また『いいないいな病』が始まったらしい。最近は原因が、大型バイク、デジタル一眼に集中している。 『恋の病』と同じく、お医者様でも治せません。

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2006年9月 3日 (日)

有馬温泉

余りにも近くだからその有難さを分かっていないのかもしれない。FX7とともに有馬温泉をゆっくりと歩いてみた。_p1000187 _p1000166_1 _p1000201 _p1000150 _p1000154_1 _p1000196 _p1000209 _p1000203

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砂防ダム

池田から有馬へ。宝塚を経由し、蓬莱峡を見ながら51号線を登っていく。白水峡に登っていく右カーブの道に入る直前、左折します。ここは前々から気になっていたところでした。喫茶店の看板が目印です。途中に喫茶店が見えますが、さらに道は続いています。カブとともにどんどん進みます。なんとそこには、大勢に家族連れや、カップルが、ちょろちょろと流れている川で遊んでいるではありませんか。こんなところにこんな場所があったんだ。ちょっと驚きました。水とカブのツーショットを撮ります。周りの視線はこの際、無視します。_p1000102 _p1000110_1 _p1000134_1 _p1000114_1 _p1000112 _p1000106_1

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インスタントラーメン発明記念館

_p1000067_1 _p1000058 チキンラーメン。究極のラーメンです。カップ麺がまだ無い時代、ラーメン鉢に麺を放り込み、お湯を注いで3分。残業の友、となっていた頃もありました。この『魔法のラーメン』であるインスタントラーメンは、日本、それも池田市から生み出されました。日清食品の創業者会長である安藤百福(ももふく)氏が、自宅の裏庭の小屋で生み出したチキンラーメン。今、阪急池田駅の南側徒歩5分ほどの処に、立派な記念館が建っています。_p1000055_1 _p1000050_1 _p1000038

中では、自由にカップをデザインして、スープを選んでお好みの具材をトッピングできる『マイカップヌードル・ファクトリー(体験工房)』(1食300円)や、小麦をこねるところから始め、延ばし、味付けまで全て行なう『チキンラーメン手作り体験工房』(500円)があります。一人で来ているのは、僕だけみたいです。客層は、家族連れが殆どです。

当時のパッケージダンボールには、 『体力を作る強力栄養食 即席チキンラーメン 味付不要 衛生的で美味・滋養』と印刷されています。今でこそ、インスタントラーメンは栄養が偏る等と言われていますが、チキンラーメンが出たときは、そんな時代だったのでしょう。今では、宇宙食にまでなったインスタントラーメン。時の流れを感じます。_p1000062 _p1000060_1

雑誌『ラピタ』に特集された『made in JAPAN大賞』 でなんと1位にカップヌードルが選ばれています。因みに2位以下は、ウォークマン、新幹線、ファミコン、ゼロ戦、そして6位にはまたチキンラーメン、そして7位以下プリウス、カブ(あっ、これ嬉しい♪)、トランジスタラジオ、味の素と続きます。

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2006年9月 2日 (土)

不動七重の滝

168号が通行止めになっていたので、169号を使います。玉置神社が本日の目玉でしたが、もちろん寄り道をします。不動七重の滝です。今日はその更に奥にある『前鬼の里』にも行ってみたいと思います。ここはてんぷるさんの素敵なツーレポを読んで行きたいと思ったところです。

_p1000134 169号を、真黄色の建物「かどや」(←もう商売はされていないのでしょうか。開いているのを見たことがありません)を目印に北上します。「かどや」の自動販売機で飲料を調達し、腰にぶら提げます。ここから滝に続く道へ入っていきます。前回来た時よりも、道の状況は悪くなっていました。ところどころで道に穴が開いていたり、川のように水が流れ出ていたり、岩がごろごろしていたり。DSCも僕の相棒となったことで、本来ならばこんなところを走るバイクではないのですが、運命です。諦めて貰うしかないようです。僕自身はそんな道を楽しみながら滝にゆっくりと近づいていきます。_p1000141_2

右手遠くに滝が見えてきました。『いいな~』思わず声が出ます。左手の山肌からも水が流れ落ち、まるで小さな滝のようになっています。自然のシャワーのようです。

暫くすると『森林浴歩道』の看板が見えてきます。今日は覚悟を決めて『滝』を間近で見ようと思います。ただ、急ごしらえの立看板があり、『川を渡る吊橋が崩落しているので通行する際は川を横断して下さい。但し、増水時は横断不可』とあるのが少し気になりますが、川を横断とのフレーズには、心うきうき楽しくなります。川の様子は入口からは分からず、下りて行くしかなさそうです。

DSCを看板横に止め、ジャケットを脱ぎます。セミがうるさいくらいに鳴いています。D70にレンズをセットし、出発します。滝に繋がる川まで、谷底を落ちていくように階段を下っていきます。下るのも大変なくらいその段差は大きく、足元が悪いです。帰りの上りが想像をするだけで怖くなるので、考えるのをやめます。谷底に到着します。途中、とんぼの大群に囲まれました。人が余り来ないのでしょうか。最初、アブかと思うくらい近づいてくる虫だったので手で振り払おうとしたりしたのですが、小さいとんぼ達でした。

_p1000105_1 つるつると滑る足元に気をつけながら吊橋を目指します。吊橋はすぐに見えてきましたが、なんとも無残な姿を晒しています。橋脚は大丈夫でしたから、水位が上がって渡りの部分がやられたみたいです。これは通れません。ただ、川を渡るのも微妙な水位です。ひざまで濡れることを覚悟したら渡れるかもしれませんが、結構な勢いで水が流れています。一度足を掬われると姿勢を維持することは出来ないでしょう。この滝を見るには、あの急な階段を再び登ることをしなければなりません。気持ちが固まりません。先を行くべきか、勇気ある撤退をすべきか。ハムレットの如く悩みます。辺りには誰もいません。橋脚のあたりを腰に『熊鈴』をつけてどうすべきか、川面を見ながら悩みます。

結論、本日は『撤退』。階段は上を見ずにただひたすら、足元を見つめてゆっくりと登ります。それでも息が切れ、途中何度も休み休みしながらの行進です。やっと入口まで戻ることが出来ましたが、看板にもたれ、のどを潤し、ひっくり返ります。もう限界です。滝を見ることも出来ずに、体力だけ200%消耗してしまいました。達成感のない苦しさは、辛いです。

暫し看板の友となっていましたが、もう少し上にある滝の展望台に向かいます。展望台といってもカーブの道が少し膨らんでいるだけのところです。『あぁ、あの滝を近くで見たかったのにな~』などと思いながら、遠くに雄大で素晴らしい滝の姿を見ます。_dsc_0148_1

今日はこの先を行きます。『前鬼の里』です。ただ先ほど200%の体力を消耗しています。『熊出没注意』の看板が現実味を帯びる自然一杯の中で、道は行き止まりとなります。ここから更に歩くことが必要ですが、カラータイマーの点滅している身。今回は、その入口だけで我慢することとします。車が一台、バイクが一台、止まっています。この方たちは熊に会いに行っているのだろうな、と思うと羨ましくて仕方がありませんが、どうしようもありません。

1300年以上の歴史がある前鬼は、大峰奥駈修行の第29番の行場で宿泊地にもなっています。役の行者に従事した前鬼の5人の子達は、それぞれに五坊を建て自給自足の生活をしながら、修験者の世話をし、自身も修行を続けてきた場所だそうです。今では、小仲坊だけがその姿を見ることが出来ます。 ただ、駐車場から徒歩で約1時間の距離は、今日の僕には少し難しそうです。ここだけを目的に来ることがまたあることでしょう。

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玉置神社

機会を見つけて是非行きたいと思っていた玉置神社に行ってきました。西宮から弁天町、堺から河内長野に抜けて168号でダイレクトにアクセスと考えていましたが、谷瀬の吊橋付近で崩土があって通行止めとなっていました。168号の入口で道行く車を止めて案内されている方から地図を貰って、迂回します。迂回ルートは24号→五条→370号→169号→425号です。要は四角形の一辺で行ける所を、三辺を使っていく、という全くもって経済合理性のないものです。でも行くと決めたら行きます。だって男の子だもん。(鮎原こずえ) _p1000027_1

途中、素敵な朝焼けにも出逢う事ができました。こんな光景をみることができるからツーリングはやめられません。でも今日は、ものすごく寒かったです。先日までの猛暑が信じられません。今日はTシャツ一枚にメッシュジャケットを着ていましたが、余りの寒さに途中から雨合羽の上着を着込みました。それでもまだ少し寒いくらいでした。でも天気予報では今年は残暑が厳しいと言っていました。こんな寒さも今日だけかもしれません。

425号線は以前尾鷲から上北山村に抜ける際に利用したことがありますが、とんでもなく大変だったことを記憶しています。その時は、途中からお月様だけが光を届けてくれる状態で、川沿いの道は外灯など無く、暗闇に包まれています。仰ぎ見ると山の稜線だけが形を見せてくれています。ガードレールを頼りにゆっくりと走ります。すれ違う車も無く、時間だけが経っていきます。そんな中で、ザーッという音が響きます。真っ暗で見えないのですが、どうやら滝が直ぐ近くを流れているようです。やっと人家の灯りが見えたときは、この世に戻ってきたような気がしたものです。

425号の印象はこのようなものでしたが、今回のそれもその印象と殆ど変わらないものでした。ただ、ここ数日の雨で、岩盤が緩み、所々で落石がありました。また湧水が道路を流れていて油断していると転びそうになります。石と水に細心の注意を払って、DSCを進めます。

_dsc_0045_1  なぜ、玉置神社に来たかったのか。大きな理由の一つが杉の大木があるからです。屋久杉を一生の間に一度は見たいと思っているのですが、高校の修学旅行で北九州に行ったことが人生の最南端なので、なかなかハードルは高いものがあります。しかも縄文杉は登山で約10時間往復に要するらしいのです。とても不安です。ということで、ここ玉置神社です。境内で一番古いとされる神木は、『神代杉』の名を持ち、樹齢3000年と言われています。屋久杉の縄文杉の7200年には及ばないものの、人生50年(今の人はもっと長生きできますが、昔の人もいるので)として60人分です。60代前の祖先って何時代なんでしょう。建築木材で伐採される宿命をもつ杉の木も、境内においては切られることは無かったのでしょう。大木がたくさんあります。太い幹の根っこを、緑色の苔がびっしりと覆っています。

宿坊もあるようです。宿屋ではなく、修行をする人の宿泊施設です。古い建物があります。なぜか懐かしい感じがします。布団と枕が干されていました。こんな何気ない光景も都会では見ることが少なくなりました。_dsc_0066_2 DSCの写真は、玉置神社の直ぐ下にある展望台からのものと、朝霧が幻想的で素敵だったので路肩に止めて撮ったものです。

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