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2006年9月18日 (月)

近つ飛鳥博物館

九州の方は台風の影響でもの凄いことになっています。こちらはというと朝からお日様が覗いています。いきなり雨が降ってきそうな感じはしますが、近くで行きたかったところの一つ『近(ちか)つ飛鳥博物館』を目指します。変な名前ですね。僕も最初なんて読んでいいのか分かりませんでした。博物館入口でそのことが合点いきました。大和の国にはふたつの飛鳥があって、この阪南地区にある近い飛鳥と、奈良県にある遠い飛鳥。それゆえ、近つ飛鳥、と呼ばれていたとのこと。ふ~ん、なるほど。_dsc_0014_5

この博物館は建築家安藤忠雄氏の作品です。友人が教えてくれました。でも地図をみると絶対に迷いそうな場所にあります。43号を弁天町経由で堺に南下し、310に入り、亀の甲交差点を左折します。あとは大体東の方にいけば着ける予定です。途中、2度ほど道を尋ね、やっとの思いで到着です。途中、看板らしきものはなにもありませんでした。しかも着いたのは、博物館の方ではなく、隣接する『近つ飛鳥風土記の丘』の方でした。管理事務所前にある駐輪場にバイクを止め、早速博物館に向かいます。途中、古墳を何基か目にします。山に登れば29ヘクタールの園内に102基の円墳がある『一須賀古墳群』が広がっています。6世紀後半に作られたとのことです。

長い下り坂をゆっくりと降りていきます。途中、オニヤンマが行ったり来たりしています。指を高く掲げ、止まってくれるように頼みます。僕の指に止まってはくれませんでしたが、僕の横にある木に止まってくれました。そこで写真を撮る間、じっとしていてくれました。写真を撮り終え、『ありがとう』と声をかけるとどこかに飛んでいってしまいました

博物館に入る前に、建物探訪(どこかのテレビ番組みたい)です。階段がダーッと続いていますが、一番下は池があって行き止まりです。これなんかは来てみないと分からないことですね。階段の写真を撮っているときは、誰も廻りにいませんでした。コンクリートでつくられた安藤作品は、自然との共生を感じさせます。_dsc_0058_1 _dsc_0039_4 _dsc_0051 _dsc_0027_1

そしていよいよ博物館の中に入っていきます。入場料500円を自動販売機で購入し、係りの方に渡します。引替えにパンフレットを貰います。ゆっくりと回転しながらスロープを降りていきながら、展示品を見るようになります。あまりカシャカシャするのは相応しくなかったのでここではコンデジ(FX01→28mmが効きました)に登場してもらいます。少しくらい館内は落ち着いた感じがして、なかなかいい雰囲気です。所々に立たれている係りの女性たちも子供連れの家族の相手をしていたり、好印象です。3つのゾーンに分かれていて『近つ飛鳥と国際交流』 『日本古代国家の源流』 『現代科学と文化遺産』 のタイトルがつけられています。装飾具や埴輪、銅鏡や貨幣、馬具や狩猟道具など当時の人たちの生活ぶりが窺えます。_p1000014_1 _p1000004 _p1000027_3

途中、楽をするためにのったエレベーターに少しドッキリ。あの、あのシンドラー製のエレベーターに乗ってしまいました。最初は気付かなかったのですが、あまりにもベタベタ張り紙があり、この機は大丈夫です、と書いてあります。そしてメーカーを見るとシンドラーでした。きっと最初の入札で最も安かったのでしょう。命に関わる乗り物であることをメーカーとしてキチンと認識して欲しいものです。_dsc_0097_1 _dsc_0081 _dsc_0076 _dsc_0074_1

建物を出て、地図とにらめっこです。広大な敷地です。なるべく古墳を効率的に、そして楽チンに見れるルートを見定めます。『J支群』と名付けられた地区を目指します。結構な急坂です。いきなりの攻撃に少しタジタジします。途中、石室の上を鉄の橋が渡っています。下を覗けるようになっています。昔、この古墳に眠っていた方は、まさか、このような状態で覗かれるとは思ってもいなかったと思います。

どうせなら、とくるっと一周をしてみます。でももう登りは無いだろう、との淡い期待の下の判断でしたが、すぐにその判断は間違っていたことに気付かされます。苔むした道をゆっくりゆっくりと歩いていきます。 『マムシ注意(毒蛇)』などという出たらどうしたらいいの?の言うだけ看板を目にして先に進みます。木々で覆われ、木漏れ日も入ってきません。やっとのことで頂上につき、そこだけに日が差し込んでいました。_p1000071_1

あとは第一展望台から下り一直線です。途中、道が無くなり、緑の広場を横切ります。それにしてもバッタやトカゲなどがたくさんいます。トノサマガエルも途中で見つけました。このカエルも、僕が写真を撮っている間だけジッとしてくれていました。ここの生き物たちは本当、可愛いです。

_p1000079_1 バイクに戻り、来た道を帰ります。往きし迷いに迷ったので、大丈夫かな?と少し不安でしたが、お陰さまで310に戻ることが出来ました。これもあのPLタワーのお陰かもしれません。この塔はどこからも良く見えます。これを目印に方向を失うことなく戻れました。さあ、あとは夕方までに家に戻ればゲームオーバーです。

途中、『てんぷるさん』のお店に立寄ることにしました。いつも310を通ってお店を見かけていたのですが、営業時間外に通ることが多かったのですが、てんぷるさんから気軽に寄って、と仰って貰ったので、いきなりですが寄らせてもらいました。_p1000082_1お店の前でDSCを横付けし、一枚記念写真を撮って、ドアを開けると、そこにはてんぷるさんと奥様がいらっしゃいます。てんぷるさんから『tetsuさんですか?』とこれまた嬉しい一言を頂戴します。『ありゃ、すぐ分かりましたか?』 『赤いバイクですぐ分かりました。』なんとも嬉しいではありませんか。お茶をご馳走になり、バイク談義です。店内を飾っている写真を見せてもらいます。夕方までに帰らねばカラータイマーが点滅する身、あっという間でしたが、またお会い出来るのを楽しみに、お店を後にしました。てんぷるさん、どうもありがとうございました。

 

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コメント

28㎜広角の実力を見せ付けられたすばらしいアングルです。パナ・コンデジは手振れ、広角の先駆ですね。私もFX01の愛用者です。最近後継機が出たようですがなーんも気になりません。

投稿: ue | 2006年9月18日 (月) 21時45分

今日はD70とFX01とを持参しました。館内は音の静かなFX01の独壇場でした。FX7から使用していますが、同機はすぐにバッテリーが上がってしまいましたが、次機種のFX8から大幅に改善されました。今はもう死角が無い程に改善され、新しいPRポイントを出すのに苦労されていると思います。僕も新しいカメラを気にしないように努力しています。

投稿: tetsu | 2006年9月18日 (月) 22時26分

近つ飛鳥博物館は安藤忠雄の作品ということで、建築の様子を紹介したNHKテレビも見ましたし、いつかはいってみたいなあ、と思っています。
わたしの住んでる住宅も安藤忠雄の作品で、西日本では住宅用に作られた数少ない建築です。
淡路島の「夢舞台」も何度か行きましたが「マムシ」もおらず、よかったです。

わたしは6年前くらいのIXY DIGITAL 200を使用しています。もうほとんど初代に近いです。
壊れるまでは買い換える予定はないですが、ueさんにFX01を見せてもらいましたが、最近の機種はすごい進歩ですね。
もう、不満はないように思えます。

わたしのIXYはISO100まで、画面が1.5"などやや不満はあるものの、写りは最高です。

一方、デジタル一眼レフは今年の冬くらいに欲しいです。
フィルム代・現像代・プリント代・現像時間を気にせず作品を残したいからです。

投稿: SHIN | 2006年9月19日 (火) 04時02分

SHINさんが今写真にかけられているランニングコストを計算します(概算)。
36枚撮り、週末含む一週間で5本として、フィルム代5000円、現像代3000円、プリント代5400円の小計13400円、よって一ヶ月だと53600円です。

ということは、今から冬までデジ一眼を買わずにウェイティングとなると×4ヶ月として214400円となります。

あれっ?デジ一眼、買えてお釣りが来てしまいますが・・・ (勝手に想像して、すみません)

SHINさんは作品の中に住んでいらっしゃるんですね♪ 写真を撮ろうと思ってネットで調べましたら、関係者以外立ち入り禁止となっているとのことで諦めたことを思い出しました。 またSHINさんならではの目線で切り撮って見せてください。

投稿: tetsu | 2006年9月19日 (火) 22時51分

tetsuさん
まさしく!です!
まあ、50000円とは言わないまでも、20000円くらいは使っているかも?
は、早くデジタル一眼レフ買わないと、貧乏がますます貧乏になる。。。

後半に書いていること=「関係者以外立ち入り禁止。。。」はちょっと分かりませんが(そんなん、ありましたっけ?)、まあ、要するに写真オタクということですね。
いかんいかん、普通の人間に戻らねば(笑)。

投稿: SHIN | 2006年9月20日 (水) 06時19分

SHINさん

4ヶ月待ったと思ってこれ買っちゃいましょう♪

http://www.yodobashi.com/enjoy/more/ef50/index.html

投稿: tetsu | 2006年9月20日 (水) 19時37分

キヤノンのEF50mm F1.2L USMですね。
ため息が出てしまいます。。。。

でもKDX+F1.2L=25.5万円なら、今度出る噂のフルサイズ7D+F1.4=29万円のほうが、よくボケるかも?

ベーシストで写真家のやんpさんの50mmF1.0もすごいですよ!作例:
http://yanp.hustle.ne.jp/modules/wordpress/index.php?p=57

投稿: SHIN | 2006年9月20日 (水) 21時44分

さすがアーティストという作品群ですね。佐戸岬の夕陽などそこに行かなければ見れないような自然の素晴らしさを見せてもらえる訳ですから、写真って本当に素敵ですね。

投稿: tetsu | 2006年9月22日 (金) 20時54分

「近つ飛鳥」、ほんと面白い名前ですね。
安藤忠雄氏の作品、僕も好きです。
氏の作品はどれも同じと仰る方もおられますが、僕の場合は作品それぞれに存在する共通の「何か」がきっと心地よいのだと思います。音楽でも同じことがいえますね。皆同じ曲じゃん!といわれるアーティストでも、ファン側から見れば、その独特のノリなり響きが心地よく、そして安心なのですよね...

D80が出ましたね。新しい機能が備わっているのでしょうか? レンズ資産を継承したかったのでαSweetを買ってしまいましたが、Dシリーズのほうがよかったかなぁ...なんて最近思ったり...

投稿: kazuh | 2006年9月23日 (土) 20時36分

αSweetお持ちでしたら、D80にするメリットはあまりない感じがします。

ミノルタの資産を受け継いだソニーが、来年フルサイズセンサーのαを出すといううわさがあるので、楽しみです。

ポートレートの場合、50mmF2+APS-Cだったらフルサイズでは同じレンズでもボケ方はF1.4並になりますから、フルサイズあこがれます。

投稿: SHIN | 2006年9月24日 (日) 11時28分

どうしてもレンズがあったらその資産を活かす事を考えますよね。僕はキャノンからニコンへの移行組みですが、キャノンはMF時代、ニコンはAFになってから、と同じキャノンにしてもレンズの継承が出来ない理由がありました。時折触るキャノンのボディも手にしっくり馴染みます。キムタクみたいに『あっ、いいじゃん、キャノン』なんて心の中で言っています。

kazuhさん、なんとSHINさんはその安藤作品にお住みなんです。すごいですよね。

投稿: tetsu | 2006年9月24日 (日) 23時05分

>SHINさん!
αSweetを買うとき、えらく勧められるので、ひょっとして在庫処分?などと思い「かうなりフルサイズがでたりしないでしょうねぇ!!」と店員さんにたずねたら(半ば詰問)「出るとしてもずーーーーっと先です」と言われましたが、もう出るのですね..ぅぅ。

>tetsuさん!
そうですね...残されたレンズなんか悲しいですもんね...キムタクが「いいじゃん」っていうと良くきこえちゃったりしますね!
SHINさんは安藤作品にお住まいなのですか!! いや~すごいです!!
僕は安藤作品の前に住んでいます(インパクト薄ぅ...苦笑 )。

投稿: kazuh | 2006年9月24日 (日) 23時41分

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