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2006年11月30日 (木)

夕陽

コスモス畑もほとんどの花が枯れています。ポツンポツンと綺麗な花がありますがここにも人はいません。太陽が六甲の山に落ちていきます。その瞬間に素敵な空の色が広がります。 _p1000247 _p1000146_1 _p1000287 _p1000277 _p1000301_1 _p1000208

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落葉

_p1000074_2   武庫川沿いに桜並木があります。桜の季節には多くの人が訪れます。でもこの季節は寂しい限りです。でもそこには素敵な『秋』がありました。落葉の絨毯は踏む人もいない中でカサコソと音を出しながら風と遊んでいました。

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2006年11月28日 (火)

中津浜線

テレビで昨日までの雨が紅葉の美しく色付いた葉を落としてしまったと云っていました。暖冬で例年より色付きが遅かった木々達もそのピークを終えると冬支度を急いでいるように感じます。ダイエーへの行き帰りにいつも通っている中津浜線沿いは今、イチョウの黄色が素敵です。_p1000012_6 _p1000007_2 もう大分散ってしまっている木もあります。もちろん三脚を持っていませんから手持ちです。ぶれぶれです。しかもタイマーをセットしたのにカメラを動かしてしまいましたから車のヘッドライトが線のようになって電信柱も2本になってしまいました。でもこれも面白いかも。

ケチャップがあるのに買ってきてしまったり、お好み焼きソースだと思ったらたこ焼きソースだったり、コロッケの油を左手にこぼしたりとなんかヘンテコリンなここ数日の天気のようにパッとしない日々が続いています。外気で冷えた身体をコーヒーで温めます。同じインスタントでもこれだとちょっぴり贅沢気分。いい香りです。もう砂糖を入れないコーヒーを飲むのが習慣となっています。_p1000037_1 _p1000021_1

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2006年11月26日 (日)

阪神競馬場

今日は雨。『崖っぷち犬』のように行き場をなくした僕がいます。『ウォ~ン』 ⇒ 『ヒヒ~ン』 という訳(?)で阪神競馬場へFX01を連れ立って行ってきました。12月2日にここは大きく生まれ変わります。場内には漫才コンビ『阪神巨人』の顔部分だけが入れ替えられた『阪神が大きくなります』のポスターが貼られていました。一生懸命考えたのだと思いますがもう一寸です。『おしい』という感じです。

僕は競馬をやりませんので競馬場に行く時は桜の季節とライトアップの時だけです。今日は紅葉が綺麗かも・・・という予想と期待と一緒します。ここに紅葉を観に来る人は殆どいません。カメラを構えている僕の横を競馬新聞と赤鉛筆を持った人達が記事とにらめっこをしながら難しい顔をして通り過ぎて行きます。 _p1000198_2 _p1000162_3 _p1000155_1 _p1000314_1 _p1000307_1 _p1000114_3 _p1000100_2 _p1000044_2

入口から素敵な紅葉の並木が続いています。しばし足を止めてシャッターチャンスを待ちます。結構派手な服を着た人もいてその人が画面に入ると目がそちらに行ってしまうので画面の外に出るのを待ちます。その人が出たと思ったら、また別のカラーマンが画面に入ってきます。んん~、難しいです。

場内に入ると独特の雰囲気が充満しています。そこら中にペタッと座って新聞を広げている人がいます。椅子は沢山あるのですが新聞が置かれており場所取りの先客がいるようです。2階は喫煙OKのスペースです。いまや珍しくなった煙草の匂いが充満しています。この空気と匂い『ちょい悪』の感じがして嫌いな雰囲気ではありません。ここに黒いウィンドブレーカーと黒いジーパンと黒いスニーカーを履いた頭グリグリの奴がいます。あっ、これ『僕』ですがきっと全然違和感無い感じで溶け込んでいます。阪神競馬場は12月頭まで拡張工事があり馬は走っていません。大型モニターに馬が走っているのが見えます。_p1000195 _p1000177_1

パドックで『えいっ、や~』と威勢のいい声が響いています。なんだろうと思い行ってみると仮面ライダーが悪者と戦っています。頑張れライダー。ツーリングライダーも仮面ライダーもライダー仲間に相違ありません。筋書き通り仮面ライダーが勝利し無事ショーは終了します。そして司会の方がこの後『沖縄の舞踊』がありますと仰っています。仮面ライダーショーの間、舞台にかぶりつきの一等席は子供連れの家族で埋め尽くされていましたがショーが終わると潮が引くように誰もいなくなってしまいました。これはいけません。折角沖縄から遙々来て下さった踊り子さんや演奏家の皆さんに失礼です。兵庫県民代表として一番前の席(といってもただの階段ですが)に陣取ります。周りはがら空きです。やがて沖縄の衣装に身を包んだ踊り子さんたちの登場です。かぶりつきの席ですからすぐ目の前で踊られています。なんかこんなに近くですとこちらが恥ずかしくなります。でも一生懸命に恥ずかしさに耐え、飢えに耐え頑張りました。そんな緊張の時間も順目が進むにつれ和らいでいきます。阪神競馬場にちなんで馬の飾りを身に着けた踊りを披露してくれるころにはその踊りの楽しさもあって白い歯もこぼれます。踊り子さんたちは舞いながら『ヒヒ~ン』と鳴くのですがお年を召した方の『ヒヒ~ン』は2オクターブくらい低い『ヒヒ~ン』でちょっと馬とは思えませんでした(失礼しました~、ヒヒ~ン)。_p1000278_1 _p1000213 _p1000131 _p1000286

紅葉だけでなく思いもかけなかった沖縄の空気にまで触れることが出来ました。沖縄に一度も行ったことの無い僕ですが、北海道と共にバイクで是非訪れたい場所であります。

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2006年11月25日 (土)

神戸市立森林植物園

六甲山を東から西にDSCを走らせ家から約40分で到着。そこには紅葉を育む豊かな自然があります。真野響子さんが特別園長を務める『神戸市立森林植物園』です。ここは大好きな場所のひとつです。神戸の街の向こうに広がる海が朝日に照らせれて六甲を走る僕でも眩しいくらいキラキラしています。そんな素敵な時間をワインディングを楽しみながら植物園に段々と近付いていきます。_p1000056 _p1000007

やがて正門入口が左手に見えてきます。料金所ではいつもように係りの方が『300円です』と言われます。でも今日は違います。植物園のHPで見たウルトラスーパーチケットをゲットしようと思います。その名も『四季トリコロールカード』という年間フリーパスです。名前の如くここ森林植物園だけでなく他にも須磨離宮公園と相楽園(神戸県庁北にあります)の合わせて3つの施設が入り放題です。それでいてお値段は1年有効の900円です。この夢のようなカードを森林公園でゲットしたその数2704名。これが僕のカードナンバーです。氏名と年齢を申込書に書くだけ。手続きは非常にシンプルです。さあこれで毎日公園にいくぞ~♪(なんじゃそりゃ~)

公園入口ではメタセコイヤの木が黄金色に輝いています。思わず『ほ~』と感嘆詞付きになってしまいます。バイクは駐車料金『0円』そうタダです。僕の大好きなタダです。係りの人から『歩道に止めて』と言われます。DSCを置きカメラをセットしいざ鎌倉。緩やかな坂をもみじに囲まれながら下りていくと目の前に大きな黄色に色付く銀杏の大木が現れます。多くの人がここからまっすぐに長谷池に通じる道を降りていくのですが、植物園のプロ?はここで緩い上り坂の左コースを選択します。右手にもみじを見下ろすように歩いていきます。_dsc_0015_1 _dsc_0230 _dsc_0114_2 _dsc_0023

やがてログハウスが見えてきます。そうすると僕と長谷池の間にもみじの谷が広がります。今日の天気は曇り。薄日は射しているのですがサーッと光が差し込んで来てくれません。これですともみじがその素敵度を35%程しか出してくれません。素敵なもみじのそばで『光』を待ちます。一瞬だけ『光』が差し込みますがすぐに気まぐれな君はどこかに行ってしまいます。そんなこんなを3、4回繰り返した後、長谷池に山道をゆっくりと紅葉を仰ぎ見ながら降りていきます。

長谷池の周りの深い森もまた素敵です。カモシカ広場では餌を食べているカモシカを見ることが出来ました。朝から来ているのは三脚を抱えたアマチュアカメラマン達です。朝の射光がもみじを着飾らせることを知っているからです。長谷池に来る頃には非カメラマン(こんな言い方で失礼)も段々と多くなってきます。バスで来たのでしょうか、団子状になった集団の人たちもいます。すれ違う時は僕は隅っこに弾き飛ばされます。_dsc_0268 _dsc_0314 _dsc_0132_2 _dsc_0154_1 _dsc_0351 _dsc_0300

来た道をゆっくりともみじを振り返りながら帰ります。管理事務所前では来園アンケートを取っていました。どこから来たの?交通手段は?という簡単なものです。これを記入し記念絵葉書を頂きます。3種類あるのですがひとつだけダントツ人気です。もみじ谷の素敵な写真です。

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2006年11月24日 (金)

鷲林寺

_dsc_0066_3 _p1000009_1 家(うち)から一番近いライトアップがここ鷲林寺で行なわれている。ダイエーに行く前に鷲林寺に寄って帰ってきてお寺のHPを見たら、なんと今日が最終日でした。ぎりぎりセーフでした。

_dsc_0043 _dsc_0036_4 _dsc_0059_2 _dsc_0076_4 _dsc_0132_1 _dsc_0092_4 _dsc_0187_2 _dsc_0102

京都のお寺のライトアップは凄く魅力的なのですが遠さと人混みに気後れしてしまいます。ところが鷲林寺は買い物の寄り道で行ける所です。ライトアップのサイトは色々ありますが鷲林寺を取り上げている処は殆どありません。だからこの日も最終日にも拘らず僕が着いた時は誰もいませんでした。アベックが数組来てはすぐに帰って行きます。この日はとても寒かったからです。そして風が強くてなかなかもみじの葉が止まってくれませんでした。三脚は持参したので手振れは無いのですが、被写体ぶれだけはどうにもなりません。風の止むのを待ちます。ただじっと待ちますライトアップされたもみじはとても素敵でした。ダイエーではローヤルゼリー入りバスクリンを買いました。これでお風呂で温まります。

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2006年11月23日 (木)

瑞宝寺公園

天気予報では今日は終日雨・・・の筈でしたが午前中は超薄日も射し洗濯物も一瞬でありましたが外に出すことも出来ました。あれれのれ。雨が降らないのだったら紅葉のピークである今を逃していつ行くの?ということで、でも雨が降ったらいやなので近場の有馬瑞宝寺公園へ行ってきました。行きは関学からのコースでなく逆瀬川経由です。ゴルフ場にあるもみじも綺麗に色付いています。有料トンネル(カブは30円)を通り一路有馬に向かいます。瑞宝寺公園の入口にはガードマンが立っていて通行止めとなっています。カブだったら邪魔にならないように置いておけばいいや、と思っていざカメラをセットして行こうとしましたらガードマンさんが『そこは車でしたけどすぐに駐禁を取られていましたよ教えてくれます。それはいけません。すぐに移動です。カブならこの辺は小回り抜群です。結局その先の道を左折して公園に向かいましたらすぐ近くまで行くことが出来、公園管理事務所の前に止めさせて貰いました。_dsc_0059_1 _dsc_0077_1 _dsc_0161_1 _dsc_0135_1 _dsc_0149_1 _dsc_0130_1 _dsc_0179_2 _dsc_0239_1

仕切り直しです。ドンヨリとしている空模様ですからもみじの葉が光に透けるような艶やかさはありません。ただ折り重なるように広がるここのもみじは素晴らしいの一言です。おばちゃんグループは押し寄せるたびに『ウォ~』と感動の雄叫びを上げていました。本当に綺麗です。

標準ズームを装着してまずは園内を一周、そして望遠ズーム、マクロの順番で結局3周することとなりました。でも小さい園内です。体力不足の僕でも全然OKです。この雨がいつ降るかわからないような天気でしたから人もあんまり来ていないのでは、との考えは甘かったです。結構な人手です。

園内の感動旅行を終えた後は、カブで周囲を徘徊?します。紅葉狩りをしに来た人は通らない地元住人だけの道沿いにもびっくりするような素敵な紅葉を見ることができます。カブをそのたびに止めて記念写真です。(以下はパナFX01)

この日、カブの前籠にはダイエーの袋に包まれたカメラバックが、荷台には100円ショップで買ったレインコート(上下別売りの為計210円税込)がやはりビニール袋に入れられて括り付けられています。

_p1000132 _p1000057_1 _p1000162_1 _p1000210 _p1000173 _p1000230 _p1000244 _p1000105 _p1000113 _p1000186

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アロエ

_dsc_0039_7 アロエの花が咲きました。もう幹の部分は木質化しています。立派なアロエです。日頃の世話は全くしていません。自然の雨の恵みと太陽の光だけで本当に元気でいてくれます。ひとつだけ冬の雪の降る前にビニールで覆ってあげるのが僕の役割です。数年前雪で腐ってしまったことがあって、可哀想になりコーナンで園芸用のビニールハウスを買ってきました。 でもこの花はそのビニールハウスの高さよりも高くなってしまっています。困った~。

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2006年11月19日 (日)

雨の日曜日

_p1000023_1 雨の日曜日。ダイエーへの買い物もいつもの相棒『カブ』でなくて『ランクル』です。お腰に着けたきび団子ならぬコンデジで信号待ちの時にパチリ。中津浜線が今イチョウの黄色で綺麗です。ドライバーズスタンド2輪館に立寄ります。紫陽花の時の雨は良いのですがこの時期は雨は恨めしいです。_p1000031_1 _p1000015_1

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2006年11月18日 (土)

書写山円教寺

『秋』真っ盛りです。和歌山四郷の串柿を見に行こうと思っていましたが、行ったとこより行っていないところへとフロンティア精神を尊び書写山円教寺に行きました。どうもこの発音が苦手です。『しょしゃざんえんぎょうじ』ですが『しょしゃしゃん』になってしまいます。まあ、これでも途中で道を尋ねたガソリンスタンドの兄ちゃんは分かってくれました。

円教寺は西国33ヶ所27番の姫路にあるお寺さんです。33番札所中、一番西端にあるお寺でもあります。平安中期西暦966年に性空上人(しょうくうしょうにん)が開いた天台系の大寺です。西の比叡山とも言われていると聞き、まだ比叡山に行ったことがない僕ですがその空気を少しでも感じたくなりました。

天気予報では明日は雨なので紅葉狩りなどの観光は今日中に、とのことです。夕方には用事があるので昨日買っておいたパンを100%ミックスジュースと一緒に食べると早速出発です。西宮ICから阪神高速、そして第二神明といつもの高速移動コースです。阪神高速はなぜかトロトロしか車が動いていません。DSCは渋滞にはお構いなく順調に進みます。もちろんETCはクレジットカードを入れて準備万端です。緑ランプ点灯進行♪

_dsc_0038 TMでは姫路南ICの方がいいのかな?と思いましたが看板の案内どおり中地ICから降りて行きます。書写山の看板があるのでそれに沿って進んでいきます。途中ガス欠寸前の為コスモSSにて給油。そこから3分でロープーウェイ駐車場に着きました。案内しているお兄ちゃんに『近くに置かせてね』とロープーウェイ乗り場のすぐ近くにDSCを置かせてもらいます。円教寺は標高371mの山の上にいくつもの伽藍を要する大寺です。バイクでいけるルートがないものか色々調べましたが、どうも一般の人が行ける道はないようです。たしか6つある参道のうちひとつだけが車も通れるようですがこれはお寺さんの関係者だけの専用となっているようです。無頼者がバイクや車で夜中境内まで入り込んでいるとのことで今ではチェーンが張ってあるみたいです。久しぶりにロープーウェイに乗りました。片道500円、往復900円です。往復チケットを購入しました。歩くと40分位かかるところをロープーウェイは4分弱で行ってしまいます。文明の利器。さすがです。しかもこのロープーウェイ只者ではありません。跳ね上げ式桟橋といってゴンドラがプラットホームの進入路に入ってくると桟橋が降りてきてゴンドラの揺れを止め乗客がその上を歩いて渡る事が出来るのです。出発する時には逆に桟橋が自動的に折り畳まれます。最大乗車定員71名、行き帰りともほぼ満員の状態でした。_p1000029 _p1000004_2

山上駅で写真を撮っていましたら大勢の人達から自然と離れることが出来ました。集団でがやがやしている中を一緒に行くのは嫌いです。志納所で300円を納めます。ここでスタンプシートを貰います。途中の3ヶ所でスタンプを貰うと帰りにガラポンで御褒美がもらえます。僕の前の人は赤玉を出して非売品(と強調されていました)のお寺のグッズを貰っていました。僕は白玉(はずれです)でかりんとうを貰いました。

すぐに三差路です。ここは迷わずに右に向かいます(とどこかのHPに書いてありましたので)。西国33観音像を左右に見ながら進んでいくと仁王門です。お母さんが子供をどやしつけています。仁王様にはお母さんをどやしつけてもらいたいものです。白壁の素敵な十妙院で赤いウィンドブレーカー(WB)を着られた方に特別公開をしているから見ていくように勧められます。この赤いWBの方達は広い境内の所々で参拝客や観光客の案内をされていました。靴を脱ぐのが面倒なのですが折角なので上がらせていただきます。『特別』に特別弱い僕です。

そしてゆっくりと坂道を下っていくと『摩尼(まに)殿(如意輪堂)』が見えてきます。岩山の中腹に清水の舞台と同じ掛造りの上に荘厳な建物があります。しばらくその素敵な舞台廊下の隅っこでペタッと座って写真を撮っていました。こんな時間が嬉しく感じます。赤くそして黄色くもみじが綺麗に色付いています。_dsc_0106_1 _p1000047 _dsc_0074_2 _dsc_0087_1 _dsc_0076_3 _dsc_0070_1

裏手から西の比叡山たる三堂『大講堂』『食堂』『常行堂』に向かいます。広い空間がここには広がっていました。常行堂は修行のひとつ『常行三昧』をする道場ですが今日は若い僧がご住職から説教を受けていました。その時だけ後の扉が開いていて大きな仏様が見えました。暫くすると座禅中につきお静かに、との看板が出ていました。ここでは2003年の大河ドラマ『武蔵』が撮られました。同じ年トムクルーズ、渡辺謙の『ラストサムライ』もここで撮られています。舞台装置としては十分魅力的なのが分かります。ご納経は『食堂』の向かって右側でしてもらえます。_dsc_0173_1 _dsc_0179_1 _dsc_0169_1 _dsc_0151_1 _dsc_0159_2 _dsc_0171_1

さらにここから200円を払うと2階にも上がれます。僕はパス。この広い広場に誰もいなくなるのを見計らって大講堂の正面写真をパチリ。

次に奥の院、開山堂に向かいます。ここでもあの赤いWBの方々がいらっしゃいます。『ここには初めてですか?』と聞かれ『はい』と正しい返事をするとこのお堂のいわれ等を案内して下さいます。和泉式部が上人に会いに来たのだが8人の女性と連れ立って来られたため上人は会われなかったのだが、式部の歌を詠み此の方とは会わなければいけないと思い呼び戻されお会いした、とか、お堂の前にある祠の由来ととともに今もなおその子孫がここで開催される祭りを司っているとか、目の前の建物が急にいきいきとしてくるような感じがします。_dsc_0204

開山堂では上人さんの木像が手を伸ばせば触れるくらいのところで見ることが出来ました。赤いWBの方から写真も撮って構いません、と言われたので三脚無しですが息を殺し自分の足と手を三脚代わりに激写してきました。

そして金剛堂です。広場ではボーイスカートたちが草笛を習っていました。お坊さんも一緒に吹いていました。ちょっと下手くそでした。広場からは淡路島や小豆島が見ることが出来るとありましたが、雲に覆われてはっきりと見ることは出来ませんでした。金剛堂の天井には『足の見える天女さま』が描かれています。通常その羽衣で足は覆われているのですがここの天女さまは衣から足が出ています。ここでも赤いWBの方が『私が天井を掃除していて見つけたんです』と言われていました。すご~い。_dsc_0264 _p1000101_2

帰路は違う道で。十妙院を左に見て右折します。妙光院をみてバス道を歩いていきます。ゆっくりと下っていくと慈悲の鐘に辿り着きます。みんなガンガン撞いています。ちょっとどうにかしないといけないようです。ロープーウェイで下ります。どうも空模様が怪しいです。下りる時に見えた『美術工芸館』にも立寄りたかったのですが帰ることにします。DSCと入口で記念写真だけ撮りました。いきなり道を間違えたようで『僕はどこ?』状態となってしまいました。信号で止まっているときに隣のSR兄さんに尋ねると信号が変わります。SR兄さんはどこかで止まりましょうと言ってくれ近くのコンビニに入ります。丁寧に道を教えてくれました。サンキュ~♪ 姫路城まで辿り着きます。ここまでくればあとはホイホイです。_dsc_0311 _dsc_0321 _dsc_0316 _dsc_0358_1 _p1000162 _p1000115_1

ところが姫路バイパスに乗った瞬間から雨粒がヘルメットのシールドを叩きます。まずい。空を見上げるとどこまでも雲が広がっています。ありゃ~、とってもまずい状況です。それでも第二神明終点までは誤魔化し誤魔化し来る事ができましたが、神戸市の看板が見える頃からカメラバックの中のカメラを心配をしないとならない雨となり、非常路側帯にDSCを止めます。ここで合羽を着込みカメラバックのレインカバーをかけます。誰だ、今日はお出掛けの良き日なんて言っていた輩は。ここで愚痴を言っていても始まりません。

四郷の串柿は雨だと夜中でも数十万ある柿の全てを取り入れるらしいです。今日の雨は農家の人にとって大変だったと思います。そんな時に邪魔しに行かなくて良かったです。いるだけで邪魔になりますから。23日は『串柿祭り』が開催されます。いい天気でありますように。

今日帰ってきてから撮ってきた写真を見ると残念、殆どがぶれぶれです。曇天模様の中で狙ったもみじや、お堂の中からみるもみじなど悲しい位ぶれています。やっぱり三脚は必須です。もしくはぶれ防止装置つきレンズ。でもこれ高いんです。う~ん。

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2006年11月12日 (日)

学文路

高野山からの帰り道に『学文路(かむろ)』の駅があります。ここの入場券は学問(文)の路に通じるとして受験生の間で人気があります。

_p1000702 記念の入場券はもう少ししないと(11月終わりから12月頭くらい)ないと言われ、硬券の入場券を買いました。自動改札化が進み、この硬券自体を知らない人も多くなったと思います。昔はみんなこんなんでした。懐かしいです。

切符を駅舎のベンチにおいて撮影しているといつの間にか駅長さんが表に出てこられて僕のバイクを見て『いいのに乗っているね~♪』と話しかけてこられます。駅長さんもKAWASAKIの400を乗られていたそうです。18歳からかれこれ30数年乗られていたそうですが、奥様からもうおよしなさい指令が下り、いまはもう乗られていないそうです。奥様の命令ならば絶対ですので仕方ありません。また遠いいつか乗れることが出来ますことを祈って駅を後にしました。_p1000698 _p1000699

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高野山の紅葉

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高野山お礼参り

一週間後となってしまいましたが別格も無事に参らせて頂いたお礼をしに高野山に行きました。相棒は勿論DSCです。昨日は雨が時に強く降るバイクで出掛ける等は考えにくい天気でしたが、今日の予報は曇り時々晴れ、大丈夫そうです。

西宮→西宮宝塚線(114)→2号→尼崎→43号→弁天町→29号→堺→310→狭山→170→371→橋本→24号→橋本橋→371→高野山(金剛峰寺&奥の院)→480→370→学文路→南海高野線学文路駅→371→170→310→29→43→西宮

大阪と和歌山の県境に紀見峠があります。その長いトンネルを抜けると右手にセルフのガソリンスタンドが見えてきます。ここはドドールコーヒーのお店が隣接してガソリンの精算も店内で行ないます。店内の暖かさと綺麗なトイレがいつもここを利用する理由です。でもこの辺から空模様が怪しくなってきます。しっかりした雨が降ってきます。天を仰ぐと所々は青空も見えていますので早くあの下に行きたい、と思いながら走ります。結局、帰りもこの辺りで雨に降られました。峠の地形が関係しているようです。

_p1000629 橋本に着く前に『高野山へは370号線を利用しましょう』と看板が掛かっています。僕は371号が好きなのでそちらに向かいます。371は所々が土砂崩れ等の為工事が入っています。でも今日の日曜日は工事がないため通行止めの看板にも『本日通行可』とあります。でも途中の看板は通行止めのままだったので高野山に着くまではヒヤヒヤしました。山があって川がある風景がずっと続きます。驚くくらい真っ赤に染まったもみじや朝日の中にキラキラする黄色のもみじにDSCは自然とゆっくり走ります。昨日の雨ででしょうか、道には枯葉や枯れ枝、石ころが散乱しています。一度だけフロントが滑って心臓がキュッとなりました。あぶないあぶない。トンネルと抜けるとすぐに高野の町です。

今日は金剛峰寺に納経して頂きます。参道に真っ赤なもみじが綺麗です。でもまだ日が射していないので少し黒く見えます。日曜日は8時半から受付開始とあるのでその間に近くをカメラを持って散策します。今日はここ高野でクラシックカーの催しがあるみたいです。2006年なんとかんとかと書いてある丸く大きなステッカーを貼って爆音を立てて何台もの車が走っています。最初はその煩さから町の人は迷惑しているのだろうな、と思いましたが行きかう人やご住職までが手を振っています。そして車に乗っている人達も手を振り返しています。町をあげてのイベントみたいです。_dsc_0191_2

時間になり靴を脱いで納経所に向かいます。僕の前の方はお軸に朱印を頂いています。親父さんと娘さんです。聞くでもなく耳に相談事が入ってきます。どうも嫁いだ一人娘が親父さんの所有物であるお軸を貰ってもいいか、というものでした。正解→もちろんOKです。暫く回りを見渡しながら相談の終わるのを後で待ちます。僕の番が回ってきます。僕も疑問に感じていることをお聞きしました。

Q1.四国88ヶ所は奥の院、西国33ヶ所は金剛峰寺とありますが四国別格20ヶ所の際はどちらで納経して頂けばいいのですか?  A1.どちらでも構わない。お大師さんはひとつ。どちらも変わらない。

Q2.御姿は頂けないのですか? A2.ここ金剛峰寺、奥の院とも四国霊場では番外であり、従来お遍路さんは四国の中をずっと回っていた。近年交通機関も発達してここ高野山へのお礼参りがされるようになったがそれまではこのようなことはなかった。故にお姿は無理におそろえする必要はない。またもしどうしてもというなら金剛峰寺も奥の院も同じお大師さんなので奥の院で揃えられたらいい。

僕は結局、納経帳にその名の記載があった金剛峰寺さんで納経してもらいました。またお姿はこれもお聞きしたのですが僕の気持ちが納まるようにしたらいいと言って下さいましたので両方でお揃えさせて頂きました。少し大きい形状をしていますのでお姿を入れる帳面には入りません。カラー300円、モノクロ200円です。他のお姿と同じようにモノクロを頂きました。_p1000656 _p1000650 _p1000686 _p1000646 _p1000689 _p1000682

金剛峰寺でお参りを済ませて次に奥の院へ向かいます。どなたかが落とされたのでしょう、参道入口にお経のペンダントが灯籠に掛けられていました。落とし主が見つかりますように。。

ここの空気はなぜか違う空気のように感じます。見上げるような霊木に圧倒されます。歴史が作った人類の遺産がここにあります。御廟橋にはお大師様が迎えに来てくれています。そしてお参りを済ませるとここまでお見送りして下さいます。御廟では住職の読経が響きます。天空の声を聴くようです。護摩を焚く炎が揺らめきます。もう自分が居なくなってしまいそうです。そののちお大師さんのお膝元の地下霊堂に御挨拶をして納経所によりお姿を頂きました。_dsc_0132 _dsc_0111 _dsc_0149 _dsc_0162_5

DSCを停めている駐車場に戻るとそこはもう車で一杯になっています。DSCの周りにはバイクが沢山置いてあります。大阪から来たバイク乗りのふたりの兄さんたちも371をヒイコラしながらやってきたそうです。この後龍神温泉にスカイライン経由で行く予定だったが道には雨が残っていて少し心配でどうするか迷っているとのことでした。まだ下界では紅葉は色づき始めたばかりですが、ここ高野山ではいまが見頃を迎えています。ライダーたちは高度1000mの紅葉ロードを求めてここに集合しています。

僕も一人のライダーとして大いに心惹かれるものがありますが、今日はお礼参りです。あれもこれもとしたくない気持ちの方が強くあります。奥の院さんからDSCに乗って帰路につくことにします。370を時計回りに今度は九度山に向かって降りていきます。反対車線はこれから高野山に向かう車で所々渋滞になっています。途中、白衣を着た自転車を押して坂道を登って行く遍路さんがいらっしゃいました。御年は80歳と見ましたがバイクでビュッと行ってしまっている自分が少し恥ずかしくなります。

道端には富有柿や吊るし柿が一盛いくらで売られています。スーパーの半分くらいの安さでしょうか。去年は途中でこんなお店に立寄りました。おばあさんがおひとりでやられていましたが、売り物とは別に柔らかい持って帰ることの出来ない柿を美味しいからお食べ、といわれ頂きました。絶品です。何個でも食べていきなさいと言われますが、そんなに食べれるものではありません。ひとつをゆっくりと大事に頂きました。

これで四国別格20霊場巡拝も僕の中でやっと落ち着いたものになりました。お大師さま、どうもありがとうございました。

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2006年11月11日 (土)

ウォーカーズ

Photo02 Photo01 NHKで四国を舞台とし遍路を通して人間模様を綴るドラマがスタートしました。全四話。

今日、第一話がありました。歩き遍路は遍路の中でも別格の存在です。四国巡礼の良さはその懐の深さにあります。どこの寺から始めてもいい、歩きでもバスに乗ってもタクシーでもなんでもいい、と万人を受けれてくれます。その人に出来る方法で出来るところからやったら良いとのスタンスなのです。歩き遍路を沢山見てきました。殆どがおひとりかおふたりで周られています。

ドラマにあるような歩き方をしていたら距離を歩けなくなります。みなさんは淡々と歩いています。ドラマで出てくる懐かしいお寺の風景に思わず見入ってしまいました。さてドラマはどんな展開をしていくのでしょうか。

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2006年11月 5日 (日)

朝日の中で

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【お知らせ】3日から5日までの別格20霊場巡拝の記録は実際の日付に合わせてアップしています。 『カテゴリー:四国別格二十霊場巡拝』からアクセスお願いします。

11月3日から5日までの三連休を利用して1,217kmの旅をしてきました。素敵な旅でした。ハプニングもありました。僕のDSCは日本で一番オフロードに果敢にチャレンジしている?アメリカンだと思います。今日はもうおやすみですzzz

写真は7番札所『出石寺』に向かう途中の山道です。木々の間から素敵な朝日が漏れ差し込んできていました。

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別格巡拝~お礼参り

あとは一番最初に参らせて頂いた一番札所『大山寺』さんへ向かいます。88ヶ所の時は最後のお寺さんである大窪寺さんから一番札所霊山寺さんへ向かうタイミングでカブがパンクして大変なことになりました。今回はそのようなことにならないように願います。別格の専用地図では193へのルートを推奨していましたが、TM(ツーリングマップル)を見るとどうも252号の方がより短い距離で12号にアクセスできそうです。迷わずそちらを選択します。その後34号にぶつかるまで直進します。そして88ヶ所5番札所地蔵寺さんを左に見て北進し阿讃広域農道を西進、看板に沿って山の中に入っていきます。ここは3日前に通った道です。安心して進んでいきます。途中、お洒落な赤い自転車に乗ったベレー帽を被った若い女性とすれ違います。余りにも場違いなところにいるこの女性に目が点になります。でもお互いに首をちょこんと下げて挨拶だけは忘れません。その後、今度は30半ばの女性がなにか言いながら僕に近付いてきます。思わず身構える僕がいます。でも話を聞くと納経をして貰ったが財布を車に忘れてきて後から送ることにしたがそれも大そうなので僕に持っていってくれないか、という事でした。おやすい御用なのでお引き受けしました。彼女が細かいお金を持ち合わせていなかったので1,000円と700円を交換します。お寺に着くまでに色々とあるものです。懐かしい(といっても3日前にきたばかりなのですが)境内に自分を置くとなんとも云えない気持ちになります。これで四国108のお寺さんを無事参らせて頂く事ができました。スタンプラリーではなく、ひとつひとつのお寺さんで御本堂、そして大師堂に手を合わせ祈り気持ちをお伝えしてきたわけです。P1000571 P1000561 P1000572 P1000577 P1000583 P1000578

納経所にお礼参りに伺います。あの女性の300円はお寺に着いてすぐにお届けしました。20ヶ寺を参らせて頂いた旨をお伝えします。納経帳には『心願成就』と書いていただきます。お疲れ様と冷たい麦茶を頂きます。この後、高野山と京都東寺のいずれかを参るようにとあるので、なにか違いがあるのかお尋ねしますが、20代の可愛らしい女性のご住職は『ごめんなさい、まだ修行中の身なので』とお答え頂けませんでした。全然OKで~す。高野山に行ってきます。実は88ヶ所の際、お姿を頂戴するのを忘れていたようなのです。それもあるので高野山に行ってきます。P1000593 P1000598 板野のICからETCを装着したDSCは足取りも軽やかに入っていきます。途中、暗くなり遠くが見えなくなってきたのでメガネをかけるべく淡路SA(たぶん)に入ります。観覧車と明石海峡大橋(たぶん)がトワイライトの中に浮かんでいます。阪神高速は大渋滞でした。バイクが側道を抜けていく中、じっと車の列の中で待つ僕がいました。

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別格巡拝~第二十番大瀧寺

第二十番おおたきじ。

いよいよ別格最後のお寺『大瀧寺』さんです。176に抜けるルートを間違えてDSCを停めます。すると信号待ちをされていた自動車の中から『どちらに行かれますか?』と声を掛けて頂きます。僕は巡拝中は白衣を来ています。四国は遍路にとても優しいです。その方は信号が動き出しても最後までこうしてこうして・・・と言い続けてくれました。お陰さまで無事にルート復帰となりました。高松西ICを次の目標にして進みます。その後12号を東進し193を南下します。塩江温泉手前の7号線に入っていきます。大瀧寺は別格20寺の中で最も高い海抜946mの大瀧山上にあります。

山道が続きます。車も通って行きますがすれ違いには苦労しています。山側は崖ですから落ちたら大変です。対向車に道を譲っていた車がもう対向車がないのに急に止まって運転されていた方が降りてきます。あれれ?と思っていると僕に向こうの山を指差して『綺麗な紅葉ですよ』と教えてくれます。見ると山一面がとても綺麗です。『教えて頂けなければ見ることの無かった光景です。どうもありがとうございます。』と応えます。その後も分岐点がいくつかありどっちに行っていいか判断に迷うところがありました。山上を目指せばいいと知ったのは後の事でした。P1000544 P1000543 P1000547 P1000553 P1000550 P1000548

3台ほどの車が道路沿いに止まっているのでそこに大瀧寺があることが分かります。階段を数段のぼると目の前に御本堂があります。その左手には大師堂と納経所がくっついてあります。予定通り3日目にして20寺の達成です。嬉しい自分がそこにはいます。ご住職はでも淡々と納経をされるだけです。なんか一言を待っていた自分が少し恥ずかしくなりました。このお寺にはトイレがありません。山に登る前に済ませておく必要があるので注意が必要です。

さぁ、後はお礼参りに一番札所『大山寺』さんに戻ります。今度は僕には地図があります。前回の失敗は繰り返しません。DSCにも『道』を通ってもらおうと思います。

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別格巡拝~第十九番香西寺

第十九番こうざいじ。

さぬき浜街道を瀬戸内海に沿って東進します。途中瀬戸大橋の四国側入口である坂出北IC近くを通ります。でも瀬戸大橋はずっと先にあるので全く見えません。五色台の有料道路を通りトンネルと抜けると間もなく香西寺です。一度行き過ぎた道をUターンしましたが大きな鳥になるであろうその赤ちゃん(ちょっと分かり難いですね)が道端で羽をバタバタさせていました。お母さん鳥と逸れてしまったのでしょうか。

香西寺につくと仁王門前の僅かなスペースにDSCを停めます。お参りに来ている人たちに大きな声で喚いているおじさんがいます。そんなことはないのでしょうがDSCに変なことをされないか少し心配しながらおじさんを無視して進みます。人のいい方たちはおじさんの言う事を聞かれています。御本堂は残念なことに改修中でした。結構な人が来ていましたが、その奥にある仮の御本堂や大師堂には僕のほかには誰もいませんでしたP1000529 P1000526 P1000533 P1000531 P1000540 P1000538

ここでは団体さんが先に来られておりもの凄い数の納経をされていました。それをお一人で対応されていたので結構な時間を待つこととなりました。納経所を出ると赤い毛糸の帽子を被られた水子地蔵さんが昼の陽射しを眩しそうに受けていました

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別格巡拝~第十八番海岸寺

第十八番かいがんじ。

神野寺から200号を戻り善通寺を経由して瀬戸内海に出ると海岸寺があります。善通寺は大師様の生まれ故郷でその境内の大きさには驚いたものです。88ヶ所のうちで一番賑やかなお寺です。今回は心の中での挨拶だけにとどめます。P1000505 P1000499 P1000511 P1000510 P1000519 P1000514

海岸寺はちょっと変わったお寺さんです。それは別格の地図でも唯一縁起とともにお参りの仕方まで触れていて、みんなが歩いていた昔も海岸寺はちゃんんと回っていたのに最近は知らず寄らずが多い、本堂だけ回るのは高野山で金剛峰寺だけ参り奥の院に参らないと同じでここでもちゃんと奥の院まで回れとか、お土産も安く揃っているし泊っていけだとかが記述されています。なんか艶っぽくありすぎます。お寺さんにはもう少し枯れていて欲しいと勝手に思ってしまいます。

海岸寺の仁王門には仁王様ではなく力士がまわしをしめて仁王立ちしています。まずこれに驚かされました。門をくぐりその先の海を見に行きます。山から海に出てくるとまた気持ちが新たになります。御本堂でお参りを済ませ、納経を頂きます。住職さんは100円玉を机の上一杯に広げ計算中です。少し待つように言われます。その後ご住職が『さっきの団体さんにはしなかったがあなたにはやってあげよう』と言われるので良く分かりませんでしたがお礼を言って様子を見ていましたら、どうも奥の院さんの分まで納経してくれているようです。もちろん代金は倍の600円です。納経帳を手渡される時、このあと奥の院さんにも行ってくれと言われます。なんかすっきりしませんでしたが、言われるまま70m離れている奥の院さんまでタバコ屋の角を曲がればいいと教えてもらいDSCを走らせます。奥の院さんは素敵でしたが、ここでも納経所があります。もし貰うならこちらで頂きたかったとチラッと思いました。まぁ、地図の記載事項を読んでいると『らしい』といえば『らしい』のですが。いけない、いけない、悪口にはなっていないでしょうか。気持ちを穏やかにして回らなければなりませんP1000520 P1000515 P1000524 P1000522

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別格巡拝~第十七番神野寺

第十七番かんのじ。P1000491

神野寺へは377に戻りあとは200号にぶつかったら南下して日本一のため池である満濃池を目指せば行くことが出来ます。でも200号に入ってからまだ無いの?と不安になり途中で道を尋ねたりしました。でも別格寺院は知名度が低く御存知ではありませんでした。池に隣接してお寺はありました。入口にDSCを置かせてもらいます。

短い参道の先に御本堂があります。左手の小高いなったところには弘法大師様の立像があります。御本堂よこの納経所にはちいさなちいさなおばあちゃんがいらっしゃいます。朱印を押すにもよいこらしょっとしなければなりません。おばあちゃんには大変です。なにかもう少し楽に出来るように工夫してあげて欲しいものです。DSCに戻ると昨日お会いしたご夫婦とすれ違い挨拶をさせていただきます。P1000492 P1000485 P1000493 P1000486 P1000494 P1000497

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別格巡拝~第十六番萩原寺

第十六番はぎわらじ。

P1000469 32号を北上し大規模農道(奈良や和歌山にもありますが結構立派な道なんです)を経由し377に入り西進します。途中67番札所大興寺さんを左手奥にします。懐かしい。萩の丘公園を目印に左折しますがどんどん道が細くなっていきます。うん?ちょっと違うな・・・僕の左脳が働きます。タイミングよく作業服を着た方がプレハブの建物から出てこられたので道を尋ねます。やはり違っていたようです。どうも道を一本早く折れてしまったらしいです。入口まで戻りやり直しです。看板が見えてきます。良かった。

素朴な感じのするお寺です。ちょっと手入れが行き届いていないようですが僕はこんな感じも嫌いではありません。特に大師堂の雰囲気はなかなか良いです。萩の季節にはその名所として沢山の人が来られるみたいです。団体さんが来られます。うるさいのは仕方ないとしても納経帳をバスのガイドさんやツアーコンダクターが団体分を纏めて納経所に持ち込まれるのでその後になってしまうと大変です。寺によっては個人優先とするところもあれば、個人団体の区別は一切しません、と張り紙を貼っているところもあります。いずれにせよ団体さんより先に納経をお願いするのが肝要です。場合によってはお参りの前にしないとならないこともあるかもしれません。そんな時は大師さんに心の中で後からお参りさせていただきますから、とお断りすればいいと思います。でもご住職によってはそんな行動をお見通しでお参りしてからにしてください、とビシッと言われることもあります。そんな時は素直にお言葉に従いましょう。僕はしませんでしたが別格20ヶ所を巡る人の中にはお念珠だけを集めるような人もいると聞きます。P1000473 P1000467

ここでの納経はお土産屋も兼ねるような場所で立ちながらされました。なんかありがたみが少なく感じました。 P1000482 P1000475 P1000477 P1000483

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別格巡拝~第十五番箸蔵寺

第十五番はしくらじ。

いよいよ今日が三連休最終日です。今日で別格20霊場の残す6寺とお礼参りの1番札所の計7ヶ寺を回りたいと思います。高野山へのご報告は後日となりそうです。P1000415 P1000410

持参した目覚まし時計は電池切れで動いていません。ベットの枕元にあるアラームをセットしていましたが目覚ましが鳴る前に目が覚めました。朝食を部屋の小さな机で食べ終えると地下に停めさせて貰っていたDSCをフロント正面に移動させ、テントや寝袋をセットします。少し寒い朝の中を吉野川に沿って風を切って走ります。朝のまだ身体のほぐれる前のライディングのひと時は緊張感も伴い神経が隅々までアンテナを巡らし結構好きな時間です。

箸蔵寺には通常ロープーウェイで上って行きます。右手にロープーウェイ入口が見えてきます。ただ8時から運転開始です。寺では7時から納経を受け付けてくれますのでこの1時間差は僕にとって貴重です。駐車場にいた工事の作業員の方達に上までいく道を尋ねます。本坊まで行く道もあるけれど少しややこしいとのことで途中までの道を教えていただきます。最初の戻るような右折の道に入っていきます。途中高校の農業実習場を見ながら、高度を上げていきます。車一台がやっと走れるほどの広さしかない道です。仁王門の下にあるロープーウェイの中継地でバイクは終点となります。P1000423 P1000419 P1000430 P1000429 P1000443 P1000438

その後、赤く塗られた鞘橋を過ぎ、先が見えない気の遠くなるような階段を上っていきます。途中で何回休んだでしょうか。最後の本坊に着くまでの階段は一直線に延びていて叩きのめされるような感じです。やっと本坊についてほっとする間もなく、まだ御本殿への階段が残っています。その数なんと278段です。これは後からご住職からお聞きした数です。その前の階段は500数十段(正確な数字は教えていただいたのですが忘れてしまいました)あるとのことでしたので全部で800段程の階段を上った事になります。もう一生分の階段を上ったようです。(少しオーバーでした) 下界は雲海の中にあります。誰もいない境内は清々しく気持ちはもう最高でした。御本殿と御御堂でお経をさせて頂いて納経所に寄らせて頂きます。P1000450 P1000446 P1000463 P1000436 P1000457 P1000433

帰りはスキップこそしませんでしたが楽チン楽チンでお寺の霊気を沢山貰いながらゆっくりと下りていきました。仁王さん達に挨拶をして階段を下りるときに転んでしまいました。足を挫くような転び方でしたがくるぶし上まであるライディングブーツ(実はトレッキングシューズ)でしたので助かりました。危ない危ない。最後まで気を抜くことは許されません。

箸蔵寺は『こんぴらの奥の院』として金比羅信仰の中心をなしていて『箸供養』の法要は全国的にも知られています。本当はここの宿坊に泊りたかったのですが時間も押していて迷惑をかけるのも嫌でしたので今回はパスしました。精進料理なども一週間前までに予約すれば用意してくれ朝夕には護摩祈祷も受けることが出来ます。いつかゆっくりと来てみたい所です。

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2006年11月 4日 (土)

別格巡拝~第十四番椿堂常福寺

第十四番つばきどう。

残り時間は30分を切っています。こんな時に事故を起こしてしまうから慎重に、と自分を戒めます。でも気持ちは焦ります。堀切トンネルに戻り椿堂の看板を見つけますが、その看板がどちらを指しているのかが分かりません。ガードレールにやっとのことで矢印を見つけてそちらに向けてアクセルを捻ります。それでも心配で途中犬の散歩をしていた女の子に確認しました。セーフ、なんとか間に合いました。辺りは暗くなってきています。DSCをご本堂横の駐車場に横付けし、ヘルメットを脱ぎます。

ご本堂と大師堂に少しだけ挨拶して納経して頂きます。ご住職から『バイクですか?』と聞かれます。この辺のご住職はもしかしたらバイク好きな方が多いのかもしれません。その後ゆっくりと気持ちをこめてご本堂と大師堂で経を唱えます。小さな境内には不動像やおさわり大師さん、お地蔵さんがいらっしゃいます。境内を歩いていると玄関からお寺の子供が飛び出してきて『こんにちは~』と大きい声で挨拶をしてきます。かわいいですね。おさわり大師さんにはお賽銭をいれたくさん触ってきました。お年寄りが多いのでしょうか、また触りやすいからなのでしょうか、大師さんの膝の辺りが磨れていました。もう遅くなったので朱塗り門にある鐘は撞きませんでした。P1000358 P1000357 P1000364 P1000362 P1000373 P1000380

さてこれから今日のお宿探しのスタートです。地図にあった『ビジネスホテル阿波池田』に電話します。青年のようですが受答えがきちんとしています。ここなら良さそうです。今日も野犬の心配をせずにゆっくりと眠れそうです。DSCに戻り出発の準備をしているとゴールデンリトリバーを連れた方が近付いて来られます。元タクシー運転手で定年を迎えられたこの方から半時間くらいでしょうか、お話を聞かせて頂きました。別格20寺は88ヶ寺の三分の一位のお参りしかないこと、別格も回ってこそ本当のお参りの完成だと思う等などです。明日の箸蔵寺さんへのロープーウェイ以外のアプローチ方法も教えて下さいました。お礼を言ってお別れします。

ここからは192を東進し、吉野川を渡って32号に入ったら間もなくホテルが見えてくる筈です。32号に入ったことを知らずに行き過ぎそうになりましたが、ホテルの看板が目に飛び込んできてUターンをして玄関にDSCを横付けします。ホテルでチャックインをした後、DSCに括りつけた荷物を部屋まで運びます。その後、DSCは目に付きにくいところに、という事で地下の駐車場を案内してくれました。こんなことがとても嬉しいです。ホテルの隣にはレストランもありましたが、徒歩5分のコンビニで明日の朝食を買出しに行ったついでに本日の夕飯も買ってきて部屋でゆっくりとテレビを見ながらのリラックスタイムです。P1000404 P1000406 P1000386

ユニットバスにお湯を張り身体を沈めます。心地よい疲れの中で『じんわり』を楽しみます。今日の一日を振り返りノートに書き記します。念珠をベッドの上に広げて一人ほくそ笑んでいる変な僕です。明日の天気はどうかな、とテレビのチャンネルを変えていると寅さんです。旅先で寅さんをみることがなんと嬉しいことか。なんか一緒に旅をしているような気持ちになります。こんな小さな幸せがとても嬉しいことです。副題『幸福の青い鳥』 マドンナは志穂美悦子、恋人はなんと長渕剛です。もうこれも何回も見ていますが楽し哀しの寅さんは何度見ても飽きません。あの最初のテーマ曲が流れ出すと寅さんワールドに入ってしまっている僕がいます。

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別格巡拝~第十三番仙龍寺

第十三番せんりゅうじ。

仙龍寺の名前から、星野監督の中日ドラゴンズを想像してしまう僕はまだ信心が不足しているのでしょう。11号を東進し、192に入り5号に抜け堀切トンネルを出たらすぐに右折します。そこからは山の中です。地図にあった『すぐ下り』の文字を見落としすぐに上って言ってしまいます。どう見てもこちらが本道です。山を駆け上がり峠を越えると今度は駆け下りて行きます。このとき既に16時となっています。このお寺が今日の最後のお寺かな、と思いながら寂しい道をDSCと一緒に進みます。P1000327 P1000353 P1000354 P1000331 P1000345 P1000348

駐車場にDSCを停め、振り返ると急な坂が道路からすぐにあります。びっくりするような急坂です。足の弱い方はこちらへ、と別ルートが用意されています。僕の前で写真を撮っていたご夫婦の方が『コンクリート造りの清水寺みたいだ』と言われていました。ご本堂が要塞のような基礎の上にあります。樹齢800年の大杉など木々の中にもの凄く立派な玄関・お通夜堂が鎮座しています。この前に立つとちょっと感激です。靴を脱ぎ中に入ります。暗い雰囲気がとてもいい感じです。自動販売機の明かりだけが浮かんでいます。階段を上がっていくとご本堂です。

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納経所も同じところにあります。お経を唱えご住職にお願いします。ご住職は僕の姿を見てバイクのお話を始められます。ヤマハならSRがいい、京都でみた7人でのBMW軍団が整然としてかっこよかった、先代が自分がバイクに乗るのを嫌がっている、などなどです。こんな話を出来る人はきっと近くにはいないのでしょう。僕ももっと話をしていたかったのですが、もしかしたら次のお寺さんまでも行けるかもしれないと欲が出てきています。『どうもありがとうございました』とご挨拶をしてこの素敵な山の中のお寺を後にします。

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別格巡拝~第十二番延命寺

第十二番えんめいじ。

11番からこの12番延命寺までは11号線を辿っていくだけで行くことが出来ます。地図とのにらめっこが必要ないことはすごく楽チンです。P1000315 P1000308 P1000318 P1000310

延命寺にはお大師様お手植えの『いざり松』がありましたが昭和43年に枯れてしまいました。この松の辺りで一人のいざりが大師様から千枚通し霊符を頂戴し霊験により全快したと伝えられています。

僕がここに着いたときは境内でお寺のご家族でしょう、お母さんと娘さんがバドミントンをしていました。なかなかのんびりとした光景です。大師堂は納経所と同じ建物の中にあります。ご住職がいらっしゃる中でお経を唱えるのが少し恥ずかしいです。ちょっと声が小さく、ちょっとペースが早くなっているのが分かります。P1000320 P1000323

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別格巡拝~第十一番生木地蔵正善寺

第十一番いききじぞう。

このお寺の縁起はその名前の通り、お大師様が一夜のうちに楠の大木に延命地蔵大菩薩の御尊像を彫られたことに由来します。もちろんその楠は切られたそれでなく生きた木、葉をつけている木であります。P1000293 P1000291_1 P1000301 P1000297

興隆寺から48号に戻り生木地蔵の看板があるのになぜか神社のところに僕はいます??? 通りかかった自転車に乗られたおばあちゃんに道を尋ねます。おばあちゃんは親切にも自転車から下りられて教えて下さいます。神社の隣の奥まったところに生木地蔵さんはありました。分かりにくいです。境内の端にDSCを停めさせてもらいます。

楠は昭和29年9月29日の洞爺丸台風で倒されてしまいましたがお地蔵様はいまもご本堂にいらっしゃいます。倒れた楠の霊木は本堂となりに安置されています。僕が参らせて頂いた時は一匹の白い猫がこの霊木の上で遊んでいました。

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別格巡拝~第十番興隆寺

第十番こうりゅうじ。

購入した別格20寺の地図は分かり易いポイントを優先して記載しているので縮尺だけを頼りにすると全く分からなくなります。長い道が3.6kmなのに、その先の短い道は6.8kmだったりします。そこでオドメーターを利用してポイント毎にリセットし距離を見ながら走ることとしました。これが大正解。目標地点が近付いてきたなと思ったら辺りを見渡しアンテナを目一杯張り巡らせます。これでスムースに進むことが出来ます。『湯谷口』を左折するように指示があります。勝手にその名前から山の中の雰囲気あるところと思っていると少し違ってがっかりします。国道151号から山の中に1km程入っていきます。P1000260 P1000243 P1000246 P1000262 P1000275 P1000244

赤い橋が小さな川に架かっています。その手前に露店が2軒あり、車はここまでと標識があります。DSCを置いてヘルメットを脱いでいると車で来たご夫婦ふた組のご主人が話しかけてこられます。『大きいバイクだね~。ナナハンかい?』そうなんです。いまでは750とて中途半端な排気量のカテゴリーに追いやられるほど大排気量化が進んでいますが、昔の人たちの一番大きいバイクと云ったらナナハンなのです。DSCは見た目大きくよくリッターバイクに間違われ、バイクのことを良く知らない人などからはハーレー?なんて聞かれたりします。P1000279 P1000267

赤い橋から続く坂道と階段は想像以上の長さがあり、広大な境内に少し驚きました。でも左手下には渓流が流れ、途中途中に歴史ある建物があり変化に富み歩いているのも苦ではありません。城の造りの様な石垣の向こうに本堂が見えてきます。本堂の向かいには立派な大師堂があります。その隣には三重塔があります。階段を降りていく途中甘酒のお接待をしていたがDSCでまだ先のある僕です、ここはグッと我慢します。

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別格巡拝~第九番文殊院

第九番もんじゅいん。

P1000223 8番十夜ヶ橋、9番文殊院とも88ヶ所の際、立寄った懐かしい場所でありました。文殊院のすぐ南には46番札所浄瑠璃寺がありその前の民宿『長珍屋』に88ヶ所の時は泊ったのでした。なかなか野宿できる場所が見つからず、途中BMWのライダーと情報交換をしたりしながら結局軟弱にも宿に泊ることにしたのでした。そんな思い出を胸に文殊院に向かいます。昨日5つのお寺しか回れなかったので残りの二日間で頑張る必要があります。そこで50km程の距離ですがICみっつ分を松山自動車道に乗りワープします。勿論ETCでビューンと行きます。松山ICで下車すると23号を東に、そして194の記憶ある道を南下します。

ここ文殊院には遍路の開祖といわれる衛門三郎の旧跡があります。一夜の宿と食事を乞うた大師さんに鉢を投げつけ追い払った衛門にその後試練が下されます。8人いた子供たちが8日間の間に次々と死んでいきます。その後衛門は懺悔、謝罪の為、大師の後を追いかけていきます。これが遍路の開祖といわれる由縁です。大師さんがそんな罰を与えるのはおかしいような気もしますが、ここには八塚といって衛門の子供たちの墓があります。P1000227 P1000225_1

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別格巡拝~第八番十夜ヶ橋永徳寺

第八番とよがはしえいとくじ。

弘法大師が四国を行脚した1200年前、空腹を抱えながらその橋の下で一夜を過されました。一夜のことでしたがそれは十夜のことの如く感じられました。

『行きなやむ 浮世の人を 渡さずば 一夜(ひとよ)の十夜(とよ)の 橋と思ほゆ』

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いまでは大洲ICの入口に近く国道56号がその前を行き来していて騒々しいことこのうえありませんが1200年前はさぞ寂しいところだったに違いありません。遍路が今でも橋の上では金剛杖をつかないのは橋の下で眠っている大師さんを起こさないためなのです。この巡拝で606枚の写真を撮りましたが、唯一自分自身が写っている写真は大師さんが寝ている前で同じポーズで寝ている僕であります。でも恥ずかしいのでお見せしません♪ 納経所ではご住職から『その格好だとバイクですか?』と言われました。黒のライダーズジャケットの上から袖なしの白衣を着ています。そして黒いジーパンに膝当てをしています。ひと目で分かります。しかもパンツは昨日穿いていたパンツです。

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別格巡拝~第七番出石寺

第七番しゅっせきじ。

P1000175 6番から7番は378号を通れば海沿いの大感動の景色と共に行くことが出来るのですがリアス式海岸ゆえに距離的に相当伸びてしまいます。ここは時間優先で56号から25号に抜けて行くことにします。宇和の近くでは霧が濃くなり、雨も降っていないのにヘルメットのシールドから水が垂れてきます。いくつかのトンネルを抜けるといままでの霧がウソのようになくなり青い空が戻ってきました。名坂トンネルを抜けると今度は山の中の道に入っていきます。途中不安になって農作業に来られた軽トラから降りられたご夫婦に道を尋ねます。『神戸からかね、ごくろうさん』ご主人が教えてくれている間、隣の奥様もニコニコされています。すごく仲の良いご夫婦であることが分かります。いいですね~。

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出石寺の看板が出ています。参道沿いには紫陽花が植えられてその季節は素敵ですが、この時期は枯れた枝しか見ることが出来ませんでした。この山の中にも拘らず少し意外なほど広い境内です。仁王門で鐘を撞かせて頂きます。

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お参りを済ませ、眼下に広がる景色をみると雲海が広がっていました。素敵な景色です。なんでこうずっと見ていたい景色ばかりなのでしょう。カラフルなペットボトルで作った風車が気持ちよい風に吹かれてクルクルと回っていました。

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別格巡拝~第六番龍光院

第六番りゅうこういん

実は昨日の夜、大問題が発生といいますか、発覚いたしました。なんとなんと着替え一式を家に忘れてきたことを風呂に入る際気がつきました。シャツやパンツ、靴下などをナップザックに入れ、よ~しこれで万全と思いきや、それらを全部家に置いてきてしまったのです。途中のスーパーで買えばいいのですが、けちん坊な僕は結局3日間同じパンツとお友達でありました。ただ、さすがに靴下は気持ちが悪く変な色にもなってきたので2日目の途中で購入しました。三足千円でない一足550円也の靴下です(ちょっと威張っています)。

宿のおばあさんには悪かったですが7時の納経開始時間に合わせて龍光院さんに居たかったのでコンビニで買った朝食を食べると早朝に出発します。ガレージに停めさせて貰ったDSCをゆっくりと朝の世界に連れ出します。おばあさんが龍光院までの道を教えてくれます。今日はちゃんと分かりましたP1000155 P1000153_1 P1000159 P1000162

宿からは本当にすぐの処に龍光院さんはありました。猫たちが所在無さげにウロウロとしています。DSCにマーキングされないか心配です。緩やかな階段を上がっていくと間もなく本堂の真正面に出ます。その右手には大師堂があります。ご近所のおばちゃんがお二人でお参りをされています。毎朝ここで落ち合うのでしょう。賑やかな声が朝の境内に響きます。でもご近所の噂話みたいです。おばちゃんたちの大好きな話題です。

P1000163 お参りを済ませて隅にあるベンチでご本堂さんをぼんやりと見ています。境内の中ほどにある池を見たり時間をゆっくりと過します。まだ7時少し前でしたが、納経所のブザーを押させてもらいます。すぐにご住職が出てきてくれて納経をして頂くことができました。『大観音さんはどちらですか?』とお聞きします。境内裏手から墓地の間を抜けていくとのことです。坂道を登っていきます。朝とは思えない程、お墓参りに来られている方が多いのに驚かされます。四国の方は信仰に厚いのだと思います。想像していたよりもうんと小さい観音様でした。地図にあった写真は合成?と思えるような感じです。まさかそんなことはしていないと思いますが、今もそこのところは疑問に感じています。墓参りのおばちゃんから下まで行くと見上げるように大きいよ、と教えてくれますが、遠くからご挨拶だけさせてもらいDSCに戻ります。

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2006年11月 3日 (金)

別格巡拝~第五番大善寺

第五番だいぜんじ。

別格20霊場の中でもっとも離れているのが4番鯖大師と5番大善寺の間です。その距離実に166.2kmです。55号線を室戸岬に向かって南下し、最南端にいかずして途中をショートカットします。88ヶ所巡礼の際野宿したキラメッセ室戸を横目で見ながらDSCをかっ飛ばします。はりまや橋をいつ通ったかも分からないまま高知市内を抜け朝倉付近で時間は16時となっています。ここでギブアップは出来ませんし次の6番龍光院も5番から更に95km先にあります。ここは大善寺まではなんとしてもお参りをして龍光院付近で泊りたいと思います。その結論として高知自動車道伊野ICから乗り込むことにします。乗り口近くでETCにカードを装填します。土佐IC経由で須崎東ICで下車します。そのまま56号のバイパスを通り地図とにらめっこします。どうも行き過ぎたみたいです。大善寺は事前の調べでは街中の分かりにくいところにあるようです。GSで道を尋ねてやっとのことで到着です。高速を利用したおかげで17時の納経所の閉め時間までまだ30分弱あります。これでばたばたせずゆっくりとお参りをしてから納経していただくことができます。

生活道路の狭い道一杯にバックして道沿いに建つ大師堂さんを撮ります。その後階段を上がって行きます。須崎湾が目の前に広がります。ご本堂は随分と小さく可愛いものでした。ここには宿坊も隣接しています。その宿坊から4人乗り位の小さなモノレールが本堂に繋がっています。でも入口には蜘蛛の巣も張っていましたから今はもう使われていないのかもしれません。P1000111 P1000105 P1000118 P1000114

参拝を終え、DSCのいる駐車場に戻ります。さてさて今日のお宿を決めなくてはなりません。テントは持参してきていますが今日の宿泊はここからまだ100km先の宇和島です。着く頃にはもう真っ暗になっています。88ヶ所の際お世話になったガイドブック『四国お遍路バックパッキング』に載っている安い宿シリーズに電話します。繋がらなかったり愛想がなかったりした宿が続いた後『徳岡旅館』に決定。本には素泊まり3,500円とありましたが電話では3,800円と値上がりしていました。でもこれで一安心です。宇和島へは想像以上に時間が掛かりました。宇和島駅が見えたときは少しホッとしました。でもここから宿の場所がなかなかわかりません。電話で聞くも旅館のおばあちゃんはもう説明がまったくもってへたくそ(ごめんなさい)で要領を得ません。仕方なく「分かりました」と返事したものの本当は全く分かっていません。駅前で途方にくれる僕にタクシーの運転手さんが信号待ちの間に声を掛けてきます。「今日の泊る宿の名前が分かったらそこまで先導してあげるよ」とのまさに天の声です。でもここで大変な事態が発生です。昼に何を食べたかもその夜には思い出せない僕です。宿の名前が出てきません。僕はどこに泊るんだ~、誰か教えてくれ~。結局、名前を思い出せずに折角の申し出をふいにしてしまいました。DSCの神戸ナンバーを見て神戸で働いたことのあるタクシーの運転手さんが懐かしく思い声をかけて下さったのに残念でした。本を取り出せば良いのですが、面倒くさくもあり記憶の糸を辿って出てきた名前はタクシーの運転手さんが立ち去った少し後でした。 『徳旅館』あれっ?さっきとちょっと違うぞ。でもその時はこれで合っていると思い込んでいました。そこで駅前の交番に飛び込みます。そこには3人の若い警察官がいて元気に対応してくれました。でもこの辺には徳永旅館はないと思います、と言われます。そこで電話番号を伝えるとたぶんこれかな?と言われていた『徳岡旅館』であることが判明。お巡りさんも思わず『ビンゴ!』と叫んでおりました。どうもありがとうございました。大きな地図で教えてもらいます。それでも途中迷子になり、呉服屋の親父さんに教えてもらい、やっとのことで宿の到着です。P1000132 P1000148

宿では80歳位のおばあさんが一人で切り盛りをされています。でもどうもお客さんは僕のほかには一人いらっしゃるだけのようです。素泊まりなので食事はなしですが、僕の為にお風呂を入れてくれます。家庭風呂のようですが温かいお湯に身体を浸からせ思いっきりリラックスします。風呂から上がると部屋には布団が敷いてありました。今日の一日のそれぞれのお寺での印象などをノートに綴り、熱い番茶を頂き、布団に潜り込みます。どうも寒さで鼻が詰まってうまく息が出来ません。持参した風邪薬を飲むといつの間にか夢の中です。

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別格巡拝~第四番鯖大師本坊

第四番さばだいしほんぼう。

3番へ向かった16号を戻り、途中22号24号のショートカットを利用し55号に合流します。日和佐の薬王寺前を通ります。懐かしい・・・ やがて右手に鯖大師の幟が見えてきます。この日は御法礼大祭が開催される日でバイクも参道に続く少し手前でストップするように言われました。高架下の僅かなスペースにDSCを停めます。鯖を三年間絶ってご祈念すると願い事がかない、病気がなおり幸福になれると伝えられています。僕は鯖が食べられません。食わず嫌いです。親父が小さい時に鯖を食べた友人が亡くなってから親父が鯖を食べなくなり、その家庭で育った僕は当然鯖を食べなかったわけです。味噌煮などはおいしいとか最高とか聞きますが本当はそうなんでしょう。でも鯖絶ちで幸せになるのだったら僕なんかは大幸せになっていなければならないのですが・・・ P1000079 P1000081 P1000098 P1000083

大祭があるからかもしれませんが多くの人が参拝に来られています。バスでの団体客も多くいます。なかなかの活気です。お経を唱え納経を頂きます。忘れぬようにここでは親玉を購入します。今年はここでしか購入できません。通常の珠よりも一回り大きく、念珠の要となります。境内に大きく「無料」の文字があります。磁石に吸い付けられるように近付いていく僕がいます。そこにはお砂ふみ修行道場の入口がありました。四国88ヶ所、西国33ヶ所、インド八大仏跡です。入口で靴を脱ぎます。細長く続く薄暗い回廊を一ヶ所一ヶ所お賽銭をあげながら祈祷し回られている方々がそこにはいます。僕は邪魔にならぬようその後をそっと歩きぬけます。奥には蝋燭の灯り世界がありました。P1000091 P1000088 P1000100 P1000092

護摩堂に戻るとうどんのお接待をされていました。僕は昼飯用にコンビニでおにぎりをかっていましたが、折角なのでひとつを残してうどんを頂くことにしました。温かいうどんは身体に染み込んできました。ごちそうさまでした。このときに着込んでいたトレーナーとウィンドブレーカーを脱ぎ去りました。日が出てくると11月ですが暑くなってきます。今年は暖かい10月、そして11月です。紅葉も11月の下旬が近畿圏ではやっと見頃を迎えるようになるみたいです。DSCの待つ高架下に着くとなんとトレーナーがありません。途中で落としたようです。引き返すも見つかりません。防寒具としては相応の役割を担うトレーナーです。ないとこれから先が少し不安です。下ばかりを見ていましたが、なんと車の屋根の上に見つけることが出来ました。誰かが拾って乗せてくれたようです。ほっとした瞬間です。

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別格巡拝~第三番慈眼寺

第三番じげんじ。

2番から3番は直線距離にすると近いですが遍路地図によると192を東にとり徳島市中心部を経由し55号にぶつかったら南下、再び16号を西に取るルートを推奨しています。素直にそのルートに従います。四角の一辺を通らずに三辺を通っていくルートですが仕方ありません。車がたくさんの市内よりも断然山の中のルートは気持ちがいいです。三番さんへは山を登っていきます。途中歩きの方を追い越していきます。遍路かな?珍しい若い3人娘グループです。遠くに見える山々が素敵です。少し行くと名瀑「潅頂ヶ滝」があります。でもこの日は水量が殆どなく飛沫だけが降っているようでした。P1000062 P1000060 P1000070 P1000068

駐車場に着きます。DSCを停め緩い坂道を降りていくと右手に鐘があります。この山の中なら迷惑になりません。「ご~ん」と撞かせて頂きます。お大師様に来ましたよ、との挨拶でもあります。本坊の裏手には山の絶壁が迫っています。山の中のお寺はもうそれだけで気持ちが良いものです。本当であればもっとゆっくりとしていたいのですが、僕に許された時間は3日間です。単純平均でも一日に7寺を周らないと間に合いません。先を急ぎます。

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別格巡拝~第二番童学寺

第二番どうがくじ。

一番大山寺を来た道とは違う正規のルートで山を降りていきます。車一台分の広さしかない道だがこれでも天国です。鮎原こずえの涙はここにはありません。地蔵寺の懐かしい道を通ります。カブで周った日はちょうど半年前になります。P1000049 P1000047 P1000042 P1000038

吉野川にかかる六条大橋を渡り192を越えると童学寺の白い唐風の山門が遠くに見えてきます。山門前でお決まりのDSCショットを撮ったら境内になるべく近くまでDSCを進めます。ここでも鳥たちの歌声と一緒にお経を唱えることになりました。仏の絵が沢山かかっています。途中で道を尋ねたおばちゃんがお参りに来られていました。P1000040 P1000044

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別格巡拝~第一番大山寺

第一番たいさんじ。

昨日の夜、寝床に入りながらスタンドの灯りでツーリングマップル(TM)四国・中国版とにらめっこ。西宮IC→第二神明→垂水JCT→神戸淡路鳴門自動車道(明石海峡大橋、大鳴門橋)→高松自動車道→板野ICのルートを確認します。板野からは88ヶ所の時にも通った12号を西進します。最新版のTMは広範囲をカバーする代わりに地図がアバウトになり文字が見難くなりました。初めての場所では裏道でなく幹線を利用する方が結果的に早く行けることも経験で学んでいます。そこで34号を北に行ってそこから東にルートを取り大山寺に向かいます。ところがあってしかるべきお寺の看板が皆無です。また道を尋ねる人もいません。不安が頭一杯によぎります。道はどんどん寂しくなり、両側からはススキなどが道に倒れこんでいます。なんかちがうな~と思いながらもこの道しかない、と自分に言い聞かせながら進みます。すると今度は道の真ん中に蜘蛛の巣が張っています。ということはここを通る人は蜘蛛の巣が張ってから僕が初めてということです。ここまでちょっぴり残っていた自信は脆くも崩れます。間もなくして三差路にぶつかりました。左は上り、右は下りです。でも両方とももの凄いでこぼこ道です。車では絶対に通れません、というか通りたくないでしょう。ええいままよ。もう半分やけのやんぱちです。右の下りをDSCとともに転がるようにして下りて、いや落ちていきます。日本のDSCでもこんなところを走るDSCは僕のこの相棒だけです。ごめんな。でも運命と思って諦めてくれ。このときの写真はありません。そんな余裕は微塵もありませんでした。ちらっとお寺の屋根が見えてきたときには鮎原こずえ並みに涙が出てきそうでした。まだ誰もいない境内には朝日が差し込み素敵な空間が広がっていました。参道には紅葉がきらきらと輝いています。やっと回りを見る余裕が出てきました。本当に一時はどうなることかと思いました。ご住職に話をすると『あれは道ではない』とばっさり。どうりでそうでしょう。思わず納得してしまいました。

GW以来のお参りです。ご本堂で挨拶とお賽銭と御札を納めお経を唱えます。そして大師堂さんで同じ所作を繰り返します。お寺さんによってこの本堂と大師堂の大きさが違っています。どちらかが立派過ぎるとおかしなものです。僕自身は大師堂さんがちょっぴりだけ小さいのが好きです。きっと大師さまもそう思われていると思います。ここで久しぶりのお経を読んでいると鳥たちのもの凄いさえずりに驚きます。本当に驚くような大きなさえずりです。コンサートホールにでもいるような不思議な感じに包まれます。朝日を一杯に浴びての交響楽です。もう先ほどまでの不安はどこへやら、嬉しさ一杯です。P1000026 P1000006_1 P1000012 P1000010

その後納経所に朱印を頂きに行きます。朝一番だと辺鄙なところにあるお寺さんではご住職が席を外していることも多いです。その時は近くにベルがあるはずですのでそれを探して一度だけ押します。二度三度鳴らすと怒られます。このときは他にも巡礼の方がいらっしゃりご対応をされていました。僕はここでまず別格用の「納経帳」「御影帳」「納札」そして「地図(お大師さまの道)」を購入しました。そして別格だけのお楽しみに「念珠」があります。この念珠は正式には『除災招福念珠玉』といい、男珠、女珠とがあり、各お寺でお寺の名前が入った珠を集め、親玉とともに21個の珠で数珠を作ることが出来ます。親玉は年によりその扱っているお寺が違うので事前に確認しておきます。この時期は第4番鯖大師さんでした。一個300円(親玉は500円)です。一人一個しか買えないということではないので、必要ならば男珠何個、女珠何個下さい、と云うような買い方も可能です。また御姿(御影)と共に今年(2006年)は四角い小さなシールをくれました。これを台紙に貼って記念にとのことです。僕は台紙は荷物にもなるので買いませんでした。納札は別格専用のものがありました。以前88ヶ所の時に残っていた札に住所と名前を書いて用意してきていましたので、明日からはこちらを使おうと思います。また別格の場合は88ヶ所と違い、メジャーではありません。看板も殆どなく、道を尋ねても知っている方が少ないです。専用の地図は必携です。購入した地図は距離感が掴めず最初は戸惑いましたが、ポイントを押さえており、距離も100m単位で対応しているのでバイクのオドメーターをうまく使いこなすと便利なものです。

P1000018 時折ニュースで『力餅』といって大きなお餅を持ってどれ位歩けるか、を競うのを見た事があると思います。それがこのお寺です。お地蔵さんたちと並んで、白い力餅石像がありました。

さあ、一番さんから大冒険でしたが、20のお寺をここからスタートします。P1000021 納経所の玄関ではわんちゃんが「まぁのんびりと行けよ」とでも言っているような顔をして僕を見ていました。

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別格巡拝~はじめに

今年のゴールデンウィークに夢のひとつであった『四国88ヶ所』を廻りました。その四国にはさらに20ヶ所の以前は番外と呼ばれ、今では別格と呼ばれているお大師さま所縁のお寺さんがあります。合わせて108寺、そう煩悩の数となります。四国別格20霊場会の地図の表紙には『百八煩悩消滅の旅』とあります。僕の場合は煩悩を消すために出た旅ではありませんが、この20寺を廻って本当の意味でお遍路を達成することになると思い、3連休を利用して別格20霊場を巡拝することにしました。

でも周到な準備を進めていた訳ではありませんでした。行けたらいいな~とは思っていましたが、心に決めたのは前日であったと言っても良いでしょう。88ヶ所の時はカブが相棒でしたが、今回はDSCを相棒としました。四国内を20寺が点在しています。高速も利用し効率よく廻る必要があります。なによりも西宮から徳島まで高速を使って2時間ほどで一番さんに着くことが出来るのが決め手となりました。11月からはバイクのETCも本格導入され、あの素晴らしい?黄色の腕章をしなくても良くなりました。ETCのお陰で行き帰り、そして四国内での移動も快適でした。

ガレージのシャッターを近所迷惑にならぬようガラガラの音が最小となるようゆっくりと持ち上げます。中には昨日の晩用意したテントや寝袋がセッティングされたDSCが待っています。そろりそろりをDSCを引き摺り出します。この瞬間から旅のはじまりです。もっとも心が高揚する瞬間でもあります。この3日間の天気予報は晴れ。GWのときもそうでしたが、天気には恵まれています。お大師さんありがとう♪

3日から5日にかけての巡礼の旅の記録です。一度に全部をアップできませんが丁寧に思い出しながら書いていきたいと思います。

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2006年11月 2日 (木)

第二章 心の旅へ

P1000046

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