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2006年11月12日 (日)

高野山お礼参り

一週間後となってしまいましたが別格も無事に参らせて頂いたお礼をしに高野山に行きました。相棒は勿論DSCです。昨日は雨が時に強く降るバイクで出掛ける等は考えにくい天気でしたが、今日の予報は曇り時々晴れ、大丈夫そうです。

西宮→西宮宝塚線(114)→2号→尼崎→43号→弁天町→29号→堺→310→狭山→170→371→橋本→24号→橋本橋→371→高野山(金剛峰寺&奥の院)→480→370→学文路→南海高野線学文路駅→371→170→310→29→43→西宮

大阪と和歌山の県境に紀見峠があります。その長いトンネルを抜けると右手にセルフのガソリンスタンドが見えてきます。ここはドドールコーヒーのお店が隣接してガソリンの精算も店内で行ないます。店内の暖かさと綺麗なトイレがいつもここを利用する理由です。でもこの辺から空模様が怪しくなってきます。しっかりした雨が降ってきます。天を仰ぐと所々は青空も見えていますので早くあの下に行きたい、と思いながら走ります。結局、帰りもこの辺りで雨に降られました。峠の地形が関係しているようです。

_p1000629 橋本に着く前に『高野山へは370号線を利用しましょう』と看板が掛かっています。僕は371号が好きなのでそちらに向かいます。371は所々が土砂崩れ等の為工事が入っています。でも今日の日曜日は工事がないため通行止めの看板にも『本日通行可』とあります。でも途中の看板は通行止めのままだったので高野山に着くまではヒヤヒヤしました。山があって川がある風景がずっと続きます。驚くくらい真っ赤に染まったもみじや朝日の中にキラキラする黄色のもみじにDSCは自然とゆっくり走ります。昨日の雨ででしょうか、道には枯葉や枯れ枝、石ころが散乱しています。一度だけフロントが滑って心臓がキュッとなりました。あぶないあぶない。トンネルと抜けるとすぐに高野の町です。

今日は金剛峰寺に納経して頂きます。参道に真っ赤なもみじが綺麗です。でもまだ日が射していないので少し黒く見えます。日曜日は8時半から受付開始とあるのでその間に近くをカメラを持って散策します。今日はここ高野でクラシックカーの催しがあるみたいです。2006年なんとかんとかと書いてある丸く大きなステッカーを貼って爆音を立てて何台もの車が走っています。最初はその煩さから町の人は迷惑しているのだろうな、と思いましたが行きかう人やご住職までが手を振っています。そして車に乗っている人達も手を振り返しています。町をあげてのイベントみたいです。_dsc_0191_2

時間になり靴を脱いで納経所に向かいます。僕の前の方はお軸に朱印を頂いています。親父さんと娘さんです。聞くでもなく耳に相談事が入ってきます。どうも嫁いだ一人娘が親父さんの所有物であるお軸を貰ってもいいか、というものでした。正解→もちろんOKです。暫く回りを見渡しながら相談の終わるのを後で待ちます。僕の番が回ってきます。僕も疑問に感じていることをお聞きしました。

Q1.四国88ヶ所は奥の院、西国33ヶ所は金剛峰寺とありますが四国別格20ヶ所の際はどちらで納経して頂けばいいのですか?  A1.どちらでも構わない。お大師さんはひとつ。どちらも変わらない。

Q2.御姿は頂けないのですか? A2.ここ金剛峰寺、奥の院とも四国霊場では番外であり、従来お遍路さんは四国の中をずっと回っていた。近年交通機関も発達してここ高野山へのお礼参りがされるようになったがそれまではこのようなことはなかった。故にお姿は無理におそろえする必要はない。またもしどうしてもというなら金剛峰寺も奥の院も同じお大師さんなので奥の院で揃えられたらいい。

僕は結局、納経帳にその名の記載があった金剛峰寺さんで納経してもらいました。またお姿はこれもお聞きしたのですが僕の気持ちが納まるようにしたらいいと言って下さいましたので両方でお揃えさせて頂きました。少し大きい形状をしていますのでお姿を入れる帳面には入りません。カラー300円、モノクロ200円です。他のお姿と同じようにモノクロを頂きました。_p1000656 _p1000650 _p1000686 _p1000646 _p1000689 _p1000682

金剛峰寺でお参りを済ませて次に奥の院へ向かいます。どなたかが落とされたのでしょう、参道入口にお経のペンダントが灯籠に掛けられていました。落とし主が見つかりますように。。

ここの空気はなぜか違う空気のように感じます。見上げるような霊木に圧倒されます。歴史が作った人類の遺産がここにあります。御廟橋にはお大師様が迎えに来てくれています。そしてお参りを済ませるとここまでお見送りして下さいます。御廟では住職の読経が響きます。天空の声を聴くようです。護摩を焚く炎が揺らめきます。もう自分が居なくなってしまいそうです。そののちお大師さんのお膝元の地下霊堂に御挨拶をして納経所によりお姿を頂きました。_dsc_0132 _dsc_0111 _dsc_0149 _dsc_0162_5

DSCを停めている駐車場に戻るとそこはもう車で一杯になっています。DSCの周りにはバイクが沢山置いてあります。大阪から来たバイク乗りのふたりの兄さんたちも371をヒイコラしながらやってきたそうです。この後龍神温泉にスカイライン経由で行く予定だったが道には雨が残っていて少し心配でどうするか迷っているとのことでした。まだ下界では紅葉は色づき始めたばかりですが、ここ高野山ではいまが見頃を迎えています。ライダーたちは高度1000mの紅葉ロードを求めてここに集合しています。

僕も一人のライダーとして大いに心惹かれるものがありますが、今日はお礼参りです。あれもこれもとしたくない気持ちの方が強くあります。奥の院さんからDSCに乗って帰路につくことにします。370を時計回りに今度は九度山に向かって降りていきます。反対車線はこれから高野山に向かう車で所々渋滞になっています。途中、白衣を着た自転車を押して坂道を登って行く遍路さんがいらっしゃいました。御年は80歳と見ましたがバイクでビュッと行ってしまっている自分が少し恥ずかしくなります。

道端には富有柿や吊るし柿が一盛いくらで売られています。スーパーの半分くらいの安さでしょうか。去年は途中でこんなお店に立寄りました。おばあさんがおひとりでやられていましたが、売り物とは別に柔らかい持って帰ることの出来ない柿を美味しいからお食べ、といわれ頂きました。絶品です。何個でも食べていきなさいと言われますが、そんなに食べれるものではありません。ひとつをゆっくりと大事に頂きました。

これで四国別格20霊場巡拝も僕の中でやっと落ち着いたものになりました。お大師さま、どうもありがとうございました。

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コメント

高野山は学生時代に行ったきりご無沙汰ですが、tetsuさんのお写真で昔と同じ空気を感じました。tetsuさんが巡礼を終えてのお気持ちの現われでしょうか、綺麗なお写真も、しっかりした構図でまとめられてるように拝見した。

投稿: ue | 2006年11月12日 (日) 22時00分

高野山は本当に素敵なところですね。冬の雪景色の中の高野山もきっともの凄く素敵だと思いますがバイクではいけないので。

冬景色といえば白川郷の合掌造りを雪の中で撮りたいです。でも結局バイクで行けるところが行動範囲となりそうです。比叡山系にも初雪が観測されたみたいです。もうその季節がすぐそこです。

投稿: tetsu | 2006年11月13日 (月) 20時59分

四国別格二十霊場巡拝拝見しました!
住んだことはないのですが、本籍が高知県ですので、四国はどことなく懐かしいところです。とはいうものの、お寺はいったことはないのですが...

山中で人通りが全くないところを進む心細さ、よくわかります。僕の場合は、「ここで立ちゴケしたら...」という緊張感からなのですが(笑)。昔の人は、その山奥にお寺を建立する際は人力で資材の運搬をしていたのだなぁ...と思うとほんとすごいです。

海岸寺の海、出石寺の雲海、そしてお礼参りの高野山の紅葉などの美しいお写真、そしてそれぞれの静かなお寺の空気、いい旅でしたね。
tetsuさん、108箇所巡られたんですね。改めてスゴイです!
僕も挑戦しようかなぁ...
あっ、その前に関西に帰らねば...

投稿: kazuh | 2006年11月19日 (日) 13時13分

関西にいると四国は身近なのですが、関東からは遠くに感じますし実際に大変ですよね。こちらであれば何ヶ所か回って日を改めてまた回りなおすことも出来ますが、関東からだと中々そうもいきません。kazuhさんも関西に帰還された暁には身近な西国33ヶ所などを回られるのも良いかもしれませんね。

ソロツーリングが殆どの僕の場合は『ここから落ちたら何週間か分からないのだろうな~』とか思うことがあります。立ちゴケの心配はDSCの場合は短い足の僕でも無いのでそちらは大丈夫なのですが。

本屋でバイク雑誌を立ち読みしていましたら、ゴールドウィングはナビとエアバックが付くらしいですし、KAWASAKIからは1400GTRですか、もの凄くカッコいいツアラーが08モデルとして発表されたりしていますね。でっかいバイクは存在だけでカッコいいです。kazuhさんのFZ1の納車はいつですかぁ~。

投稿: tetsu | 2006年11月19日 (日) 15時09分

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