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2006年11月18日 (土)

書写山円教寺

『秋』真っ盛りです。和歌山四郷の串柿を見に行こうと思っていましたが、行ったとこより行っていないところへとフロンティア精神を尊び書写山円教寺に行きました。どうもこの発音が苦手です。『しょしゃざんえんぎょうじ』ですが『しょしゃしゃん』になってしまいます。まあ、これでも途中で道を尋ねたガソリンスタンドの兄ちゃんは分かってくれました。

円教寺は西国33ヶ所27番の姫路にあるお寺さんです。33番札所中、一番西端にあるお寺でもあります。平安中期西暦966年に性空上人(しょうくうしょうにん)が開いた天台系の大寺です。西の比叡山とも言われていると聞き、まだ比叡山に行ったことがない僕ですがその空気を少しでも感じたくなりました。

天気予報では明日は雨なので紅葉狩りなどの観光は今日中に、とのことです。夕方には用事があるので昨日買っておいたパンを100%ミックスジュースと一緒に食べると早速出発です。西宮ICから阪神高速、そして第二神明といつもの高速移動コースです。阪神高速はなぜかトロトロしか車が動いていません。DSCは渋滞にはお構いなく順調に進みます。もちろんETCはクレジットカードを入れて準備万端です。緑ランプ点灯進行♪

_dsc_0038 TMでは姫路南ICの方がいいのかな?と思いましたが看板の案内どおり中地ICから降りて行きます。書写山の看板があるのでそれに沿って進んでいきます。途中ガス欠寸前の為コスモSSにて給油。そこから3分でロープーウェイ駐車場に着きました。案内しているお兄ちゃんに『近くに置かせてね』とロープーウェイ乗り場のすぐ近くにDSCを置かせてもらいます。円教寺は標高371mの山の上にいくつもの伽藍を要する大寺です。バイクでいけるルートがないものか色々調べましたが、どうも一般の人が行ける道はないようです。たしか6つある参道のうちひとつだけが車も通れるようですがこれはお寺さんの関係者だけの専用となっているようです。無頼者がバイクや車で夜中境内まで入り込んでいるとのことで今ではチェーンが張ってあるみたいです。久しぶりにロープーウェイに乗りました。片道500円、往復900円です。往復チケットを購入しました。歩くと40分位かかるところをロープーウェイは4分弱で行ってしまいます。文明の利器。さすがです。しかもこのロープーウェイ只者ではありません。跳ね上げ式桟橋といってゴンドラがプラットホームの進入路に入ってくると桟橋が降りてきてゴンドラの揺れを止め乗客がその上を歩いて渡る事が出来るのです。出発する時には逆に桟橋が自動的に折り畳まれます。最大乗車定員71名、行き帰りともほぼ満員の状態でした。_p1000029 _p1000004_2

山上駅で写真を撮っていましたら大勢の人達から自然と離れることが出来ました。集団でがやがやしている中を一緒に行くのは嫌いです。志納所で300円を納めます。ここでスタンプシートを貰います。途中の3ヶ所でスタンプを貰うと帰りにガラポンで御褒美がもらえます。僕の前の人は赤玉を出して非売品(と強調されていました)のお寺のグッズを貰っていました。僕は白玉(はずれです)でかりんとうを貰いました。

すぐに三差路です。ここは迷わずに右に向かいます(とどこかのHPに書いてありましたので)。西国33観音像を左右に見ながら進んでいくと仁王門です。お母さんが子供をどやしつけています。仁王様にはお母さんをどやしつけてもらいたいものです。白壁の素敵な十妙院で赤いウィンドブレーカー(WB)を着られた方に特別公開をしているから見ていくように勧められます。この赤いWBの方達は広い境内の所々で参拝客や観光客の案内をされていました。靴を脱ぐのが面倒なのですが折角なので上がらせていただきます。『特別』に特別弱い僕です。

そしてゆっくりと坂道を下っていくと『摩尼(まに)殿(如意輪堂)』が見えてきます。岩山の中腹に清水の舞台と同じ掛造りの上に荘厳な建物があります。しばらくその素敵な舞台廊下の隅っこでペタッと座って写真を撮っていました。こんな時間が嬉しく感じます。赤くそして黄色くもみじが綺麗に色付いています。_dsc_0106_1 _p1000047 _dsc_0074_2 _dsc_0087_1 _dsc_0076_3 _dsc_0070_1

裏手から西の比叡山たる三堂『大講堂』『食堂』『常行堂』に向かいます。広い空間がここには広がっていました。常行堂は修行のひとつ『常行三昧』をする道場ですが今日は若い僧がご住職から説教を受けていました。その時だけ後の扉が開いていて大きな仏様が見えました。暫くすると座禅中につきお静かに、との看板が出ていました。ここでは2003年の大河ドラマ『武蔵』が撮られました。同じ年トムクルーズ、渡辺謙の『ラストサムライ』もここで撮られています。舞台装置としては十分魅力的なのが分かります。ご納経は『食堂』の向かって右側でしてもらえます。_dsc_0173_1 _dsc_0179_1 _dsc_0169_1 _dsc_0151_1 _dsc_0159_2 _dsc_0171_1

さらにここから200円を払うと2階にも上がれます。僕はパス。この広い広場に誰もいなくなるのを見計らって大講堂の正面写真をパチリ。

次に奥の院、開山堂に向かいます。ここでもあの赤いWBの方々がいらっしゃいます。『ここには初めてですか?』と聞かれ『はい』と正しい返事をするとこのお堂のいわれ等を案内して下さいます。和泉式部が上人に会いに来たのだが8人の女性と連れ立って来られたため上人は会われなかったのだが、式部の歌を詠み此の方とは会わなければいけないと思い呼び戻されお会いした、とか、お堂の前にある祠の由来ととともに今もなおその子孫がここで開催される祭りを司っているとか、目の前の建物が急にいきいきとしてくるような感じがします。_dsc_0204

開山堂では上人さんの木像が手を伸ばせば触れるくらいのところで見ることが出来ました。赤いWBの方から写真も撮って構いません、と言われたので三脚無しですが息を殺し自分の足と手を三脚代わりに激写してきました。

そして金剛堂です。広場ではボーイスカートたちが草笛を習っていました。お坊さんも一緒に吹いていました。ちょっと下手くそでした。広場からは淡路島や小豆島が見ることが出来るとありましたが、雲に覆われてはっきりと見ることは出来ませんでした。金剛堂の天井には『足の見える天女さま』が描かれています。通常その羽衣で足は覆われているのですがここの天女さまは衣から足が出ています。ここでも赤いWBの方が『私が天井を掃除していて見つけたんです』と言われていました。すご~い。_dsc_0264 _p1000101_2

帰路は違う道で。十妙院を左に見て右折します。妙光院をみてバス道を歩いていきます。ゆっくりと下っていくと慈悲の鐘に辿り着きます。みんなガンガン撞いています。ちょっとどうにかしないといけないようです。ロープーウェイで下ります。どうも空模様が怪しいです。下りる時に見えた『美術工芸館』にも立寄りたかったのですが帰ることにします。DSCと入口で記念写真だけ撮りました。いきなり道を間違えたようで『僕はどこ?』状態となってしまいました。信号で止まっているときに隣のSR兄さんに尋ねると信号が変わります。SR兄さんはどこかで止まりましょうと言ってくれ近くのコンビニに入ります。丁寧に道を教えてくれました。サンキュ~♪ 姫路城まで辿り着きます。ここまでくればあとはホイホイです。_dsc_0311 _dsc_0321 _dsc_0316 _dsc_0358_1 _p1000162 _p1000115_1

ところが姫路バイパスに乗った瞬間から雨粒がヘルメットのシールドを叩きます。まずい。空を見上げるとどこまでも雲が広がっています。ありゃ~、とってもまずい状況です。それでも第二神明終点までは誤魔化し誤魔化し来る事ができましたが、神戸市の看板が見える頃からカメラバックの中のカメラを心配をしないとならない雨となり、非常路側帯にDSCを止めます。ここで合羽を着込みカメラバックのレインカバーをかけます。誰だ、今日はお出掛けの良き日なんて言っていた輩は。ここで愚痴を言っていても始まりません。

四郷の串柿は雨だと夜中でも数十万ある柿の全てを取り入れるらしいです。今日の雨は農家の人にとって大変だったと思います。そんな時に邪魔しに行かなくて良かったです。いるだけで邪魔になりますから。23日は『串柿祭り』が開催されます。いい天気でありますように。

今日帰ってきてから撮ってきた写真を見ると残念、殆どがぶれぶれです。曇天模様の中で狙ったもみじや、お堂の中からみるもみじなど悲しい位ぶれています。やっぱり三脚は必須です。もしくはぶれ防止装置つきレンズ。でもこれ高いんです。う~ん。

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コメント

円教寺、色々な撮影に使われているのです。
ほんと清水と同じ雰囲気がしますね。紅葉も美しく、日本の美が凝縮されてるといった感じでスゴイです。でも一番スゴイのは、それをこの数枚で感じさせる、tetsuさんのテクニックです!

投稿: kazuh | 2006年11月19日 (日) 13時32分

最大級のお褒めのお言葉、ありがとうございます。『日本の原風景』を追い続けて行きたいと思っている僕にとってとても嬉しいお言葉です。今日は気分良く気持ち良く眠れそうです♪

今日は『関西文化の日』で色々な美術館、博物館が無料となっています。でも朝から雨が降っています。休みの日には電車に乗らない主義の僕ですのでバイクに乗っていなかった頃はランクルでクルクル回っていましたが、今ではランクルは『ダイエー物資調達車』となり可哀想な程です。バイクで外に出れない今日は美術館にも行くことが出来ません。171のドライバーズスタンドにダイエーの帰りに寄り道しました。インナー手袋が行方不明になっています。ちょっと気になりそれを見てきました。指先だけ特殊加工をしていて寒くならないものとか、優れものがありましたが「いいな~」と思うだけで帰ってきました。

投稿: tetsu | 2006年11月19日 (日) 15時30分

tetsuさん
いままでで最高のボケ技術を使用していますね。
びっくりしました。

また紅葉もホントに綺麗ですね。
今週行こうと考えています。

投稿: SHIN | 2006年11月19日 (日) 21時16分

この日も多くのアマチュアカメラマンが来ていました。中には同好会の志らしいグループもあり、ズラッと三脚を立てていました。ついついカメラに目がいくのですが、皆さん凄いカメラとレンズをお持ちです。レンズは大体ニッパチですね。違うんでしょうね。

京都の紅葉撮影決行まであと5日ですね。JRのリーフレット『京都散策~紅葉号~』を見ているとその色鮮やかさにクラクラしそうです。

投稿: tetsu | 2006年11月19日 (日) 21時59分

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