« 雑賀埼 | トップページ | 夙川 »

2007年3月18日 (日)

高座の滝&神戸文学館

カブでお散歩するのに丁度いいところはないかと思案していると愛読書のTMからその文字が浮かんできて教えてくれます。『高座の滝』です。芦屋川を川沿いに上がっていくと辿り着けそうです。まずは2号線を進みます。打出の近くに派出所があったので道を尋ねます。誰もいない署内で「すみませ~ん」と声を出すと3人のお巡りさんが部屋から出てきてくれました。口をモグモグされています。どうやらお食事中のようです。申し訳ありません。一番年嵩のお巡りさんが丁寧に道順を教えて下さいます。阪急芦屋川駅を過ぎた後、道なりに右に曲がるのではなくそのまま真直ぐに進むと後は小さな看板たちが教えてくれます。P1000055_1 P1000010_1

                 

                    

   大きなお屋敷や高級マンション群を抜けると突然に山深くなり、車だとすれ違いも出来ない位の狭い道となります。その突き当たりに『ロックガーデン 滝の茶屋』と看板を掲げたお店があります。そこには小さな階段がありカブはここまでで後は歩きになります。茶屋には六甲山を縦断してきたであろうハイカーたちがリュックを小屋の外のベンチに置き温かい食事を摂りながら楽しそうに歓談しています。小屋の横には『登山届』が置かれており、ここから入っていく人は名前を書くように、とあります。僕は登山でないからいいや、と思い歩き出します。でもちょっと不安となり自動販売機からカロリー摂取の為のジュースを買います。六甲山で遭難して焼肉のたれで生き延びた(実際はたれは辛くて食べれなかったらしい)と言われた人を思い出していました。万が一のときにはこのジュースが命を助けてくれるんだ、と大切に腰にぶら提げます。さあ、再度アタックです。直ぐに上から降りてくる人とお会いします。高座の滝まではどれ位かかるかをお聞きします。すると思いもかけない答えがそこにありました。『すぐそこですよ。』 えぇぇぇぇぇ~、命がけのアタックは全く必要がありませんでした。後ろ向きでも歩いていける距離です。P1000065 P1000031 P1000071_1 P1000058 P1000051 P1000052

                

                  

            高座の滝は落差10mの小さな滝です。でも小さくても凛としたその姿はなかなか素敵です。ここはロックガーデンの登山口でもあるので登山者が数人ベンチに腰掛けながら滝を見ていました。昔は修験者の道場であったとのことです。登山口をちょっと登ってみましたが高所恐怖症気味の僕にはちょっぴりハードで腰を引きながら直ぐに引き帰す事となりました。滝の近くの茶店ではおでんを温めて湯気を上げています。懐かしい洗面台があったり、もんちっちがカメに入って女の子と並んで異文化交流をしていたり、『金玉大明神』と彫られた石碑の前に御神体の『金玉』が狐たちによって守られていたりとちょっと不思議な空間がそこにはあります。P1000094 P1000087 P1000122_1 P1000109 P1000123 P1000117_1

              

                  

                 

                  

      滝のアタックに時間を要しなかったのでまだ僕には時間があります。そこで『神戸文学館』に行くことにしました。文学館は王子動物園に隣接していています。関西学院大学のチャペルとして明治37(1904)年に建てられた由緒ある建物です。昭和4年(1929年)に関学は現在の地である西宮市上ヶ原に移転しましたがチャペルだけは残されたようです。その後いくつかの変遷を経て平成18(2006)年12月、神戸文学館としてリニューアルオープンとなりました。まだまだ知名度が低いのか訪れる人も少ないようです。中には神戸ゆかりの文学者たちの原稿や書籍などが展示されています。天井を見上げるとハンマーピーム・トラスと呼ばれる大きな梁が組まれています。このチャペルの特徴のひとつになっているそうです。展示されている作家たちは誰もが大家と云われる人達ですので僕でもこの人か、と分かります。その作家たちが写真から抜け出たように文学の話に夢中になっている人達が文学館のコーナーに置かれた椅子に座られていました。P1000152_1 P1000148_1

                

                   

間もなく桜がここ王子公園を包み込むように咲いてくれるでしょう。でも今はまだ蕾のままです。通り抜けの時期は無料開放してくれる太っ腹の公園です。カブでゆっくりと幹線をはずして東へと移動します。途中、六甲八幡神社の看板を見つけて寄り道です。赤い鳥居が目印です。次は岡本公園です。もう梅は終わっていますがどんな感じだろうかと狭い道をカブで公園入口まで乗り付けます。岡本の辺りは本当に狭い道だらけで途中身動きが取れなくなっている車を何台か見ました。案の定、梅は全て終わっていましたが、それでも咲く時期を逃した花が今を一生懸命その命を輝かせていました。

|

« 雑賀埼 | トップページ | 夙川 »

コメント

神戸文学館、いいですね。
今度いってみよーっと。

阪急の駅から行けますか?
入場料とかは?

投稿: SHIN | 2007年3月21日 (水) 09時22分

文学館は王子公園の南西角にあります。パンフレットによると阪急王子公園駅西口から500mとあります。JR灘駅北口からは北西600mです。平日は10時から18時まで、土日祝日は9時から17時までです。

入館料は僕が喜んで行っている位ですので勿論タダです。駐車場はありません。カブなら止め放題なのですが(笑)

投稿: tetsu | 2007年3月22日 (木) 00時22分

tetsuさん
了解です。
ぜひ行ってみます!

投稿: SHIN | 2007年3月24日 (土) 17時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182480/14306077

この記事へのトラックバック一覧です: 高座の滝&神戸文学館:

« 雑賀埼 | トップページ | 夙川 »