« 金熊寺梅林 | トップページ | 甲東梅林 »

2008年3月 8日 (土)

岸和田

Dsc_0267 金熊寺からの帰り道、そのまま真直ぐに帰るのは勿体無いです。一度は行ってみたいと思っていました『岸和田だんじり会館』へだんじりの勇壮な姿を見に行きます。

臨海線を途中で岸和田に抜けるつもりでしたが、少し行き過ぎてしまいました。府道204号線を岸和田城を目指します。だんじり会館は岸和田城の隣にあるのですぐに分かります。駐輪場にDSCを置かせて貰います。

4階の構成ですが、1階はコミュニティホールになっていて無料で観覧が出来ます。受付の方が説明をして下さいます。2階にチケット売り場があります。そこで「岸和田城へも行かれますか?」と尋ねられます。だんじり会館(600円)と岸和田城(300円)、そして自然資料館(200円)の3館共通券が700円とお得になっています。迷わず共通券をゲット。ここでも係りの方からお城に行く時は声を掛けてください、と言って頂きます。どうやら近道があるそうです。ここでもお城でも資料館でもすべての施設で係りの方は女性でありました。ちょっと前まではお姉さんだった方ばかりでした。若い方が事務的に対応するのではなく、ひとつプラスアルファのサービスをどこでも提供してくれ、気持ちの良い対応に好感が持てました。岸和田、なかなか頑張っています。

だんじり会館の2階は入口すぐがイベント広場となっています。夜のだんじりをイメージした提灯が素敵です。大型マルチビジョンがすぐに始まります、と案内して頂いたので、上階へ行くのを止めて、2階をじっくりと見て周ります。やがて上映です。観客は僕一人です。ちょっと贅沢。上映途中で何人かの人が入ってきました。Dsc_0247 Dsc_0273 Dsc_0300 Dsc_0304 Dsc_0284 Dsc_0292

                    

                   

                      

4階の体験コーナーにはだんじりの大屋根が用意されています。屋根だけなので高所恐怖症の僕でもOKです。でも靴を脱がなければならなかったのと、小さな子供たちがいたので大人の僕は遠慮します。屋根は滑らぬような仕組みにちゃんとなっていたことを知りました。また3Dシアターも用意されています。あの専用メガネを掛けて8人程度で満席になってはしまいますが、映像に合わせて椅子が揺れたり結構凝った造りです。でもあっという間に終わってしまいました。もう少し長く見ていたいほどの迫力でした。

3階ではだんじり大工と彫り物師の匠を紹介しています。こんな間近に見られることはないので覗き込む様にしてじっくりと拝見します。素晴らしいです。『日本の伝統、ここにあり』、です。

つぎに岸和田城へと向かいます。このお城は、16世紀半ばにはすでにあったことは分かっていますが、1827(文政10)年落雷により天守閣が焼失しその後長らくそのままとなっていましたが、1954年(昭和29年)に三層の天守閣が、次いで1969(昭和44)年に城壁と櫓が再建されました。姫路城のような華やかさはありませんが、岸和田と云う町のシンボルとして質実剛健の気風を感じさせます。

藩主の甲冑や、その菩提寺にあった阿弥陀像などを見ていると、当時にタイムスリップしている自分に気付きます。天守閣から見える四方の世界。山あり、海あり。岸和田藩は尼崎藩とともに大坂防衛の役目を担っていたとのことです。Dsc_0354 Dsc_0349 Dsc_0371 Dsc_0368

                     

                      

『受命奮然 正課程 固期嘗胆素心成 請君休説区々思 窓外鳴蟲切管情』 第13代藩主岡部長職(ながもと)の詩。長職は第2次桂内閣で司法大臣を務めるなど明治政府の要職を歴任しましたが、この詩は廃藩置県により東京移住を余儀なくされた時、藩士に書き与えたものです。そのとき長職18歳。帝王学を学んだ人はやはり違います。

最後に『きしわだ自然資料館』に向かいます。ちょっと離れているとお聞きしたので最初はバイクで行こうかとも考えましたが、お城から町の中を歩いていくことにしました。お堀を覗き込むと亀が慌てて池の中に潜っていきました。

1階の多目的ホールでは17歳で病気で亡くなった少年の恐竜の化石に関する研究論文が置かれていました。その資料を読んでいると目の奥が熱くなってきました。これ以上読んでいると涙が出てきそうなので、エレベーターで3階まで上がります。あとで知ったのですが、どうやら2階でチケットを購入した後に3階に行くのがルートのようです。

3階には白熊もいれば、ライオン、ベンガルトラもいます。サイもいればゾウもいます。いないものはありません?! 寄贈された標本を置いているのらしいですが、一貫性のなさが倉庫のような感じを受けます。それでも子供たちは楽しいのかもしれません。

それに較べ2階は主義主張が明確で気持ちのいい空間です。岸和田の自然を分かり易く紹介しています。近所の神社など身近にある場所がその対象なので、地元の人はより深く理解することが出来るようになっています。Dsc_0387 Dsc_0393 Dsc_0433 Dsc_0405

                      

                     

これで3館共通券の全館制覇です。頂戴した岸和田散策マップを見ると、気になるひとつのモニュメントがあります。 『蛸地蔵駅』。DSCに跨り行ってきました。大正14年に築かれた南欧風の駅舎です。南海本線で大正以前の駅舎は数棟しか残存していないとのことです。天窓に素敵なステンドグラスがありました。Dsc_0421 Dsc_0420

|

« 金熊寺梅林 | トップページ | 甲東梅林 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182480/40427505

この記事へのトラックバック一覧です: 岸和田:

« 金熊寺梅林 | トップページ | 甲東梅林 »