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2008年7月12日 (土)

水郷めぐり

P1000054 行きたいところがある、見たいものがある、聴きたいものがある・・・ 今日は人間の行動の原点に素直に従うことにします。琵琶湖の東海岸に素敵な町があります。『近江八幡』。豊臣秀次が築いた城下町です。近江商人発祥の地としても有名です。そして本日のメインイベント『水郷めぐり』があります。いまから400年ほど前、雅な宮中の舟遊びに真似て秀次が始めたと云われています。

【本日のコース】西宮→宝塚IC→中国自動車道→吹田JCT→京都東IC→西大津バイパス→真野IC→道の駅琵琶湖大橋米プラザ→琵琶湖大橋→なぎさ公園→湖周道路→白鳥川→近江八幡市内→小幡観光駐車場→八幡掘(資料館、白雲館、かわらミュージアム、近江兄弟社学園、他)→和船観光協同組合→水郷めぐり→白鳥川→往路逆順→西宮

琵琶湖周遊は何度かしていますが、近江八幡には立寄ったことがありませんでした。ツーリングマップルを見ていたらいつの間にか水郷めぐりの舟に乗っている自分を想像していました。JR近江八幡駅から琵琶湖に至るまでまるで京都の町の様に碁盤目に整然と道が並んでいるのが分かります。琵琶湖大橋を渡り、さざなみ街道(湖周道路)を北に進んでいきます。白鳥川が見えたら右折し、和と洋が素敵に共存している八幡掘地区を目指します。近江商人の町並みである『和』とメンソレータム(現メンターム)の生みの親であるヴォーリズがこの地に建築設計士として残した建物の『洋』が自然に融合しています。この手の町並みは往々にして人が既に居住しておらず、一部に朽ち果てた建物があったりすることが多いのですが、八幡地区は住民たちがしっかりと町を守っている感じが伝わってきます。池田町の洋風住宅街では建物全体が青いビニールシートで覆われ次の素敵な姿を準備していました。先に進み過ぎず、後に戻らず、その微妙な進化が難しいです。町を歩いているとその町の特徴を現す匂いがしてきます。大人が子供に声をかけ、子供が大人にキチンと返事をしています。八幡掘周辺の町を時計回りに大きく回り、再びDSCを置いた小幡駐車場に戻ってきます。Dsc_0015 Dsc_0018 Dsc_0044 Dsc_0029 Dsc_0069 Dsc_0062 Dsc_0104 Dsc_0087 Dsc_0114 Dsc_0109 Dsc_0140 Dsc_0130 Dsc_0188 Dsc_0153 Dsc_0219 Dsc_0208 Dsc_0230 Dsc_0222

                    

                   

水郷めぐりの業者は全部で4社あります。2社は手漕ぎ舟、2社はエンジン船です。写真目的ではありますが、『何にも無いことを楽しんで』という謳い文句に心惹かれ、豊年橋にある手漕ぎ舟の乗り場へ向かいます。乗船料金は2,100円です。出航時間はHPにて10時と15時となっていましたが、人数が集まればすぐに出航してくれるようです。僕も待つこと3分ほどで舟の上の人となります。船頭さんに写真を撮りたいのだがと相談すると先頭に座らせてくれました。僕の他にはご夫婦連れの方が2組、全部で5人のお客です。櫓を器用に操りながら舟はゆっくりと確実に進んでいきます。船頭さんは50半ば、平均年齢は72歳とのことです。その中ではお若い方ですが経験は十分、腕も確かです。櫓を漕ぐ時に身体をこう動かすと舟がこんな揺れ方をします、など実験付きのレクチャーをして下さいます。ご夫婦の方たちも気さくな方たちでした。一方の奥様のお父様は長良川で鵜飼をされてやはり舟を漕いでいらしゃるとのことです。途中、他の業者の舟とすれ違います。エンジン付きの船はスピーカーから録音された女性の声が流されていました。お客さんはそれを聞いているだけの様子。それに引替え、こちらは船頭さんとお客さんの交流や、時に葦が風に吹かれザワザワと音を鳴らしたり、鳥の鳴き声などが聞こえてきます。一番の贅沢は何も聴こえない静かな時間かもしれません。小さな湖に船が作る波紋が小さく伝わり、風が舟の上をスーッと小走りに通っていきます。手漕ぎ舟で大正解。僕たちお客さんのまとまった声でした。

葦は5年放っておくともう元の姿に戻ることが出来なくなると聞きました。野焼きが大事なのですが、葦の畑は持ち主が何人もいて意見が纏まらずに結局そのままになってしまっているところもあるそうです。そうなると雑草が生え、この水郷の姿が変わっていってしまうこととなります。

水郷では『かいつぶり』をよく見かけました。かいつぶりは滋賀県の県鳥です。ヒナは小さい時は親指の第一関節くらいしかなく、そのときは親の背に乗っていると船頭さんは教えてくれました。舟が近付くと水の中に潜りその姿を隠します。20秒ほどは潜っていられるらしく何処から又出てくるのか予想が出来ません。エンジン船が作る波によってかいつぶりの浮き巣に産卵された卵が水の中に沈んでしまう被害が多いそうです。

80分の水郷めぐりでした。あっという間でありました。船頭さんは普段で一日3回、多いときで6回も出番があるそうです。6回となると少なくとも6時間以上漕ぎっぱなしということで大変草臥れるそうです。船頭さんも若いときバイクに乗っていたそうです。当時ナナハンを乗ってブイブイ言わせていたそうです。北海道のツーリングがやはり一番の思い出と語ってくれました。舟の上からでない写真のスポットも教えてくれました。DSCに乗り込もうとしていますと駐車場の案内をされていた方が写真を撮りますよ、と言ってくれます。また別の方は琵琶湖全貌が見渡せる瑞龍寺がオススメとアドバイスをくれます。みなさん、もの凄く親切です。どうもありがとうございました~♪

冒頭の写真が橋の上からのオススメ撮影スポット。桜の季節には橋上がカメラマンによる黒山の人だかりとなるそうです。舟の中の少し前はお嬢さんだった方たちが手を振ってくれているのが分かるでしょうか。貸し切り舟でお弁当を食べながらの水郷めぐりです。おいしそうですね~と言うと、卵焼き要りますか~、と返してくれました。Dsc_0307 Dsc_0301 Dsc_0358 Dsc_0380 Dsc_0407 Dsc_0388 Dsc_0425 Dsc_0411 Dsc_0436 Dsc_0433 Dsc_0519 Dsc_0512 Dsc_0526 Dsc_0525 Dsc_0572 Dsc_0560

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コメント

2年前の夏に 2泊してきました
手漕ぎの船も 豊年橋のところから乗りましたよ
ひょっとしたらおなじ船頭さんかな~

歌を歌ってくれました
嫁入りの馬子唄

私の船には 笛を吹く人が乗って 湖上でオカリナ シチリキ など 吹いてもらいました

良かったら 私の水郷めぐりご覧くださいね

http://kannnon.blog11.fc2.com/blog-entry-159.html

私も近江八幡ではものすごく親切mな人に出会いました
このblogの少し後のエントリーで書いていますが 近江八幡の町外れから 車で ウエルザンビアホテルまで送ってもらったのですよ
わざわざ車を出してきて 送ってくださいました 近江八幡はタクシーは流してなどいないし バスの路線も少ない 不便なのです
でも 人が温かい いい町です

投稿: TOSSY | 2008年7月13日 (日) 12時24分

ブログ拝見いたしました。
笛やオカリナの演奏、素敵でした。
歴史ある町を味わうにはやはり
2泊位の日程は欲しいですね。

TOSSYさんも親切な方たちに
お会いされたんですね。
豊年橋の水郷めぐりはオススメです♪

船頭さんは同じ方ではなかったようです。
賑やかなエンジン船とすれ違った時
『しずかな手漕ぎ舟はいいですね』と
言葉を向けると『エンジンよりうるさい
船頭もいます』とのご返事。
なかなかウィットに富んだ船頭さんでした。

本当にのんびりした時間でした。
船頭さんの唄もお聴きになられたんですね。
嫁入り水道、昔、白無垢の花嫁さんが舟に
揺られてお嫁入りしていた光景が
目に浮かぶようです。

投稿: tetsu | 2008年7月13日 (日) 16時30分

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