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2009年2月28日 (土)

三輪そうめん 

Dsc_0079 厳寒の冬の間だけ見ることの出来る素敵な光景があります。 門干(かどぼし)と云うそうめん製造工程のひとつですが、真っ白で細いそうめんが大和川に沿って点在する製麺所の敷地で天日干しされる様は季節の風物詩でもあります。そしてまた日本の伝統でもあります

ゴミ捨てミッションをクリアーした僕はDSCで奈良へと向かいます。いつものように2号線から8号線に抜け阪奈を経由して奈良市内に入ったら169を南下、天理を経て三輪へとのコースです。途中、段ボール箱を山積みにした軽トラックを見かけました。P1000032 でも段ボールになにも荷掛けをしていません。大丈夫なのかな~と思っていましたら案の定コロッと段ボールを1個落としていくではありませんか。後ろの車も大丈夫なのかなと思っていたようで急ブレーキを掛けることも無く『コロッと段ボール』の手前で止まります。でも当の本人の軽トラはそのまま何事も無かったように走っていきます。バイクで追いかけ、荷物落ちたで~と伝えようとしましたが、左折していってしまいました。仕方ありません。運転手の200%ミスであります。こうしたらこうなるということが分からない人は怖い人です。色々な人が運転しています。危ない車には近付かないようにしなければなりません。

169を南下しているときの空模様は今にも泣き出しそうな感じです。途中ヘルメットのシールドが少し濡れる様なこともありました。う~ん、外に出してきた洗濯物も心配ですし、これからいくそうめんの門干はこんな天気ではやっていないのでは?と気掛かりです。

天理の町に入ります。天理教の町であります。地方から来る信者たちのために宿泊できる大きな建物がたくさんあります。『網走分所』と大書きされた看板を見たときはちょっとドキッとしました。黒い半纏を着て太鼓を叩きながら歩いている方がいました。若かりし頃、初めてこの町に入ったのは車で来たときでした。すれ違うすべての人が挨拶してくれてびっくり したり多くの人が天理教と名の入った半纏を着ているので今日はなにかお祭りなのかな?と思ったりしたことを覚えています。大きな建物が左手に見えました。広大な敷地にゆったりとありました。一度ゆっくりと見てみたいものです。

天理の町を過ぎると電柱に三輪そうめんの看板が目に付くようになってきます。目指す三輪はもうすぐのようです。門干が見られるのは大和川沿いであることはネットで調べてきましたが、まずはJRの三輪駅を目指します。そこから南南東にある筈だからです。三輪駅に到着します。P1000037 P1000036 想像以上のこじんまりとした駅です。トイレを借りて、駅前にある地図を見ると『そうめん門干』と載っています。すぐ近くのようです。地図を頭にインプットしてDSCを細い道に入れていきます。すぐに大和川に辿り着きます。見渡せどそうめんのあの『白』がまったく見えません。あれれっ? 橋の上で地元の方にお尋ねします。年配のご夫婦のご主人は『最近はもう余り見かけなくなったねぇ。もしやっているとしたらこっちの方かな?』と教えてくれます。オーマイゴッド。折角門干見たさに来たのに目茶目茶落ち込みます。元気なくDSCで川沿いを往復しますがやはり門干は見当たりません。その気配もありません。

仕方がないので大鳥居がその存在を教えてくれた大神(おおみわ)神社へ向かいます。車のご祈祷が多いのか駐車場待ちが多いのか、車が列を成しています。でもバイクはヒョイヒョイと駐輪場(もちろん無料)に止めさせて貰います。参道を歩いて階段を上がっていくと想像以上の立派な拝殿が真正面に鎮座しています。

http://www.oomiwa.or.jp/

たくさんの人がご祈祷に来られていました。拝殿の前で熱心に祈りを捧げている人がこれもまた沢山いらっしゃったのが印象的でした。

Dsc_0040 大神(おおみわ)神社

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門干をなんとしてでも見たい。三輪そうめんの最大手(たぶん)である『三輪そうめん山本』さんの本社に行けば何かヒントが貰えるかもしれない、と考えました。同社のHPを事前に確認していたので場所はなんとか分かります。

http://www.miwayama.co.jp/

立派な本社の広い駐車場にDSCを止めて建物の中へと入っていきます。お客さんは僕だけです。ちょっと入っていくのに勇気が要ります。中には素敵な空間が広がっています。売店にいらっしゃった方に『そうめんの映画を見させて頂けるのでしょうか?』とお聞きすると事務所の中から男性の方が出て来て下さり、『ビデオがあるのでどうぞご覧ください』と用意して下さいます。素敵な庭が見ることの出来る広いロビーで贅沢にも僕だけのために申し訳ありません。ビデオが始まる前に女性がそうめんの小冊子と温かいお茶を運んできて下さいました。またまた申し訳ありません。

ビデオでそうめん作りには多くの工程があり大変な作業が必要なことが分かりました。厳寒の季節に、朝4時ごろからそうめん作りを始めるのです。ビデオが終わると男性の方が直接レクチャーして下さいます。ご説明によれば、門干は数年前から随分と少なくなった。理由としては、消費者の食品を見る目がとても厳しくなり虫やゴミが少しでも付いていたら大きな問題となるようになったこと、そしてその為もあって室内での乾燥技術が大きく向上したことが大きな理由と教えてくれました。乾燥作業は旧来厳寒の11月から2月でありましたが乾燥技術の向上から10月からもやることが出来るようになったとのことでした。

また、門干が行われる時間は僕は9時から15時位とwebで確認したのですが、実際にはお昼前には終わってしまうことも知りました。広いロビーの端に実際の門干のそうめんが展示されています。本物のそうめんとのことです。許可を頂いて写真を撮らせて頂きます。(冒頭写真)

とてもお世話になったのでここは大奮発してそうめんを頂戴することにしました。お勧めは『桜そうめん』。本日奈良新聞にも取り上げられたとのことです。ホワイトバランスがうまくいかず折角の素敵な淡いピンク色が写真では出ていないのが残念です。お礼を言う僕に『春はまた桜が綺麗です。そして秋は紅葉が素敵です。また是非その折にはいらっしゃって下さい。』とうれしいお言葉を頂戴します。三輪そうめん山本さん、万歳♪

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