« SING OR DIE  | トップページ | 宝塚歌劇 ~麗しのサブリナ~  »

2010年8月21日 (土)

小処温泉 

P1000026

冒頭写真は「小処温泉」

【本日のコース】 西宮→2号線→大阪→8→阪奈道路→1→24号線→大和郡山→京奈和自動車道(無料)→橿原→169→土田→道の駅「杉の湯川上」→道の駅「吉野路上北山」→226→小処温泉→くらがり又谷の滝→226→169→309→行者還トンネル→みたらい渓谷→21→洞川温泉(旅館街、ごろごろ水、洞川温泉センター)→21→309→新川合トンネル→49→168→五条→310→堺→29→43→2→西宮

関西の秘境と云われる『小処温泉』へ行ってきました。近畿地区の大半は天気は晴れなのですが大阪市内には大雨警報と雷警報が出ています。また山沿いでの急な豪雨に注意と云っています。琵琶湖周遊と天秤に掛けますが迷ったときは最初の選択をした自分を信じることにします。

P1000012 P1000002 P1000017 P1000025

169号も東熊野街道に入ると旅に出てきたという実感がバーンと胸一杯に広がります。山と川と空の空間をDSCで気持ち良く走っていきます。226で小処温泉へと向かうのですが上北山の道の駅でプチ迷子。祭りの準備をされていたお兄さんにお聞きします。するとなんとなんと小処温泉が9月まで改装作業のため休業しているとの由。リサーチ不足でありました。久し振りの大がっかりです。でも温泉の先にある滝を見に行くことで自分を納得させます。川沿いに車一台の幅しかない道をゆっくりと上っていきます。道の終着点に滝はありました。先客に二組のグループがいました。一組はご夫婦、もう一組は女性2人連れです。

くらがり又谷の滝、物語を感じさせる素敵な名前です。隠れるようにして流れるその滝は雄大でも華麗でもありません。でも奥深い山の中で滝が奏でる水音を聴いているとなんとも云えぬ心持ちとなってきます。そうこうしていると俄かに天が曇り雨が降ってきます。これはいけません。バイクに戻ろうとすると滝近くの大きな木の下で昼食の準備をされていた女性2人連れの方に「美味しい素麺があるのでご一緒しませんか?」とお誘いを受けます。

お2人はすぐ傍に止めていた真っ赤なフォルクスワーゲンのポロでここまで来られたそうです。手作りの薬味をたくさん入れた出汁で素麺を頂きます。これが抜群に美味しい。お礼を言うともっと食べていくように云われます。その後、近鉄百貨店の対面販売で買われてきたというお肉とエリンギの炒め物、そして僕の大好きな豆ご飯、しかもお焦付きを頂戴します。豆ご飯でもこんな豆の多さはかつて経験したことが無いほどの多さです。大自然の中での美味しいご飯、これぞ幸せ冥利であります。豆ご飯は遠慮しないでとのことで2杯も頂いてしまいました。

食べ逃げではありますがお腹がいっぱいになった僕はお礼を言って再びDSC上の人となり颯爽とお2人を後に次の目的地である洞川へと向かいます。

P1000036 P1000040 P1000044 P1000055 P1000052 P1000072 P1000064 P1000066

お2人は齢75歳と80歳の人生の大ベテランの方達でした。でも元気。日本海にある僕も大好きな伊根の町のある半島と同じ苗字の75歳のお姉さんは55歳で免許を取ってそれからは運転三昧の生活をされています。奈良県下の有名処は勿論、近隣の素敵な所へ行き捲くられていらっしゃいます。僕も行ったところの話しが次から次へと出てきます。つぼ湯は750円というとんでもない料金、○○旅館は女将が代替わりしてサービスが悪くなった、等々。お姉さんは奈良の当麻寺のお近くに住んでおられます。BMWの後、いまのVWに乗り換えられたとお話されていました。お食事に出して頂いた葱やお豆は全部ご自分の畑で取られたものです。いまは農地も貸し農園や駐車場にして悠々自適に暮らされているようです。お友達の80歳のお姉さんはそのお友達で千葉から来られたそうです。お2人の元気に押され放しの僕でありました。

いつもなら来た道を戻るようなことはしませんが、この日は169を北に少しだけ戻ります。途中から309へと入っていきます。冬場(12月15日から翌年4月15日まで)は危ないため閉鎖される道となっています。真っ暗なトンネルが口をあけて待っています。行者還トンネルです。照明の無いトンネルで出口も見えないため中は真っ暗です。DSCのヘッドライトだけが頼りです。最初はアップライトをつけて先が見通せるようにしていたのですが濃いガスがライトに照らされて辺り一面が真っ白い世界となり、まるで雲の中を飛んでいるようです。これは危ない。アップライトを止めてノーマルで走ります。トンネルの先に出口の明かりが見えたときはホッとしました。この行者還林道を抜け、みたらい渓谷沿いを走ります。つり橋のある休憩所にバイクを止めます。つり橋にちょっと足を踏み入れましたが揺れるのでサッと戻りました。心臓がちょっと揺れています。危ない危ない。

P1000088 P1000095 P1000099_2 P1000103 P1000111 P1000117

洞川は以前何の予備知識も無く飛び込んだ場所でした。こんな山の中に旅館街があり、しかも活気があり若者達の多さにも驚かされました。異空間に飛び込んでしまったような不思議な気持ちでありました。今回は心の準備もあります。この暑さです。ごろごろ水を飲みに向かいます。車だと300円(1時間以内、施設利用料込み、1時間以上1,000円)の駐車場に止めて取水するようになっています。取水場はたくさんの人たちで賑わっていました。皆さんは大きいポリタンクやたくさんのペットボトルを用意されています。僕は何の用意もありません。手を洗って顔を洗って手掬いで水を何度も口に運びます。冷たくて気持ちよくて美味しいです。

P1000138 P1000133 P1000152 P1000158 P1000146 P1000148

洞川を後にし天川村唯一の信号機のある川合へと向かいます。そこから長い「新川合トンネル」を抜けたらすぐに49号線へと入っていきます。TMの「美しい渓谷の道」を通りたかったからです。細い道はなかなか渓谷美を眺める余裕を僕に与えてくれませんでしたが途中途中でDSCを止めてその美しさを堪能しました。

168に入り五条から310を使い河内長野へと向かいますが、五条で少し寄り道です。新町は江戸時代からの古い町並みが残る場所です。また『幻の五新鉄道』の橋脚部分が町の外れに残されていることを知りDSCを少しだけ先に進めました。戦争や経済状況に翻弄された歴史がそこにありました。

P1000163 P1000162 P1000167 P1000166 P1000170 P1000183 P1000185 P1000180

帰りに寄った『天下一品』。狭山店のみの限定ですが半額フェアを開催していました。なんというラッキー。ゆで卵もトッピング無料で食後のコーヒーまで付いています。たっぷりニンニクを入れてとても臭くなって一日を素敵に締め括ります

P1000198 P1000201 P1000199 P1000204

|

« SING OR DIE  | トップページ | 宝塚歌劇 ~麗しのサブリナ~  »

コメント

たとえ何歳であろうと女の人に誘われるなんてうまやらしい。くっそー。うまやらしい。
あ、私、またレンズ買っちまいました。金もないのに何やってんだか(苦笑)

投稿: keiichi_w | 2010年8月22日 (日) 19時34分

熊さん『おーい、tetsuが女の人にお誘いを受けたらしいぞ』

八さん『へ~、めずらしいこともあるもんだ』

熊さん『ところでtetsuは今どこにいる?』

八さん『どうやら馬屋らしい』

お後がよろしいようで・・・

僕もこれよくやります。あと「鉄こんキンクリート」とか
頭では分かっていても言葉として出てきてしまいます。


レンズ、いっちゃいましたね。
おめでとうございます。
しかも憧れの2.8純正レンズ。
猫ちゃんの写真も素敵です。
単焦点はやはりいいですね。
僕は最近ズームばかりでレンズを動かしていますが
身体を動かしていません。
やっぱり足で撮らないといけませんね。

投稿: tetsu | 2010年8月22日 (日) 23時13分

今回も、ハプニングいっぱいの
楽しい旅でしたね。

 私は、女性に乗せてくれるように
 頼まれたことがありますが
  アッシー君もどきでしたね。

 素麺に豆ご飯つきとは
  うらめしや~

投稿: kanoko551 | 2010年8月28日 (土) 13時12分

>kanoko551さん

>私は、女性に乗せてくれるように
 頼まれたことがあります

バイクででしょうか?

僕もラッキー用のヘルメットを
一個、常備しないといけませんね(笑)

大自然の中で食べる素麺とおこげ付
豆ご飯。もう最高に美味しかったです。

それにしても彼女達はとてもお元気でした。
僕も元気を沢山頂戴しました。

投稿: tetsu | 2010年8月29日 (日) 17時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182480/49212696

この記事へのトラックバック一覧です: 小処温泉 :

« SING OR DIE  | トップページ | 宝塚歌劇 ~麗しのサブリナ~  »