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2010年9月25日 (土)

九州縦断旅行Ⅺ ~桜島~ 

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池田湖から鹿児島市内を目指して17号、そして指宿スカイラインを北上します。尾根伝いのその道はまるで青の世界の中を飛んでいくように感じます。もう滅茶苦茶気持ちが良いです。ヘルメットの中で『ヒャッホー♪』の雄叫びが響きます。

鹿児島ICから市内へと抜ける長いトンネルが渋滞していました。トンネル内ではすり抜けも出来ず我慢の子です。市内に入れば路面電車の線路を目印に進んでいけばフェリー乗り場です。途中、立派な銅像を目にしたのでDSCを止めて近づくと大久保利通の像でありました。西郷さんが情に厚く人気があったのに対して怜悧な印象を受け人気薄の利通ですが、冷めた頭脳と共に維新の立役者たる熱い情熱を持った人物でした。日本の最南端の地で日本の歴史が大きく動いたことは必然でもあり不思議でもあります。

フェリー乗り場はすぐに分かりました。看板に沿ってDSCを走らせていきます。誘導員の指示通りに走っていくとDSCを一度も止めることなくフェリーの中の人となります。料金は桜島に着いてから払うようになっているようです。

http://www.sakurajima-ferry.jp/

フェリーの行方には桜島がドーンと構えています。残念ながら噴煙を出してはいません。観光客の一人である僕はここに生活されている人々の気持ちとは別に噴煙が逞しく上っている光景を期待していたので少し残念でした。

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僅か15分ほどの船旅です。デッキ上を上階から下階まで行ったり来たりして桜島を楽しんでいました。船を出てゲートで乗船料を支払うと桜島探訪です。フェリーターミナルから最初の信号を真っ直ぐに行くと224『溶岩道路』となります。湯之平展望台への最短ルートですが、僕にはその前に寄る処があります。

信号を右折して最初に立寄った場所が『烏島展望所』です。ここは島全部が溶岩により地下に埋もれてしまった場所です。噴火の大きさが分かります。

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2番目の立ち寄り先は『赤水展望広場』です。長渕剛さんがこの地でオールナイトコンサートを開催したことを記念するモニュメントがあります。天に向かって叫ぶ長渕さんの石像を見ているとその時の興奮が伝わってくるようです。

そして噴火口を持つ南岳に最も近い湯之平展望所へと向かいます。展望所に着くと足元に粉塵が積もっています。これが道路一面にあればスリップ間違いなしです。展望所には記念撮影用のカメラ置きがあってカメラを載せると北岳(御岳)、中岳、南岳をバックに素敵な写真が撮れるようになっています。カメラ台を使って写真を撮っていたのは僕だけだったのでたくさんの人が応援してくれました。

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間近に桜島の山々を感じて大満足です。桜島の南側周遊道路を通って志布志に向かいます。でも途中で大きな展望台があって勿論寄り道です。『有村溶岩展望台』です。ここは1914(大正3)年の大爆発で流出した溶岩原の丘の上にあって360度周囲を見渡すことが出来ます。桜島の雄大な姿もバーンと見ることが出来てお勧めのスポットです。

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桜島を背にするとあとは220を只管進み、志布志港を目指します。途中、道の駅くにの松原おおさきに立寄り遅い昼食です。大きなカブトムシのモニュメントの前で暫しの休憩です。ここから港へはあと僅かの距離です。計算できる場所にいると落ち着きが違います。

16時過ぎに志布志港に到着。受付を済ませます。往きのフェリーで貰ったアップグレード券のお陰で雑魚寝からツーリストベットにとゴージャス度満点に変身です。あとは待合室でブラブラしたりフェリーを眺めながらのんびりした時間を過ごします。

乗船し、マイベットの場所を確認します。お隣は埼玉のKAWASAKI乗りさんです。九州を1週間位かけて堪能されてこられたようです。

ベットメーキングをした後は風呂へと向かいます。朝から走り詰めの身体を温かいお湯がゆっくりとその緊張を解いてれます。う~ん気持ちいい。

風呂から上がるとジャズコンサートがあるというのでロビーに出掛けます。出航前のバタバタしている中でお二人の男性が素敵に演奏しているのにお客さんたちは目の前を通り過ぎていきます。真横の長椅子で見ていた僕が唯一のお客さんです。長椅子に座っている他の人は大相撲を流している横のテレビに夢中です。演奏途中で制服を着た方が奏者の方に語りかけます。奏者の方の車を移動してくれとの要請だったようで演奏は途中でストップします。フェリーだと色々あります。

往きよりも大きな船です。雑魚寝部屋も100人ほどが一度に寝られ男女共用となっています。僕がイメージしていた大部屋が正しくこれであります。

夜も更けてくると船が大きく揺れるようになります。台風の影響で海のうねりが凄いようです。KAWASAKI乗りさんは船にも乗っていらしたことがあり、この規模でこれだけ揺れたりジャンプしたりするのは珍しいと言われていました。本当にトビウオの様にジャンプするのです。気持ち悪くならないようにベットで横になっていました。

壁向こうから親子の会話が聞こえてきます。「(子供)お母さんはAKB48って好き?」 「(母)嫌い」 「(子供)どうして~?」 「(母)若いから!」には思わず笑ってしまいました。

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予定より30分ほど遅れて大阪南港に到着します。九州縦断大旅行はお天気にも恵まれ素敵な想い出を創ることが出来ました。知覧や鹿屋の航空基地史料館など特攻隊の歴史を学ぶ機会を逃したのは残念でしたが、またいつか九州の地をゆっくりと回ることが出来る日が来ることを夢見て旅の終着駅である我が家へと湾岸線に乗って帰ります。

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九州縦断旅行Ⅹ ~開聞岳~ 

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JR最南端の駅から更に南下すると『長崎鼻』という岬に辿り着きます。そこから東シナ海越しに見る開聞岳はとても素敵です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E8%81%9E%E5%B2%B3

長崎鼻ではお土産屋さんが立ち並ぶギリギリの処までDSCを乗入れました。DSCを見るとひとりのおじさんが駐車場所に誘導してくれます。お礼を言って止めると近くのお土産屋さんのおじさんでした。でもお土産を買ってくれとのリクエストは無し。その気持ちに応えて帰りに『冷たいパイナップル』(100円)を頂きました。

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開聞岳は裾野を覆う障害物がないので頂上からその裾野までのラインがとても素晴らしく、正しく山の見本(モデル)のようです。その開聞岳を周遊できる道路が走っています。時計回りに回ります。右手にずっとその頂上を眺めながら走れると思っていましたが、殆ど山の姿を観ることはできません。でも左手には青い海がずっと広がります。

周遊コースのスタート地点は麓自然公園付近です。公園入口の左端に「ここから?」と疑問符が付くほどの寂しい入口がそのスタート地点です。そこからは暗くて狭くて、そしてちょっぴり怖いトンネルが続きます。照明はなく所々の天井に明かり取りの抜け穴が設けられています。後で知りましたが地元では心霊スポットとして知られている場所だそうです。これは知らないで良かったです。

周遊コースも終盤になってやっと開聞岳がその素敵な姿を現してくれます。

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海沿いに226を北上して「真正面に開聞岳 まさに薩摩富士」(TMより)とあった富士見PAを目指します。ところがそのPAが見つかりません。SSに立寄り給油して場所をお聞きするとすでに通り過ぎているとの由。なんにもない駐車場がPAとして紹介されていました。その駐車場ならその端に止まって開聞岳を振り返った場所です。再び戻るのも悔しいのでそのまま236から池田湖へと向かいます。池田湖ではUMA(未確認動物)イッシーを一生懸命に探したのですが残念ながら見つかりませんでした(笑)。

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九州縦断旅行Ⅸ ~JR西大山駅~ 

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旅に出る前に行きたい処のひとつが佐多岬でした。でもいくらなんでもそれは無謀な計画であることは分かっていました。そんな諦め切れない心が『最南端』という言葉に揺り動かされます。いつも利用しているJR大阪駅とは当たり前ですが全く違う趣です。

こんな風景を見ながら通勤できたらいいな~と思ってしまいます。

2人の若いライダーさんが僕のDSCを見て「神戸からですか」と声を掛けてこられます。彼らは姫路から来られたそうです。やはり神戸から大分までフェリーで来て同ルートで帰られるそうです。今回のツーリングで見かけたライダーは半分が若人で半分がシニアの方々でした。ライダーはシニアだけ、となったら悲しいです。若人たちにもっともっと頑張って欲しいと思いました。

因みにJRでの最北端の駅は稚内、最東端は東根室、最西端は佐世保と看板に書かれていました。

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九州縦断旅行Ⅷ ~砂むし温泉~ 

ホテルを出て鹿児島湾(錦江湾)に出ます。後は226を只管、南下していきます。左側の背中に桜島を感じながら走っていきます。

世界で唯一の天然砂むし温泉が指宿にあります。旅館などが施設を持っていますが、ぶらり旅の強い味方が立寄り湯ならぬ立ち砂むし湯処の『砂むし会館 砂楽(さらく)』です。

http://www11.ocn.ne.jp/~saraku/

波打ち際での砂浴はこの日は14時からでした。海岸に設置されている全天候型(屋根付き)の砂むし場では何人かのお客さんが既に砂の中にいました。

でもここで砂の中に入ると最低でも1時間を要します。今の時間は朝9時です。余裕がありそうですが桜島へのフェリーと、桜島から志布志港へと長い下道を考えなければなりません。ここは後ろ髪(坊主頭の僕にはありませんが・・・)を引かれながらも先へと進みます。

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2010年9月24日 (金)

九州縦断旅行Ⅶ ~錦江高原ホテル~ 

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ホテルから望む『桜島』。僕の部屋の前にある庭から撮ったものです。この姿を観たくてこのホテルを選びました。

http://www.kinkoh.co.jp/index.html

予約は『じゃらん』で行いました。和洋室のツイン、『極上の黒豚♪贅沢しゃぶしゃぶプラン』です。一人旅には少し贅沢かもしれませんが、桜島を見ながらしゃぶしゃぶを食べるのは何とも幸せな時間でした。

そして夕食の後は、露天風呂へ。日が落ち桜島は暗闇の中にスッポリと包まれて見えませんが、鹿児島市内の夜景が主役の座を取って代わり美しい姿を魅せてくれます

翌朝、朝食バイキング一番乗りです。眩しい位の光が大きなガラス戸から差してきています。今日も快晴です。南九州を存分に楽しむぞ~♪

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九州縦断旅行Ⅵ ~人吉への道~

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高千穂を後にして一路、人吉へと向かいます。TMに立寄り処をピンクのラインマーカーで分かり易くしてきたのですが、唯一漏れていたのが『うのこの滝』でした。フェリーの中でシュミレーションをしていて気付きました。附箋を貼って緊急処置です。218を走りながら看板を見落とさないように用心して走ります。その扱いからして大きな看板は期待できないと考えたからです。案の定、小さな可愛い看板が申し訳程度にあるだけでした。本当にここでいいの?という道を看板を信じて進んでいきます。そして突然現れるのが冒頭写真です。そこには近くへは誰も近寄れない、遠くから見ることだけ出来る素敵な姿がありました。森の中で人知れず流れ続けている滝。素敵でした。

日向街道『宿場町馬見原』。江戸時代から続く町並みは栄枯の歴史の波に翻弄されながらも今にその姿を残しています。

http://4travel.jp/traveler/azianokaze/album/10310330/

そんな町に二層式の橋があるといいます。しかも出入口は其々一ヶ所しかないのです。考えても分かりません。そこでちゃんと寄り道して見てきました。そこには上を車、下を人が歩けるようになった橋がありました。下の橋は丸い穴が開いていて川を泳ぐ魚を見ることが出来るようになっています。

宿場町は少し期待外れ。昔の面影を感じさせてくれる建物は殆どありませんでした。

町を後にして265を南下していきます。この道は平家の落人が椎葉へと向かったとされる道です。途中、鶴富屋敷など平家由縁の場所がありましたが勉強不足の僕には心に響いてきません。

市房湖からはフルーティロードを使って人吉に出るつもりが道が分からず219で西進しました。九州の小京都と呼ばれる人吉では城下町の風情を楽しむつもりでしたが時間は16時です。人吉IC⇔鹿児島ICが94.1km、高速でも1時間ちょっと掛かる予定です。鹿児島では暗くなる前に桜島を見たいと考えていたのでギリギリの時間です。JR人吉まで記念写真だけ撮ってすぐに出発です。

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九州縦断旅行Ⅴ ~高千穂峡~ 

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天安河原を後にし高千穂峡へと向かいます。途中、SSに立ち寄り給油と共にアクセス情報を仕入れます。道の駅からは相当歩かなければならないこと、バイクならば近くまで行けるはずと教えて頂きます。国民宿舎を左手に見たらクルッと回るようにしていくと高千穂峡への入り口です。警備の方が満車ゆえ進入禁止と前を走る車に合図されています。バイクの僕は進入OKです。 人がたくさん歩く坂道をゆっくりとDSCで下っていきます。

突き当りが駐車場となっています。小さな橋を渡ると駐輪場は橋の手前と云われます。多くのライダーが僕と同じルートを辿っていました。駐輪場の看板が全く分かり難い不親切な方向に付いているので坂道を下ってくるライダーには見えないからです。

真名井の滝が緑深い峡谷の中へと流れ落ちる素晴らしい姿は本物です。でもこの高千穂峡を代表する風景は正にここだけであることも知りました。この姿から勝手に数キロ続く峡谷を歩いて行ってやっと辿り着ける場所と考えていました。でも駐輪場から冒頭写真の場所までは僅か3分程です。この風景は誰でもが見ることのできるよう観覧場所が設けられています。この代表的風景があまりにも素敵過ぎるからでしょうか、どうしてもそれ以外の景色が見劣りしてしまいます。

時間に余裕があればボートにも乗って下からの滝を見上げる景色も見たかったのですが、乗り場まで行く時間と待つ時間を考えると気乗りがしません。冒頭写真の反対側、橋の上からボートと真名井の滝を撮ってボートに乗ったことにします。

今回の旅の相棒はFX01です。小さいながらも頑張ってくれる可愛い相棒ですがこの時ばかりはちょっぴりD90が手元にあれば、と思ってしまいました。

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九州縦断旅行Ⅳ ~天岩度神社・天安河原~

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原尻の滝から高千穂峡へ抜ける道が7号線です。村々を繋ぐこの道は九州の素朴な世界を堪能させてくれます。途中には小さな滝があったり、山の急斜面に立派な棚田があったり、ヘルメットを被ったお地蔵さんがいらしたりします。もうすぐ高千穂という処に天岩戸(あまのいわと)神社があります。そこから歩いて10分ほど坂を下っていくとその突き当りが天安河原(あまのやすかわら)です。

八百萬の神様たちがここに集まり相談し、怒りのためにお隠れになってしまった日の神様である天照大神をなんとか岩戸から連れ出し、暗闇の中にあった天界と地上界に再び光を取り戻したという謂れがあります。

足元を見ると辺り一面に石が積み上がっています。川の中にも同じように積み上げられた石がまるで雨後の竹の子のようにたくさんあります。「パワースポット」が今ブームとなっています。ここもそのひとつとして人気急上昇中のようです。若い人たちも多く来ていました。

清らかで透明な空気に神々の息吹を感じてきました。

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九州縦断旅行Ⅲ ~原尻の滝~ 

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九州のツーリング特集記事には絶対に欠かせない場所がここ『原尻の滝』です。

http://www.ajkj.jp/ajkj/oita/ogata/kanko/harajirinotaki/harajirinotaki.html

幅120m、高さ20mの壮大な姿から『東洋のナイアガラ』とも云われています。もっと水量が多ければカーテンの様に流れ落ちる光景が見ることが出来たのかもしれませんが、この日は飛び飛びに4、5ヶ所から滝が流れ落ちていました。冒頭写真にDSCが止めてあるのが分かるでしょうか。この写真はこの旅行での宝物となりました。

滝の下流には吊り橋があって一番の撮影ポイントになっています。なんとかその場所に辿り着くべく努力したのですが、高いところはいけません。3分の1ほど渡っていくと足が一歩も先に進んでくれません。危ないものには近づくな。すぐに撤収です。結局手を伸ばして撮った写真は水平が取れておらず没となりました。

滝の少し先の上流には素敵な眼鏡橋があるとTMにあったので寄ることにしました。ところがなかなか川に近寄れません。仕方なく植木の手入れをしていらした方に庭に入っていいか尋ね入れさせて貰いました。僕が写真を撮り終わった後、わざわざ麦わら帽子を脱がれて話し相手になって下さいます。神戸からきて鹿児島に向かう途中と伝えると、「いいですね。私ら百姓はそんなことはなかなか出来ません」と云われます。学者のような風貌の素敵な方でした。そばでは一緒に暮らしてるであろう黒いワンちゃんがジッとこちらを見ていました。

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九州縦断旅行Ⅱ ~臼杵石仏~ 

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船内では朝5時から朝食バイキング(800円)をやっています。 今日一日に備えしっかりと戴きます。さあ、いよいよ九州上陸です。フェリーは予定通り5時50分に大分港に到着します。

下船して一番に行うこと。船をバックにまずは記念撮影です。儀式を滞りなく済ましたらいざ出発です。高速道路無料社会実験路線である大分自動車道に乗って大分ICから臼杵ICまで、フェリーで固まった身体をツーリングモードに仕上げていきます。上はメッシュジャケットです。でもこれが大いなる選択ミス。すごく寒いことに気が付きます。でも高速では途中で止めることも出来ずただひたすら我慢の子です。

九州での初訪問地は臼杵石仏です。横浜で過ごした学生時代、高校の修学旅行で訪れた場所です。その時は冒頭写真の大日如来像の頭部が転げ落ちた結果、台座に置かれていました。1994(平成6)年にはその頭部が元にあった身体の上に戻されました。本来のお姿ですが頭部が落ちたその姿で世界的にも有名であったことから戻すべきか戻さざるべきか大いに論争されたのを記憶されている方も多いかと思います。(最下段左写真が当時の写真を写したもの)

http://www.city.usuki.oita.jp/sekibutsu/

朝6時から拝観が出来ると入場券売り場の立て看板に書いてあります。ここに来るまでは入場料が要るのかも調べておらず、磨崖仏ゆえ気軽に立ち寄ることが出来るかも、と考えていました。でも入場料が必要とはいえ、朝の早い時間から観覧できることは有難くありました。入場券売り場は窓口が開いていませんでしたがその先に進むと小さな小屋があってそこに係りの方がいらっしゃいました。

高校生の時、確かにここに来たのですが辺りを見渡しても全く記憶にありません。修復作業と共に周辺を整備し直した所為なのか、自分の記憶の箱が壊れてしまったのか、来たことを覚えているだけで良しとします。

誰もいない仏様だけの空間を贅沢にも独り占めです。

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2010年9月23日 (木)

九州縦断旅行Ⅰ ~プロローグ~ 

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今年(2010年)7月に開催されていた『神戸プラージュ』で操舵室や船内を見せてもらったフェリーさんふらわあ号。そこにあった一枚のリーフレットが僕を今回の旅に誘ってくれました

僕が選んだルートは往路が「神戸(六甲)→大分港」。復路が「志布志港(鹿児島)→大阪南港かもめ埠頭」。DSCと僕とで往復運賃が18,100円です。通常運賃の4割引き、60%の値段です。客室は大部屋ですが夜発って朝着くプランです。これなら寝るだけなので問題ありません。

復路は往路で貰ったアップグレード券を使ってツーリストベットを使わせて貰えました。ツーリストベットは2段ベットです。僕は下を使わせてもらいました。入口から3つ、其々が2段ですので一部屋6人仕様です。この日は上段すべてが空いていました。復路は台風の影響で海のうねりが凄く船が大揺れでした。ツーリストベットで助かりました。

九州の北の入り口から入って南から出ていくこのフェリープランは九州をバイクで縦断するのにピッタリです。

【九州1日目】 大分港→大分IC→大分自動車道→臼杵IC→502→臼杵石仏→502→原尻の滝→7→天岩度神社・天安河原→7→高千穂峡→218→うのこの滝→馬見原→馬見橋→265→椎葉→鶴富屋敷→大河内桑木原林道→388→市房湖→219→人吉→JR人吉駅→人吉IC→九州自動車道→桜島SA→鹿児島IC→自動車専用道→谷山IC→指宿スカイライン→錫山IC→錦江高原ホテル

【九州2日目】 錦江高原ホテル→20→19→226(南薩摩路)→道の駅いぶすき→226→238→砂むし会館「砂楽(さらく)」→226→JR西大山駅(JR最南端の駅)→242→長崎鼻→242→開聞岳→226→富士見PA→頴娃(えい)→236→17→池田湖→えぷろんはうす池田→17→頴娃IC→指宿スカイライン錦江台展望公園スカイぱれっと→谷山IC→自動車専用道→鹿児島IC→鹿児島市街→大久保利通銅像→21→鹿児島本港→桜島フェリー→桜島港(袴腰)→桜島ビジターセンター→烏島展望所赤水展望広場「叫びの肖像」湯之平展望所→224→有村溶岩展望台→220(佐多街道)→海潟漁港→荒崎PA→道の駅くにの松原おおさき(ふれあいの里公園)→志布志港(→大阪南港)

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出発は秋分の日。この日は朝から雨。しかも時折土砂降りです。夕方の出発までに雨が上がるように祈ります。天気予報ではこの3日間、九州での天気は良さそうです。でも出鼻を挫かれたくありません。祈りが通じDSCをガレージから出すときは雨も上がり、六甲アイランドに着くころには強い日差しさえあるような天気となりました。

行きのフェリーは神戸からです。六甲アイランドを18時半発です。17時に窓口がオープンします。その際に自分の指定席が決められます。大部屋(相部屋)ですが窓口に早く並んだおかげで端っこの窓際の席となりました。ご覧のとおり(上記写真)一人分のスペースはジャケットと同じ幅しかありません。寝返りも打てません。でもこの日は2人置き程の間隔で指定席を埋めていたので隣まで侵出しても大丈夫でした。

乗船は17時半からとなります。 係員の誘導でフェリーに吸い込まれるようにDSCと共に入っていきます。

往きのフェリーでBMWの父&息子さんと知り合いました。静岡から来られたそうです。息子さんは6歳、小学1年生です。親子そっくりです。お父さんは元々熊本生まれだったそうですが学生時代は九州を全然知らなかったと云われていました。社会人になってから熊本の良さを再認識されてもう何度も阿蘇を走られているそうです。今回は息子さんとの同伴旅。無理はせず星空を観に望遠鏡を装備している宿泊施設に泊まられるそうです。息子さんにとってはとても素敵な思い出になること間違いなしです。そのお父さんから教えて貰った素敵スポットが、阿蘇の東にある白水ダムです。

http://www.youtube.com/watch?v=avKn-Xc9s2Y&feature=related

むぎ焼酎のCMを見てこのダムだけを観たくてバイクで来たことがあるそうです。この一途な想いを持つことをいつまでも忘れたくありません。

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2010年9月22日 (水)

旅立ち 

旅の準備をしていると心がソワソワしてきます。まだ知らぬ土地へ行くことへの期待と不安が入り交じります。

明日の夜、僕は船の中ship。瀬戸内海を西へと進んでいます。素敵な旅となりますように・・・

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2010年9月20日 (月)

丹波篠山 まちなみアートフェスティバル 

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http://sasayama-art.com/index.htm

丹波篠山には国の重要伝統的建造物群保存地区があります。そこには篠山城の城下町として栄えた武家町と商家町とがあります。商家町は「河原町妻入商家群」と名付けられ往時の雰囲気を伝えてくれます。

その街並みとアートが一体となるイベントが今、開かれています。商家に入る機会はなかなかありません。古い家が持つ歴史的空間の中に現代アートが間借りさせて貰っています。

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2010年9月19日 (日)

神戸よさこいまつり Ⅱ 

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写真が多くなったので2部構成で。

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振り返って写真を見ていると女性ばかりとなってしまいましたが、もちろん男性も居りました。 3・・・2・・・1・・・これだ~ (注:気になるのが右手前の白レンズの先)

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神戸よさこいまつり Ⅰ 

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『神戸よさこいまつり 2010』が9月18日(土)から20日(月祝)までの3日間行われます。前祭である18日と19日の本祭1日目はバーバーランド会場3ヶ所で、本祭2日目の20日は垂水会場3ヶ所で行われます。階段で座りながら撮れる「はねっこ広場」狙いでカブと一緒に会場へと向かいます。その前にスペースシアター会場はどんな混み具合だろうと覗いてみると最前列のパイプ椅子が奇跡的にひとつ空いています。スタートまで40分位のタイミングです。すぐに場所を確保します。しかも始まる直前には少しだけ中央寄りの椅子へと移ります。ニコンのプロフェッショナル機2台に2.8の望遠レンズを付けられた方が、友人のために確保されていた場所ですが、来られないので空けてくれました。明石の方で写真倶楽部に入っておりお誘いを受けます。また明石のイベント(申し訳ありませんが詳しいことは忘れてしまいました)の実行委員長をしているのでそちらも来たらいいと仰って頂きます。

最前列の人たちは泣く子も黙る白レンズを付けたカメラマンが多くいます。僕は泣く子も笑う3.5-6.3レンズで頑張ります。会場では演舞スケジュール表を配っていました。9時半のスタートです。各チーム持分6分、途中に数度ある総踊りを含めて全部で100チームの勘定となります。終了時間は19時半の予定です。でもここの会場が一番踊り手さん達に近いのではないかと思います。ただネックは光。外の会場と違い、基本は室内光です。WBを最初「晴れ」にしていましたが、夕方になってからは「蛍光灯」に変更しました。それでも日差しが一時でしたが差し込んで素敵な表情を撮られてくれました。

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2010年9月18日 (土)

砥峰高原 ~ノルウェイの森~ 

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『あの森』を探しに僕はバイクに乗って家を出た。人々が住んでいる街からスポーツカーで数時間の場所。それだけが僕に与えられた唯一のヒント。車も殆ど通らない道をタイヤが音を立ててカーブを次々にクリアしていく。やっと着いたその場所には小さな家が一軒だけある。その背後には底なし沼のような深い森が広がっている。一歩足を踏み込んだら二度と戻れない、そんなことを冷たい空気がそっと教えてくれる。

[ルート] 西宮→176→宅原→17→東条→175→滝野社→175→427→寺内→8→松か井の水→寺前→404→長谷ダム→砥峰高原→とのみね自然交流館→峰山広域基幹林道→坂の辻峠→8(加美宍粟線)→29→道の駅 播磨いちのみや→山崎IC→中国自動車道→西宮北IC→82→51(有馬街道)→宝塚→西宮

砥峰高原には以前にも来たことがあります。でも高原の中へ足を踏み入れるのは今日が初めてです。とのみね自然交流館からスタートして左回りに東屋、そして展望台を経由する1周3.1km、所要時間90分とマップにあるコースを辿ります。

スタート地点では数多くいた観光客も、東屋まで登ってくる人は僅かです。そしてその先に進む人は殆ど居ません。しかも展望台への道と展望台からの道は人を拒むかのようにススキが道を覆い隠しています。

ススキの森を掻き分けながら足元に気を付けながら歩いていきます。本の中の主人公になったような錯覚を覚えます。時折雲の合間から太陽の光が零れてきます。高原を白と黒の世界に光が分けていきます。

道なき道を進んでいきます。一匹の蝶がひらひらと僕を先導してくれるかのように僕が蝶に追いつくと少しだけ先に飛んで、また僕を待ってくれます。その羽はもうボロボロになっていました。やっと道に出ることが出来ると蝶はいつの間にか居なくなっていました。

砥峰高原で『ノルウェイの森』の映画が撮られました。出演者が泊まったホテルに寄るべく地図とにらめっこ。途中、太田池への分岐点までは自分の位置を認識できましたが、その後は迷子状態となってしまいました。アスファルトの道は途中からダートへと変わります。ホテルへのアクセスだと思って右折した道はダートからガレ場へと様相を一変します。しかも谷底へ落ちていくような下り道。慌てて細い道でしたがなんとかUターンを成功させ元の道へと戻ります。一旦、来た道を戻る選択肢も考えましたが、ここまで来たら先へと進むのが男の道です。

『深く愛すること。強く生きること。』 2010年12月11日、映画が公開されます。

http://www.norway-mori.com/

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2010年9月11日 (土)

人生の本 

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『人生の本』となると仰々しいですが、『LIFE BOOK』 富士通のノートパソコンを購入してきました。ミドリ電化西宮店がリニューアルオープンするに際し一時閉店します。その前の大特売に合わせてカブで店を覗くだけの筈が帰りにはカブの荷台に四角い段ボールが乗っていました。

ミドリ電化の販売員の方から「この機種をこの値段で買ったのは当社であなただけ」と持ち上げられたのに気を良くしてしまったのが運のつき。

これで3代目の富士通コンピューターです。初代が1999年夏、2代目が2004年冬、そして今回です。5~6年おきの入れ替えです。まあこんなものなんだと思います。

どれだけスペックが変わったか、素人の僕でも分かり易い指標で見てみました。並び順は初代→2代目→3代目です。

[品名] FMV BIBLO NE/36LA FMVNE36A6→FMV-BIBLO NB90J/T FMVNB90JT→LIVEBOOK AH700/5A FMVA705ALG

[OS] windows98→XP→7

[CPU] Pentium(R)Ⅱプロセッサー/366MHz→Pentium(R)Mプロセッサ735/1.7GHz→Core i5 450M/2.4GHz

[メモリー] 64MB→512MB→4GB

[モニター] 14.1インチ→15インチ→15.6インチ

[HDD容量] 10GB→80GB→500GB

[ドライブ] CD&FD→CD&DVD→BR

久し振りのコンピューターの入替に一抹の不安を抱えて家に戻ります。まずは梱包された箱からコンピューターを取り出します。初代の購入時にはもの凄い数の解説書などが入っていましたが、2代目からはグッと少なくなり、3代目では気の抜けるほど何も入っていません。唯一、190頁の取扱説明書があるだけです。これ一枚で簡単にセットアップできるというようなリーフレットもありません。限りある資源を大切に心が浸透しているようです。

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取説を読みます。そこで発見したのがWindows7(64ビット)と同(32ビット)のセットアップの違いです。64ビットを選択するのであれば電源をいれるな、とあります。??? 僕は一体どうしたらいいのでしょう状態となり固まります。困ったときは富士通さんへ電話です。そこでメモリーの能力を最大限に利用する必要があるならば64だが普通のユーザーであれば32で十分と教えて貰います。普通のユーザーである僕は32を選択します。

あとは取説通りにまずまず進むことが出来ました。無線環境でありますがこれも何とかクリアーし、インターネットの世界に繋がることが出来ました。

しかし残された最後の課題がメール環境でした。取説通りに行おうとするととても煩雑な手続きとなりそうです。そこでまたまた電話です。今度はプロバイダーのニフティさんに手伝って頂きます。ニフティのHPからメール設定のソフトをダウンロードします。後は丁寧な案内に沿って手続きをします。

これでネット環境は整いました。ここまで2時間半程が必要でありました。

そして最後に無線のバッファローさんに連絡します。バッファローさんだけ電話が0120でありません。050の電話を掛けるも混み合っているので待つようにとの自動音声の指示。やっと係りの方に繋がったのは30分後でした。無線のセキュリティーに関して質問したのですが隔靴掻痒の状態となります。こちらのニーズがポイントで伝わりません。ここはまたメールで問い合わせを行う予定です。

3代目はキーボード右側に10KEYが付いています。エンターキーが上手く押せるか不安でしたが今のところ問題なしです。ただ移動キーの横にもエンターキーが付いていて意図しない改行が多くなっています。これも慣れなければならないようです。

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2010年9月 4日 (土)

信貴山 朝護孫子寺 

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寅年の今年(2010年、平成22年)、年賀状の画材にこの寅さんを撮りにいこうと考えていました。でも毎度のことですが考えるだけで終わっていました。それから9ヶ月経ってやっと実行に移すことができました。

西宮からのアクセスが少し分かり難いことが「9ヶ月」の原因でした。でも奈良方面からですと王子経由でなんとか行けそうです。帰り道であれば多少迷っても構わないので立ち寄ることに。本日の予定には当初より組込んでいましたが出発が遅くなったこと、お寺や城跡が素晴らしく予想以上に時間を取ってしまいました。その上、五百羅漢さんとの面会という予定外の出来事もあり、信貴山 朝護孫子寺に着いたのは17時前となってしまいました。

この時間だったからでしょうか。たぶん要ると思われる拝観料を払う場所も分からずに気付くと境内の人になっていました。ご本堂まで行きましたが、参拝者も居なくなりホッとされていたのかお堂の中から笑い声が聞こえていました。入口の張子の大寅の前にはたくさんの幼稚園児が先生方に連れられて来ていました。でもその余りにも大きな寅の前に大泣きしている子供もいました。

http://www.sigisan.or.jp/index.html

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五百羅漢

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壺阪寺から高取城跡へと続く道中で「五百羅漢」の小さな看板が僕に呼び掛けます。登城した後にお会いしに行くことを誓ったので帰り道、カブを置いて『0.2km』との看板文字に力を貰って雨でその中央を深く抉られた急な坂をゆっくりと上っていきます。

全国各地に五百羅漢像があります。でも僕が想像していたのは一人一人が独立した像の羅漢さんでありました。ところが僕の目の前に現れたのは巨大石に刻まれたたくさんの羅漢さん達でした。長い年月を経てもうお顔の表情は読み取ることも出来ません。いま見ることの出来るのは自分の心が映し出すお顔だけのようです。優しいお顔、怖いお顔、笑ったお顔、泣いたお顔。500の中に一人でも優しいお顔や笑ったお顔があれば幸せに生きることが出来そうです。

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高取城跡 

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壺阪寺からさらに山を上がっていくと(カブでですが)「高取城跡」の小さな看板が見えてきます。ここでカブを降り、急な坂と階段を上っていきます。途中、もう引き返そうかと思う絶妙なタイミングで「壺阪口門跡」とお城の一部が見えてきます。その後も折れそうな心をなんとか励まし、やっとのことで「大手門跡」に辿り着きます。

昔はあったであろうお城は今は跡形も無く、濃い緑で覆われていました。蝉たちが鳴き、蝶が舞い、バッタが突然の訪問者に驚いて跳ね回ります。

まさに『夏草や兵どもが夢の跡』(芭蕉)の光景が目の前にあります。

奈良産業大学がCGで蘇らせた高取城の全貌を見ることができます。

 http://www.nara-su.ac.jp/archives/takatori/index.php

腰を抜かさんばかりの素晴らしい城がここ高取にあったことを初めて知りました。それにしても奈良県は商売下手です。でもここには多くの人が来て欲しくないとも思いました。自然に帰る一歩手前の状態がいつまでも続くことを願います。 

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壺阪寺 

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8号線から阪奈道路を経由し24号を南下していきます。途中郡山から橿原まで自動車専用道路を使ってショートカット使用と思いましたが125cc未満は通行不可とあり、カブでは先に進めず仕方なく下道を使って明日香へと向かいました。明日香から少し南に壺阪寺はあります。

http://www.tsubosaka1300.or.jp/index.html

自動2輪200円と表示あります。カブは?と思いながら駐車場へと入っていきますが集金所もなくそのまま駐車させて貰います。

観光寺のイメージが強く少し距離を置いていましたが、実際に行ってみると印象は大分変わりました。約1,300年ほどの歴史を有するお寺さんです。

宗教法人ではなく社会福祉法人であることからもお寺の有り様が分かります。眼病に霊験あらたかな観音様として古くから信仰を集めていましたが、盲老人ホーム発祥の地でもあります。

またインドとの交流の歴史も約半世紀に渡りハンセン病患者救済や奨学金事業などにも力を注いでいます。大観音像や石窟寺院をモチーフにした納骨永大供養の御堂などは多くのインドの人々によって造られています。

本堂から一本道を挟んだ大観音石像と大涅槃石像のエリアには僕以外誰もいません。今日は京都の修学院と龍安寺コースも考えていたのですが、この一人になる空間を楽しむことを思い、奈良にしました。その時空を身体中で楽しみます。観音様と二人っきりの内緒話です。

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