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2010年9月25日 (土)

九州縦断旅行Ⅺ ~桜島~ 

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池田湖から鹿児島市内を目指して17号、そして指宿スカイラインを北上します。尾根伝いのその道はまるで青の世界の中を飛んでいくように感じます。もう滅茶苦茶気持ちが良いです。ヘルメットの中で『ヒャッホー♪』の雄叫びが響きます。

鹿児島ICから市内へと抜ける長いトンネルが渋滞していました。トンネル内ではすり抜けも出来ず我慢の子です。市内に入れば路面電車の線路を目印に進んでいけばフェリー乗り場です。途中、立派な銅像を目にしたのでDSCを止めて近づくと大久保利通の像でありました。西郷さんが情に厚く人気があったのに対して怜悧な印象を受け人気薄の利通ですが、冷めた頭脳と共に維新の立役者たる熱い情熱を持った人物でした。日本の最南端の地で日本の歴史が大きく動いたことは必然でもあり不思議でもあります。

フェリー乗り場はすぐに分かりました。看板に沿ってDSCを走らせていきます。誘導員の指示通りに走っていくとDSCを一度も止めることなくフェリーの中の人となります。料金は桜島に着いてから払うようになっているようです。

http://www.sakurajima-ferry.jp/

フェリーの行方には桜島がドーンと構えています。残念ながら噴煙を出してはいません。観光客の一人である僕はここに生活されている人々の気持ちとは別に噴煙が逞しく上っている光景を期待していたので少し残念でした。

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僅か15分ほどの船旅です。デッキ上を上階から下階まで行ったり来たりして桜島を楽しんでいました。船を出てゲートで乗船料を支払うと桜島探訪です。フェリーターミナルから最初の信号を真っ直ぐに行くと224『溶岩道路』となります。湯之平展望台への最短ルートですが、僕にはその前に寄る処があります。

信号を右折して最初に立寄った場所が『烏島展望所』です。ここは島全部が溶岩により地下に埋もれてしまった場所です。噴火の大きさが分かります。

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2番目の立ち寄り先は『赤水展望広場』です。長渕剛さんがこの地でオールナイトコンサートを開催したことを記念するモニュメントがあります。天に向かって叫ぶ長渕さんの石像を見ているとその時の興奮が伝わってくるようです。

そして噴火口を持つ南岳に最も近い湯之平展望所へと向かいます。展望所に着くと足元に粉塵が積もっています。これが道路一面にあればスリップ間違いなしです。展望所には記念撮影用のカメラ置きがあってカメラを載せると北岳(御岳)、中岳、南岳をバックに素敵な写真が撮れるようになっています。カメラ台を使って写真を撮っていたのは僕だけだったのでたくさんの人が応援してくれました。

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間近に桜島の山々を感じて大満足です。桜島の南側周遊道路を通って志布志に向かいます。でも途中で大きな展望台があって勿論寄り道です。『有村溶岩展望台』です。ここは1914(大正3)年の大爆発で流出した溶岩原の丘の上にあって360度周囲を見渡すことが出来ます。桜島の雄大な姿もバーンと見ることが出来てお勧めのスポットです。

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桜島を背にするとあとは220を只管進み、志布志港を目指します。途中、道の駅くにの松原おおさきに立寄り遅い昼食です。大きなカブトムシのモニュメントの前で暫しの休憩です。ここから港へはあと僅かの距離です。計算できる場所にいると落ち着きが違います。

16時過ぎに志布志港に到着。受付を済ませます。往きのフェリーで貰ったアップグレード券のお陰で雑魚寝からツーリストベットにとゴージャス度満点に変身です。あとは待合室でブラブラしたりフェリーを眺めながらのんびりした時間を過ごします。

乗船し、マイベットの場所を確認します。お隣は埼玉のKAWASAKI乗りさんです。九州を1週間位かけて堪能されてこられたようです。

ベットメーキングをした後は風呂へと向かいます。朝から走り詰めの身体を温かいお湯がゆっくりとその緊張を解いてれます。う~ん気持ちいい。

風呂から上がるとジャズコンサートがあるというのでロビーに出掛けます。出航前のバタバタしている中でお二人の男性が素敵に演奏しているのにお客さんたちは目の前を通り過ぎていきます。真横の長椅子で見ていた僕が唯一のお客さんです。長椅子に座っている他の人は大相撲を流している横のテレビに夢中です。演奏途中で制服を着た方が奏者の方に語りかけます。奏者の方の車を移動してくれとの要請だったようで演奏は途中でストップします。フェリーだと色々あります。

往きよりも大きな船です。雑魚寝部屋も100人ほどが一度に寝られ男女共用となっています。僕がイメージしていた大部屋が正しくこれであります。

夜も更けてくると船が大きく揺れるようになります。台風の影響で海のうねりが凄いようです。KAWASAKI乗りさんは船にも乗っていらしたことがあり、この規模でこれだけ揺れたりジャンプしたりするのは珍しいと言われていました。本当にトビウオの様にジャンプするのです。気持ち悪くならないようにベットで横になっていました。

壁向こうから親子の会話が聞こえてきます。「(子供)お母さんはAKB48って好き?」 「(母)嫌い」 「(子供)どうして~?」 「(母)若いから!」には思わず笑ってしまいました。

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予定より30分ほど遅れて大阪南港に到着します。九州縦断大旅行はお天気にも恵まれ素敵な想い出を創ることが出来ました。知覧や鹿屋の航空基地史料館など特攻隊の歴史を学ぶ機会を逃したのは残念でしたが、またいつか九州の地をゆっくりと回ることが出来る日が来ることを夢見て旅の終着駅である我が家へと湾岸線に乗って帰ります。

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コメント

素晴らしい旅でしたね。
雄大な桜島、高千穂峡の澄んだ雰囲気
とても素敵です。
いちばんのお気に入りになった場所は
どこですか?
原尻の滝、7年前に行ったとき
僕は滝の下から見上げたのですが
上に微妙に車らしきものが止まっているように
見えたのですが、道がかかっていたのですね...
Ⅺの885のオブジェの皆既日食のようなお写真は
何かフィルターを使われたのですか??

やはり九州は船の旅がいいですね。
僕も来年あたりにサンフラワーでいきたいです・・・

投稿: kazuh | 2010年10月11日 (月) 17時23分

大満足の九州ツーリングでした。

一番のお気に入りですか?
余り大きな声では言えませんが
ホテルの露天風呂から見た桜島が
感動ものでありました。

でもそれ以上に感激したのが
池田湖から鹿児島へ向かうルートです。
その時僕は人間でなくなってしまった
ような錯覚を覚えるほどでした。
宙に浮かぶ一本道を滑るようにDSCで
走っていました。

885の写真は一寸遊んでみました。
XPパソコンではピックアップした写真を
一度に縮小(サイズダウン)出来たのですが
セブンになって一枚ずつしか今の自分には
出来なくなっています。
その為、一枚一枚に掛ける時間が多くなって
いるのですが、色合いなどを調整することの
楽しさを知りました。
(ウィンドウズライブフォトギャラリーという
ソフトがあってそれを使いました)
長渕さんのクールさと情熱を現したつもりです。
うまく伝わりましたでしょうか。

でもいいですね~、船旅。
旅情という観点からはナンバーワンですね。

投稿: tetsu | 2010年10月11日 (月) 19時12分

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