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2011年7月 9日 (土)

高野山Ⅲ ~宿坊『恵光院』~ 

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生まれて初めての宿坊体験は今年(2011年)1月に行った京都仁和寺の御室会館でありました。早朝、お勤めに行くべく外に出ると雪が深々と降っていました。ご本堂の中の灯りだけが暗闇の中で紅く浮かび上がり僕をそっと導いてくれているようでした。

今回は人生2度目の宿坊となります。高野山の宿坊はどこも評判が高く(じゃらん「クチコミ」より)サービスや食事も競って良くなっているようです。僕はその中でもいくつもの修行体験が無料で出来、街の中心に位置する『恵光院』さんにお世話になりました。

西宮を6時過ぎに出発。堺から橋本を経由し大好きな371号で高野山へと向かいました。恵光院さんには9時過ぎに到着。チェックインは14時からですが荷物とバイクを預かって貰いました。受付の若き僧侶の方は関学出身で西宮話で盛り上がります。関学はキリスト教の学校です。色々とあったと仰っていました。

ハッピーメイカー(HM)のイベントを堪能した後、14時半に正式にチェックインします。今回はじゃらんネットで『一日修行体験プラン』を予約してきています。宿でのスケジュールは次の様になりました(注:一部HMのイベントも含む)。

14時半『写経』、16時『観心行舞/滝山隆心』(HM)、16時半『阿字観(座禅)』、17時半「夕食(精進料理)」、18時「風呂」、19時半『阿蓮月の夕べ』(HM、別料金1,000円)(演奏(AWAYA)、声明(高野山の僧侶)、舞踊(滝山隆心)、映像(Antenna))

 

翌日: 4時「寒さで目覚める」、6時半『朝のお参り』、7時『護摩祈祷』、7時半「朝食(精進料理)」

夜の奥之院ツアー(19時15分~、別途1,500円)はじゃらんでのクチコミ評判も良くて是非とも参加したかったのですがHMのイベントと時間的に重なってしまい恵光院さんでも悩んだ末に本日はツアー中止の決定と相成ってしまいました。ネット予約時に参加したい旨もお伝えしていただけに誠に残念な結果でした。次の機会のお楽しみとなりました。

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チェックイン時に写経のセットを渡され、その心得を教えて頂きます。部屋にて自分の好きなタイミングで行うことができます。始める前には口を濯ぎ手を洗います。祈願したいことを一心に願いながら筆を運んで行きます。墨と筆でなく筆ペンなのでちょっと拍子抜けですが楽ちんは楽ちんです。書き終えたらチェックアウト時にお渡しします。奥ノ院さんに納める場合は1,000円が必要です。恵光院さんにお納めする場合は無料です。僕はもちろん後者を選択します。僕はチェックインしてすぐに写経に取り掛かりました。完成するまでには約1時間を要します。

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16時からは恵光院さんの僧侶である滝山隆心さんが宗教舞踊というか滝山さんの世界を魅せてくれます。このイベントと引き続き行われる阿字観にはHMの一部として寺の宿泊者以外にも多くの方が参加していました。阿字観では最初に心の在り方、足の組み方、手の組み方、呼吸の仕方、目の開け方(半眼)などのレクチャーがあって15分程瞑想の世界に入ります。僕自身、この宇宙と一体になる阿字観を最初はもっと長く体験したいと思っていましたが、いざやってみるとずっと同じ姿勢でいることが辛くなってきます。無理はしないでいい、辛くない姿勢でいい、両足を投げ出してもいい、と仰ってくれていましたがそれでも15分が長く感じられてきます。現代人の悲しい性でありましょうか。これは体験というカテゴリーで良かったと思いました。

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17時半から精進料理の夕食です。10畳の間に僧侶が料理を運んできてくれます。折角の料理を前にしても18時から今宵の夜のイベントの整理券が配られると聞き、ちょっぴり落ち着きません。料理を味わう心の余裕をどこかに置き忘れてきたように食べ終えると整理券を貰いに行きます。16時からの舞踊の混雑ぶりを知っているだけに危惧していましたが皆さん大人で焦っている人は僕だけだったようです。10分前に並んで一番札をゲットしました。

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さぁ、これでゆっくりとお風呂に入りに行きます。風呂は一番風呂だったようで桶が綺麗に積まれていました。最後まで一人っきりでのんびりと湯の中で漂っていました。風呂は16時から22時まで入れます。ただ残念ながら翌朝の設定はありません。

19時開場となっており整理券を持っていてもその時間に居る必要があります。1番札の僕は最前列中央席をゲットします。30分待ちいよいよスタートとなります。AWAYAさんはどこかでお会いした?と考えましたら箕面で一度その幽玄な世界を拝見させて頂いておりました。隆心さんの他に6人の若き僧侶の唱える声明が段々と暮れゆく高野山の空気に運ばれてゆきます。

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朝4時、思わぬ寒さに目が覚めます。昨日はいつの間にか寝てしまったようです。22時台ではなかったでしょうか。もうこのまま起きていてもいいのですがお勤めのある6時半までもう少しあります。寝ているのか起きているのか分からない微睡みの中で至極の時間を楽しみます。

6時25分になると僧侶が各部屋を廻り、お勤めの時間であることを知らせてくれます。そして本堂に案内されます。ここでも写真はOKなのが嬉しいです。フラッシュを焚かなければ写真NGの場面は基本的にありません。あとは周囲の人に迷惑にならない様にするだけです。

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本堂でのお勤めが終わると7時から護摩祈祷の場に居合わせて頂けます。一度靴を履いて隣の建物である毘沙門堂に移動します。護摩木が焚かれると炎が大きくなっていきます。天井を見上げると煙が堂内に射しこんでくる朝日と戯れていました。

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朝の儀式が終わり部屋に戻ると精進料理の朝食が運ばれていました。昨日の夜は少し慌ててその味を楽しむことが出来ませんでしたので、朝食はゆっくりとシンプルな料理を味わいながら頂きました

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