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2011年11月19日 (土)

入江泰吉記念奈良市写真美術館 

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『関西文化の日』として今日と明日の2日間は多くの美術館や博物館が無料となっています。でも生憎の雨、仕方なく電車(本当はバイクで廻りたかった)で大好きな奈良へと行ってきました。

交通の足には『奈良・斑鳩1dayチケット(大阪市交通局&近鉄電車・奈良交通版、1,600円)』を梅田駅地下鉄構内定期券売り場で購入しました。

【今日のルート】 梅田駅(地下鉄)→難波駅(近鉄)→近鉄奈良駅(奈良交通バス)→破石町バス停(徒歩)→入江泰吉記念奈良市写真美術館(徒歩)→破石町バス停(奈良交通バス)→大仏殿・国立博物館バス停(徒歩)→奈良国立博物館(徒歩)→奈良県立美術館(徒歩)→近鉄奈良駅(近鉄)→生駒駅(徒歩)→鳥居前駅(生駒ケーブル)→宝山寺駅(徒歩)→宝山寺(徒歩)→宝山寺駅(生駒ケーブル)→鳥居前駅(徒歩)→生駒駅(生駒線・地下鉄)→谷町4丁目駅(地下鉄)→東梅田駅(徒歩)→梅田駅

雨の平城宮跡を車窓に見ながら列車は近鉄奈良駅に到着します。ぶらりぶらりと鹿と戯れながら奈良公園を歩いていくのも良いのですが、結構強く雨が降っています。ここは迷うことなくバスに乗り(1dayチケットでOK)、破石町(わりいしちょう、素敵な名前です)で下車します。看板が不親切で大分行き過ぎてしまったようで交番で道を尋ねます。お巡りさんが親切に教えてくれました。お陰様で後は不安も無く入江泰吉記念写真美術館に到着します。

10月1日から12月25日までは『開館20周年記念 入江泰吉 杉本健吉 ~大和路に魅せられた二人~』が開催されています。このコラボがものすごく素敵でした。入江泰吉の写真と杉本健吉の絵画。この二人が同時期にここ奈良という場所で出会い交流出来たことは正に奇跡だと感じました。

展示方法も二つに場所を分けるのでなく、いつの間にか写真が絵画に、絵画が写真になっていて二人の世界を行ったり来たりしているような不思議な感覚に包まれました

『驚きが無ければ描く理由が無い。驚きが無ければ描かなければいい。』 

『日本三景には全く関心が無い。 奈良の何気ない風景の中に感動するものがある。』

『ある晴れた日、杉本は絵筆を進めていたが、そばにいた入江はカメラをセットしただけで写真を撮る気配もない。入江は空気が動く時を待っているようだった。』

絵画と写真の違いをその杉本の話から強く感じました。ただ、杉本もきっとそのままの画を描いていたのではないと思います。杉本の心に映った風景を描いていたのだと思います。写真家は心に映る(響く)風景が目の前に現れるのを待たなければなりません

杉本は墨を確保したとき、やっと安堵したと云います。戦争中でも食料よりも墨のことを心配し、それが手に入ればもう後のことはどうにかなると考えていました。心配することの次元が違います。

この二人に共通するものは『熱い情熱』です。写真に対して、絵画に対して。ひとつのものを極めることはその人がいかにそのことに打ち込めるかなのだと思います。

その強い思いを持つ、持ち続けることがその道のプロであり、他人に感動を与える特権が神様より与えられているのだと思います。

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