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2011年12月24日 (土)

山田寺跡 

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ホテルを出て真っ直ぐに山田寺跡に向かいます。場所は昨日、標識を見つけているので心配ありません。大きな駐車場には軽自動車が一台。運転者の女性は跡地を一周して戻って来られます。管理されている方のようで互いに一礼して挨拶します。

まだ朝日の暖かさを吸収していない草地を霜が覆っています。歩くとザクッザクッと音がします。この足元の下で1982年に世紀の大発見がありました

下左写真にあるように山田寺は回廊を擁する立派なお寺さんでした。大化5(649)年、願主の蘇我倉山田石川麻呂が謀反の疑いにより自害、一時建設が頓挫しましたが、石川麻呂の孫にあたる後の持統天皇の影響もあり天武朝に入って完成しました。

その後、長い歴史の中で伽藍は荒廃し、東回廊は土砂崩れにより押し潰されました。その東回廊が1千年の時空を超えてその姿を当時のままに見せてくれたのです。当時の柱や連子窓などの木材は普通ならば腐ってしまうのですが倒れた場所の水と土の絶妙なバランスの中で奇跡が起こりました。

その奇跡の実物は飛鳥資料館で観ることが出来ます(飛鳥資料館の項参照)。木が乾燥収縮し崩壊することを防ぐため、浸み込んだ水をポリエチレングリコールに置き換える作業を5年に亘り施し、枠組みで木に重さを掛けないようにしています。

今は観音堂と庫裏が建つのみの山田寺です。寒さが強いため、まだ紅葉が素敵でありました。

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