永遠のゼロ
探偵ナイトスクープの放送作家、百田尚樹が最初に手掛けた小説がこの『永遠のゼロ』です。TOHOシネマズ西宮OSへネット予約をして観に行ってきました。
http://www.youtube.com/watch?v=6G1OHLyMY7U
戦争を知る世代が戦争を知らない世代に引き継ぎが出来る時間も段々と少なくなってきています。歴史の中のひとつの出来事として戦争を縄文時代のそれと一緒にして欲しくない、手を伸ばせばそこにあった匂いある現実として捉えて欲しい、そんな百田氏の思いが強く伝わってきました。
男として、そしてひとりの人間として大きな時代や組織の重圧に抗して自分の思いを貫けるか。人間としての尊厳、自分や他人(ひと)の名誉を守ることが出来るのか。
カッコ悪くても清い生き方をしたい。いい人でなくとも自分の美学を大事にしたい。
『きけわだつみのこえ』 光文社カッパブックスのカバーか掛けられた第1集、2集の2冊が亡き父親の書棚に並んでいました。学徒出陣で戦争に引き摺り出された学生たちの手記です。急に読み直してみたい感情に襲われました。
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