2009年11月28日 (土)

清荒神 

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今日は本当は『葛城一言神社』(御所)の大銀杏が黄葉の見頃を迎えている との事でしたのでDSCで颯爽と出掛ける予定でした。でも昨日からちょっぴり身体がおかしい感じです。硝子の様な身体に親しんでいる僕には自分の状態が手に取るように分かります。これは大人らしく無理はしてはいけない、と近くで黄葉が観ることが出来て車であれば駐車場が無料であるところを脳内コンピューターで計算します。チーンと答えが出ます。行き先は『清荒神』さんに決定。境内の大銀杏が楽しみです。

PS:でも本当の大人はこんなときはお家で暖かくしてジッとしています。良い子の皆さんは真似をしませんように・・・

大晦日から正月三が日は多くの参拝客で賑わう荒神さんです。本当は阪急宝塚線清荒神駅から続く参道を歩いていくのが一番です。駅から寺の山門までは約1.2km、ゆっくり歩いて30分ほどの道のりです。でも駐車場からは5分ほどです。もちろん僕は駐車場組みであります。駐車場からでも参道の両側にはたくさんのお土産やさんが並んでいます。それらを見ながら歩いているだけで楽しくなります。今日も紅葉を撮っていたら「お兄さん(この言葉をなんか嬉しく感じる年頃となりました)、上ばかり撮っていないでこっちにも綺麗なのがあるんだからさ」と往年のお姉さんに声を掛けられました。

山門に近付くと銀杏特有の匂いが漂ってきました。くさい・・・ 大銀杏も見えてきましたがもう多くの葉を落としていました。少し強い風が吹くとザァーと葉と銀杏が落ちてきます。その下では一生懸命に銀杏を拾っている方たちが沢山いました。

山門から本堂へと向かう左手に史料館があります。開館一周年記念として『清澄寺縁起と冥途蘇生記』という特別展をやっていました。入館無料との看板に誘われるように入っていきます。荒神さんの歴史を感じます。

本堂横を通り抜け、鉄斎美術館へと進みます。美術館前の紅葉が素晴らしく素敵でした。何人かの方が『そっちは逆光よ』と言われていましたが、紅葉は順光より逆光が綺麗です。逆光をひとり占めです。

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2009年11月 7日 (土)

佐川美術館 

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ずっと行きたいと思っていた『佐川美術館』ですが入館料の高さ(1,000円)に尻込みをしていました。でも今日は『関西文化の日』で気前良く無料(11月7日、8日の両日)となっています。

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/index.cgi

この『関西文化の日』はとても素敵なイベントです。関西一円の約400の美術館・博物館等の施設が入館無料となるのです(通常も無料の施設を含む)。ピークは来週14日(土)と15日(日)です。

http://www.kansaibunka.com/

HPもありますが、出来たらパンフレットを駅などで入手されると分かり易いと思います。でもパンフ入手をミッションとしていた僕でも昨日やっと阪急梅田駅でゲットできた次第です。とても人気がありすぐに無くなってしまうようです。

来週末は国立国際美術館、国立民俗学博物館、咲くやこの花館、宇治市源氏物語ミュージアム(15日のみ)などが僕のアンテナをくすぐります。

琵琶湖にはもう何度も行っています。時折佐川美術館の前を通るのですがその建物が既に美術品のように素敵です。この美術館は名前から推測される通り佐川急便の創業40周年記念事業として1998年に開館されたものです。

日本画の平山郁夫『平和の祈り』、彫刻家の佐藤忠良『ブロンズの詩』、陶芸家の樂吉左衛門『守破離』の3人の芸術家の作品と出会う事が出来ます。

平山画伯は仏教伝来をテーマとするシルクロードシリーズで芸術には縁遠い僕でも良く知っている芸術家ですが、他のお二人の作品もとても素敵でした。とくに忠良(ちゅうりょう)さんの作品(『帽子・夏』)には興福寺の阿修羅に会ったときと同じようにドキッとしてしまいました。でもこの作品は忠良さんが日本人で始めてフランス国立ロダン美術館で個展を開いた際のポスターにもなっていた代表的な作品だったことを後で知りました。ポストカードを一枚、記念に購入します。

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今日は無料と云う事で僕を初めとして日頃美術館に縁遠い人達もたくさん来ていました。そんな人達の中でも、年配の女性軍団が大声を上げて笑ったりしゃべったりしているのには辟易としてしまいました。作品と向き合うことなくおしゃべりで盛り上がっています。なるべく距離を置いて足早に逃げ出します。

この美術館の素敵のひとつは、普通なら居るブースごとの係りの方が居ないことです。当然モニターで監視はしていると思いますが、人が居ないと目線を気にせずにゆっくりと鑑賞できます。また作品の多くがガラスケースに入れられることもなくそのままの姿で置かれています。作品との距離が近いのです。気に入った作品は前後左右から自由に見ることが出来ます。なんなんでしょうか、この肝っ玉の展示方法は。すこしびっくりしました。

今日は彦根のひこにゃんにも会いに行こうと考えていましたが、折角の素敵な作品との出逢いの余韻を大事にしたくてそのまま帰途に着くことにしました。

途中、道の駅琵琶湖大橋米プラザに寄り道です。大橋を車で通過するときに見えた琵琶湖の湖面が煌めく様を撮りたかったのですが、位置関係が悪く写真になるような画を見ることが出来ませんでした。その代わり、地元産の美味しそうな柿、里芋、椎茸を買い込みました。里芋は茹でて醤油をつけてつるっと食べるのが大好きです

秋の京都はもの凄い大渋滞です。でも行き帰りとも中心部を回避したので渋滞とは無縁でありました。ホッ。(注:No167は美術館に隣接する公園に置かれた別作者の作品です)

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2009年11月 2日 (月)

城崎 

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城崎温泉の2日目。予定では竹野海岸、香住海岸、餘部を経由し湯村温泉でゆっくりと温泉尽くしを楽しもうと思っていました。ところが宿を出て3分後、土砂降りの雨がまた降ってきました。ロープーウェイ山頂での天気がうそのようです。仕方ありません。計画の大変更です。日和山海岸で日本海の荒波を見に行きます。途中、道路の上を雨が走っていくのが分かります。風がもの凄く強いので現れる現象です。当然、海は大荒れです。車から外に出てカメラを出す勇気はありません。車窓から『フヘェ~』とため息だけが出てきます。次の行き先は、と考える気力も萎え、家路に着くことにします。途中にある出石で昼食を採る為寄る事にします。お店は『近又』。目の前に駐車場があったことを記憶していたからです。12時前でしたがスッと入ることが出来ました。これだけは雨に感謝です。

帰路の途中、独鈷の滝の看板が目に入ります。入山料200円を途中の小屋で払い、フィットを一番山の奥の駐車場に止めると歩いて間もなく滝が見えてきます。そぼ降る雨の中、当然ながら来ているのは僕だけです。滝の流れ落ちる音だけが山の中に響いています。

途中、藍本辺りで視界にススキの穂波が風に揺れている光景が飛び込んできました。雨だし・・と一旦は通り過ぎましたが、後悔はしたくないと思い返しUターン。やっぱり素敵でした。

追伸:城崎温泉の外湯めぐり全湯達成の景品はしゃもじでありました。

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城崎ロープウェイ

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チェックアウトの時間となります。帳場で精算をしてロープーウェイに行くつもりと伝えると車でロープーウェイ会社の方が宿まで迎え(片道のみ)に来てくれるとの由。フィットも12時までなら宿で預かってくれるとのことで甘えさせて貰います。

http://www.kinosaki-ropeway.jp/

思えば この時間だけ雨が止んで晴れ間が覗いてくれました。山頂から望む城崎の街は山間にビッチリと建物が並んでいることが良く分かります。街の真ん中に走る湯の里通りが真っ直ぐに伸びているのが望遠レンズで覗くと見えてきます。

往きのロープーウェイは10人ほどの乗客でしたが、帰りは臨時便だったこともあり僕一人でありました。係りの人とロープーウェイ利用客増加に関する議題について話をします。ところが山麓駅に着くとそこには長蛇の列が出来ています。天気が回復したことで一度に観光客が押し寄せたようでした。

城崎温泉の街並みを名残惜しむようにゆっくりと歩きながら宿に戻ります。係りの方が駐車場に止めてあったフィットを宿まで連れてきてくれます。距離計を見るとなんとジャスト10,000kmです。お~、なんと僕自身が運転せずに10,000kmの達成をしてしまいました(ガクッ)。

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2009年11月 1日 (日)

城崎温泉 

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本日お世話になる旅館『小林屋』は大谿川沿い南柳通りに面して建っています。温泉街の中心に位置しています。今回もじゃらんnetからの予約です。一泊朝食付きの料金が8,000円です。ここに入湯料190円、入湯税150円が加算されます。そしてじゃらんポイントを800円使い差し引き7,540円でありました。

http://www.kinosaki-spa.gr.jp/

城崎の宿は基本的にお部屋で、道路は廊下、外湯が内風呂というコンセプトです。通りには旅館の名前入りの浴衣を着て手にはタオルの入った籠や袋を持って、下駄を鳴らして歩く観光客がそぞろ歩いています。これで7つの外湯を巡り歩きます。其々の湯は100mから400m程の距離にあり、お土産屋さんや昔懐かしい遊技場などを冷やかして見ながら歩いていると距離も全く気になりません。寧ろ火照った身体を少しクールダウンさせてくれるようです。

城崎の宿に泊まる人には通常『外湯券』が付いてきます。以前はチケットだったようですが今回実験中とのことでしたがICカード(保証金500円)を手渡されました。これで電車の改札のようにピッとやる訳です。宿泊者以外の方は600円から800円の入浴料金が必要です。7湯全部の合計が4,600円となります。旅館も夕食が付くとお値段がグッと上がりますが、B&Bであれば極めてリーズナブルに利用可能です。

チェックインを終わらせて外湯マップを頂きます。5湯以上周ってスタンプを押すと景品を頂けると教えて貰います。全湯制覇を目指す僕です。必ずや景品をゲットすることを誓います。宿の目の前に『一の湯』があるのですが、ここは一旦城崎温泉駅に隣接する『さとの湯』からスタートします。南柳通りを右に折れ、駅通りを突き当たると駅です。

そこから『地蔵湯』『柳湯』『一の湯』とまずは4湯を堪能した後、一旦宿に戻り、湯疲れした身体を休めます。う~ん、贅沢です。でも外は生憎の雨。しかも時折激しく降っています。全く止みそうもありません。

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体制を整え、第2弾へと進みます。王橋を渡り湯の里通りを歩いていきます。『御所の湯』『鴻の湯』『まんだら湯』と巡り外湯7つを全湯制覇達成です。7つの湯はどれも其々違った良さがあって素敵でした。少し駆け足でしたの後で又、お気に入りをゆっくりと周りたいと思います。

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外湯によっては下足番の係りの方がいらっしゃって、湯から上がって帰る客の浴衣や持ち物を見てサッと履いてきた旅館の名前の入った下駄を用意してくれます。これがまた職人芸で素晴らしいのです。

ここで再度宿に戻り、夜の城崎温泉を撮りに一眼レフとこの為に買い足した旅行用三脚(DSCのサイドバックにも入る大きさ)を持ち出します。でも雨です。傘とカメラと三脚は結構使いこなしが大変です。カメラは結構濡れてしまいました。タオルを巻きつけますが吹き付ける雨にはどうしようもありません。

雨の城崎もまた風情があっていい、と思い込もうとしましたが、激しい雨にその気持ちは吹っ飛んでいきます。やっぱり晴れがいい・・・

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それでもなんとかお気に入り写真が何枚か撮れたようなので宿に戻り、宿に程近い『柳湯』と『御所の湯』に入ります。雨に冷えた身体がジワ~から溶けていきます。幸せ溶解の法則です。そして宿に戻り今宵最後の『内湯』に入り、本日の打ち止めと相成りました。(暖簾&女性はポスターからの転写です。とても素敵だったのでパチリさせて貰いました)

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翌日も雨。7時から開湯の宿の目の前にある『一の湯』からスタートです。朝食は7時半からなので食事前にひとっ風呂という訳です。う~ん、贅沢、贅沢。宿に戻るとお部屋で朝食です。正しい日本旅館の朝食セットです。朝食を食べ終われば腹ごなしにお風呂です。最後の湯には『鴻の湯』を選びました。一の湯が街の中心にあって多くの人が朝から来ているのに対して、こちらは街外れにあるために僕を含めて3人だけしかいませんでした。おかげでゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。

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玄武洞 

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160万年前に起きた火山活動で誕生した『玄武洞』。地球という惑星の神秘を感じさせてくれます。マグマが冷え固まるときに整然とした形状を創り出し芸術品のような圧倒的な迫力で迫ってきます。南側から『青龍洞』『玄武洞』『白虎洞』『南朱雀洞』『北朱雀洞』と全部で5つの作品です。江戸時代には採石場として利用されていました。

http://www3.ocn.ne.jp/~genbudo/genbu/index.html

円山川の対岸にも玄武岩が分布していて広範囲に火山活動が影響したと考えられています。

ここでも雨が止みません。コウノトリの郷公園に居たときの豪雨のような雨ではありませんが一眼レフを諦め、傘とコンデジを交互に持ちながら洞を周っていきます。

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コウノトリの郷公園 

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昔、冒頭写真のようにコウノトリと人間が共に生活をしていた時期がありました。人間は次第に人間勝手となっていき生物界の独裁者となっていきました。人間にとって都合の良い便利なことが、一方では他の生物達を死に追いやりました。

1971(昭和46)年、野外に残った最後の一羽が死亡、1986(昭和61)年、飼育されていた最後の一羽も死亡、これで日本のコウノトリは絶滅してしまいました。

コウノトリは赤ん坊を運んでくると云われています。幸せの使者であったのです。たくさんの幸せがたくさんの人にくるようにコウノトリの繁殖と放鳥がうまくいくことを願います。

11月1日から3日まで普段は入ることの出来ない野生化ゾーンが特別公開されていました。生憎この日はその野生化ゾーンへ向かっている途中から雨が降り出してきました。ゆっくりとコウノトリを見ることが出来ず駆け足となってしまいました。文化館に戻る頃には本格的に降ってきて車へ戻ることも出来ない状態でした。

http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/

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植村直己冒険館 

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冒険家植村直己さんが冬のマッキンリーの氷の山の中で消息を絶ってから25年となります。植村さんは1941年に豊岡市日高町に生まれました。植村さんの『知恵と技術』、そして『人と心』を伝える為に冒険館は作られました。

http://www3.city.toyooka.lg.jp/boukenkan/index.html

映像ホールで流れていたフィルムで印象に残った言葉たちがありました。

『植村直己が達成した偉業の数々に人が集まったのではなく、植村直己の人間としての魅力に人が集まった。』

『こんなに辛いことをしないと僕は満足できないのかな~』

植村さんの捜索が打ち切られた日、植村さんが大好きで家族のように愛していた落ち零れの犬「イグルー」が死にました。

植村さんと奥さんが一緒に写っている写真があります。奥さんは大変だったのだろうな、でも幸せだったんだろうな、と思いました。

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湯め(夢)の中へ 

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城崎温泉の外湯に入りに行ってきました。城崎は、川が街の中心部を流れていて両岸には柳の樹が水面にその姿を映し、温泉情緒満点の以前より泊まりで行ってみたかった関西屈指の温泉処です。

事前にガイドブックを買いに行きましたが手にしていたのは志賀直哉の『城の崎にて』でした。本当に天邪鬼で自分でも呆れてしまいます。でもそれにもまして驚いたのが『城の崎にて』の内容とその長さでした。文庫本ですが全部で9頁一寸。立ち読みでも読めてしまうほどです。しかもイモリに石を投げてそれが当ってしまいイモリを殺してしまうお話です。もっと情緒溢れる素敵な作品と思っていたので大いにがっかりでありました。勿論、文庫の中に収められている他の作品には素敵なものが沢山あったことを付け加えておきます。

『ある午前、自分は円山川、それからそれの流れ出る日本海などの見える東山公園へ行くつもりで宿を出た。一の湯の前から小川は往来の真中をゆるやかに流れ、円山川へ入る。或所まで来ると橋だの岸だのに人が立って何か川の中の物を見ながら騒いでいた。』(「城の崎にて」より抜粋)

【旅の足跡】 11月1日(初日) 西宮→植村直己冒険館→コウノトリの郷公園→玄武洞→城崎温泉(泊) 11月2日(二日目) 城崎温泉→ロープウェイ→日和山海岸→出石→独鈷の滝→西宮

当初はDSCで行く予定でしたが、天気予報で降水確率80%との由。泣く子と天気には敵いません。素直にフィットで行くことにしました。ロープウェイで束の間の天気に恵まれましたが後は雨、雨、雨でありました。一時は豪雨といってもいい位の凄い雨と風。DSCだったら悲惨なことになっていました。

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2009年10月21日 (水)

オリオン座流星群 

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オリオン座流星群が今年の出現のピークを迎えているとの由。2006年から突然活性化して1時間当たりに見える星の数が以前の20個前後から50個前後へとなったそうです。午後10時頃から出現し、深夜から明け方まで夜空を舞台にした雄大なショーが繰り広げられます。

朝の新聞でこんな情報が載って僕を強く誘惑します。誘惑には素直に従いたいと思います。行き先は辺りが真っ暗で天体観測に適している場所。近所なら猪名川天文台しかない、と固く決心しフィットと一緒に出掛けます。道の駅いながわを経由しいつもの大好きなコースです。初めての人が夜、ここに行くのはちょっと大変かもしれません。道が細く車のヘッドライトだけが視界の世界です。

22時前には駐車場に到着します。思ったより人が少なく感じました。(後から次々とやってきて帰る頃には駐車場は満車状態でした) 

それにしても寒い・・・ウィンドブレーカーを持参しましたがそれでも寒い・・・ 駐車場から天文台へは上り坂となっていますが真っ暗で何も見えません。ここは家から持参してきた懐中電灯が大活躍。周りに居た人も僕の後ろをついて来ます。

三脚をセットし空を眺めます。この姿勢が思った以上に辛いのです。すぐに首が痛くなります。ベストのポジションはビニールシートを敷いてそこに寝転がって空を見る体勢です。これだと首が痛くなることもなく、また空全体を見渡すことが出来るからです。ベテランの方はこの体勢で流れ星を待っていました。

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雲が多くなり星が見え難くなるまで小一時間程、寒さに耐え頑張りました。その間に5つの流れ星を見ることが出来ました。そのうち4番目の流れ星は僕の人生の中でも最長の飛行距離を持ったものでした。まるで漫画の中に出てくる流れ星のようにとても長い軌跡を見せてくれました。空を見上げていた観客からは一斉に大きな感嘆の声が上がりました。多分残りの人生の中でもこれだけ素敵な流れ星を見ることはもう無いでしょう。大感激の一瞬でありました。願い事、これは星が消えてから思い出しました。星が見えている間、刹那の時間は大感動に心が奪われておりました。

カメラを持参しましたが流れ星を捉える事は出来ませんでした。撮っているときは気付かなくてもメモリーにしっかり写っていることをちょっぴり期待したのですが全く駄目でありました。

嫌なニュースを聞きました。六甲山の掬星台で星を観察していた大学生のグループが20歳前後の若者達によりゴルフクラブなどで襲われケガを負わされたそうです。そのような輩にはロマンを夢見る場所に来て欲しくありません。

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